2015年12月18日

愛していると伝えたい! それには、まず「聞く」ことから?! 《家庭力up↑講座》



86oon_web_2306_s630x498.jpg


久しぶりに多田講師による
家庭力アップ講座を紹介します。
今回は、≪愛情の伝え方≫
その一番目、「共感的聞き方」です。


共感的な聞き方は、以下のような内容あります。

1)子供が話したことを繰り返してあげて、聴いてあげること。
2)聴いた話を本人に理解できるように言い換えて話してあげること。
3)子供の考えていることを心で汲み取ってあげること。

以上の三段階があります。
子供の心を汲み取って聞くことが一番、愛情が子供に届く聞き方です。

一つの例題を紹介します。
22歳の娘を持つ母のことです。
普段はほとんど話をしないのですが、
親子で夕食をした後、
娘のほうから母親に話しかけてきました。
めずらしく、娘が会社でのことをいろいろ話してくるのです。

母親は、これはよく聞かなくてはと思い、
しばらく聴いていたのですが、
母としていろいろ気づくことがあり、
ついアドバイスをと思い、話してしまったのです。

すると娘は黙ってしまいました。
母親は、しまったと思ったのですが、
娘は寂しそうな顔して
「ただお母さんに聞いて欲しかっただけだから」と言いました。
その時、最後まで、娘の話を聞いていればよかった、
と反省したというのです。


話を聞いて子供の気持ちを共感していくことが、
親の愛が子供に届くときなのです。
共感的に話を聞くことは、
親と子供の心が一心になるために大切なことなのです。

ここで、「共感的に理解する」ことの効果を紹介しましょう。

1)親の思いやりが子供に伝わり、愛情を感じ心が満たされる
2)心が正常に働き、自立の心が育ち、思いやりの心が芽生える
3)自己を見つめる心のゆとりが生まれる
4)親に対する信頼感が一段と深まり、自分の抱えている問題に気づく
5)自分で解決しようとする意欲が起きる
6)自分で解決するための能力が身に付く


何度も何度も、「共感的に話を聞く」為の練習をしてみてください。
共感的聞き方が必ず、自分のものとなることでしょう。

私たち親は、さまざまなことがあったとしても、
子供を愛していることに違いはありません。
ただ、愛しているからといって、
親の愛情が子供に届いているかというと、そうではないのです。

そして、親という立場で、意外と子供を理解しようとはせずに、
子供に要求ばかりしていることが多くなってしまいます。
それでは、親の愛情が子供に届かないのです。

今までの親の対応を見ると、「良かったらほめる、悪かったら叱る」、
ということが多くあったのではないでしょうか。
このことが全て問題だというわけではありませんが、
良かったら褒めるというのは、親子にそんなに問題はないのですが、
「悪かったら叱る」ということを考えて見ましょう。


例えば、子供が、犬に餌を上げる役割を担当していたとして、
子供が三日間犬に餌を上げないので、親は仕方がなく、
犬に餌を上げていたとしましょう。

そうすると、子供は犬に餌を上げる責任があるわけですから、
怒られても当然なのですが、
親は自分の基準に合わせて叱っている場合も多いのです。

また親が問題を持っているから叱る場合があります。
心に余裕がなく、感情的になりつい叱ってしまう場合です。

子供が犬に餌を上げることは子供の責任であるわけですが、
何かの事情を抱えていることもあります。
いじめられていたり、壁にぶち当たっていたりすることもあります。

ですから、子供が、犬に餌を上げなかったことは、
子供からのメッセージだと理解することもできます。


親の価値基準で、子供を判断していますが、
子供には子供の観点があるのです。
子供の事情を理解して、接する必要があります。
子供の事情を理解してから子供に対しての接し方を決めてもいいのです。

子供が問題を抱えたときやってはいけないことは、
命令、脅迫、説教、提案、非難、賞賛、同情、侮辱、分析などです。

不登校になったときに、「学校に行かないと立派な人間になれないよ」
と言って、学校に行かせようとする。
また褒めるということもいけないようです。
それから激励、質問も避けたほうが良いでしょう。


ある都市での「いじめによる自殺」の例を紹介します。

もし親がよき相談相手になっていれば自殺は起こらないことが多いのです。
ところが両親が相談相手になれないことがあります。

自殺者の中には、親が子供の相談相手になれていない場合があります。
その地域で自殺した子の遺書には、子供の悩みを何とか解決しようと、
親が子供に質問した10の内容の回答が書かれていたのです。
その親は、子供がなぜ質問に答えなかったのかと悩んでしまいました。

それは、親から質問をすることが、子供にとって苦痛になることがあります。
質問された子供には、それに答える心の余裕がなかったのでしょう。

ですから応えたくない子供の気持ちを
理解することが必要なのではないでしょうか。
こどもの7〜8割が、親から理解されていないと感じています。

何とか、子供に回答を教えてあげたいと願うのですが、
「教える」というのは、親の心を満たすだけになりがちで、
子供に愛情が伝わらない場合が多いのです。

共感的に子供の気持ちを理解してあげることが、
親の愛情が伝わる方法であり、子供の問題を解決できる方法になるのです。



犬の餌に関しての例題があげられていましたが、
先日、長男においても、私から見れば、
「これはおかしいだろう・・・」
というようなことがあり、少し質(ただ)したら
逆切れされてしまいました。

もし、そのまま、息子に対して、
複雑な思いを持って見つめていれば、
息子に対する目線が変わり、
穿った形で息子をみていたでしょう。

家内とも相談して、
祈ってみることにしました。
また、変わらずに接することができたのは、
何よりだと思います。

思春期の子供は敏感です。
一人一人にふさわしい接し方をしていきたいと思います。


応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ


※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)