2014年07月23日

中東に、世界に平和は必ず実現する! 〜中東女性平和会議が、「月刊朝鮮」で特集記事に!〈後編〉〜 


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2014.5 エルサレム平和大行進☆


女性は紛争を解決する希望です

(イゼルディーン教授)



「月刊朝鮮」に掲載された
中東女性平和会議の特集記事の紹介、
今日で最後になります。


誰もが平和を叫びますが、
中東平和に向けた道は遠く険しいものです。

パレスチナのアッバス大統領は去る6月2日
イスラム原理主義組織ハマスと
共同政府を構成すると宣言しました。
イスラエルはハマスをテロ団体と規定しているため
即刻反発し、「今後、パレスチナ自治政府と
いかなる対話も行うことはできない」と発表しました。

4月末にケリー米国務長官の主導で9ヶ月間
イスラエル・パレスチナ平和協定が成果を上げずに
終了したこともあって、アッバス大統領は、
共同政府の宣言をしたのでした。
ある意味、パレスチナ結束のための措置だったのです。

しかし、イスラエル側は、「今後、ガザ地区から
イスラエルに飛んでくる全てのロケット砲に対して、
アッパス大統領が責任を負わなければならない」
そのようにパレスチナを圧迫しています。


イスラエルの国会を訪問し、政治家の考えを聞きました。
ジュディス・カープ元イスラエル法務長官補佐官(76歳・女性)は
中東平和に対して、このように説明しています。

「イスラエルには紛争があり、暴力が絶え間なく存在しています。
紛争は、宗教的、歴史的理由と、国家のアイデンティティーに対する
見解の違いによって続いています。
ユダヤ人はホロコーストに対するトラウマから抜け出せずにおり、
パレスチナの人々は、1948年に自分たちの領土を奪われたことに
対するトラウマから抜け出せずにいるのです。
このようなトラウマが、世代を越えて受け継がれてきていることが問題です。
平和と和解を願うのであれば、両国民の心理的な痛みを理解し、
受け入れなければなりません。
このような時に、NGOなどの民間団体が支持と協力を
寄せてくれれば、大きな力になります」

彼女と同じようにイスラエルの政治家たちは、
「我々も平和を願う」という主張を繰り返しています。
しかし、イスラエルは分離壁を建て、
パレスチナを孤立させています。


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過去にアラファト議長と何度も会い、
中東平和について議論した
梁昌植・天宙平和連合世界議長に
聞いてみました。(一部、省略)

(平和には誰もが共感しますが、
現実的には非常に悲観的状況です。
現実的な代案は何でしょうか)

2000年9月の紛争以降
2012年までに公式的な統計だけでも、
ユダヤ人1100人以上、
パレスチナ人6600人以上が死亡し、
2014年4月末現在、6350人のパレスチナ人が
様々な理由でイスラエルの監獄に入れられています。
イスラエルには、875台の戦闘機がある反面、
パレスチナには、たった1台の戦闘機もありません。
強者であるイスラエルが雅量を示さなければなりません。
持てる者の力が相手に対する雅量として示される時、
自ずと武装は解除されることでしょう。

(イスラエルの「分離壁」については、どのように考えますか?)

最近、イスラエルはパレスチナの土地に壁を建てています。
パレスチナが「分離壁」と主張する反面、
イスラエルは「セキュリティー・フェンス」だと説明しています。
高さ8mの塀が700kmにわたって造られ、
学校と隣人が隔てられているのが実情です。
パレスチナの領土の中にある、イエス様が生まれた
ベツレヘムも塀で囲まれており、
パスポートがなければ入ることが出来ません。
国際法上はパレスチナの土地に、イスラエルが
海外から来た自国民のための定着村を造り、
自分たちの領土を広げているのです。
これには、国連もアメリカも反対しています。
アメリカからの絶対的な支持を受けている強者イスラエルが、
より前向きな姿勢に転換することが必要です。

(今後の計画はどのようなものですか)

もう少し国際的な連帯をしていこうと思います。
問題は、イスラエル、パレスチナ双方の
宗教的な過激派です。
互いの主権を認め、持続的な善隣関係を
結ぶようにしなければならないというところに
国際社会は共感しているのです。
中東における超宗教和合運動こそ、
政治的安定のための第一歩です。
宗教的な教理が人権の上に立つ時、
その宗教は社会悪になるのです。
UPF(天宙平和連合)は、中東に恒久的な平和が
定着するまで、持続的に世界的なNGO運動を展開していくでしょう。


5月初め、ヨルダンのアンマンでイゼルディーン教授と
インタビューをしたとき、中東平和のビジョンについてこう話しました。

「私は、人の命を救うことが世界を救うことであると信じています。
人は、世界のどこに住んでいても、似ているのです。
爆弾が私の娘を殺しましたが、
私は憤ることなく、懸命に世の中に向かって語りかけようと思います。
許すことによってパレスチナ問題が
解決できるのかと反問する人もいます。
しかし、不可能なことはないと信じています。
世界は正義と平和を願っています。
無知と驕慢が問題を起こすのです。
互いに恨み始めれば、結局、怨恨の海に皆、沈んでしまうのです。
恨むのではなく、許さなければなりません。
女性と男性は、互いに協力し合わなければなりません。
女性は紛争を解決する希望です。
女性を通して新しい生命が誕生します。
人は、隣人のために何かをすることができます。
皆さん自身を信じるように、勧めたいと思います。
このような信念を持って、行動しなければなりません。
そうしてこそ、皆幸福に、ともに暮らすことができるのです」

韓国のNGOが蒔いた種が、
許しと和解に向かう小さな歩みとなることを期待しながら、
エルサレム・テルアビブ空港を後にしました。

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世界平和女性連合、天宙平和連合共催の
中東女性平和会議(於:ヨルダン)と
エルサレム平和大行進のレポート(2014.5)

「月刊朝鮮」7月号
「海外現場:中東平和に向けた『NGO』の超宗教和合運動/
宗教の壁を越えたエルサレム平和行進」より



上の梁昌植議長とアラファト議長が握手している写真は、
月刊朝鮮に掲載されていたものです。
梁議長は、アラファト議長と10回以上会合を持ち、
エルサレムに非暴力学校を建てることに合意しました。

アラファト議長は、
天宙平和連合を始めとする私たちの平和活動、
さらには、その背後にある文鮮明先生の平和思想に
少なからず関心を持たれていたのだと思います。

それにしましても、前編でも紹介した
イゼルディーン教授のメッセージは感動します。
また、この「月刊朝鮮」の李ジョンヒョン氏の
記事の視点も、偏見なく中東及び世界の平和にまい進している
真の父母を中心とする私たちの活動を
支持してくれている、温かい理解を感じるものです。

私たちがもっと世界や紛争問題に目を向けつつ、
今、私たちが行なっている活動も
世界平和に連結していることを思いながら、
意識を高めることが重要だと思います。


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posted by ten1ko2 at 17:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする