5周年聖和祝祭の時に、
2017 天一国指導者総会がありました。
鄭元周(チョンウォンジュ) 総裁秘書室長が
貴重な証しをされています。
3回に分けて、紹介します。
☆
今日は、皆さんと共に、
「侍る」ということについて、考えてみたいと思います。
なぜなら、天一国は、天の父母様、真の父母様に「侍る」
天宙大家族を意味することだからです。
それでは皆さん、侍るとは何でしょうか?
私は、光栄にも一生を通じて侍らせていただいています。
しかし、正直に告白しますと、
まだ、侍るということをよく知らないのです。
なぜなら、侍るというのは、侍る主体でなく、
侍る対象のためにするからなのです。
たとえば、両親に対して、自分としては、
良く侍ったと思ったとしても、
侍る対象である両親にとって、迷惑であれば、
良く侍ったとは言えないのではないでしょうか?
☆
侍ること、その心持ちと姿勢を
実は、真の父母様から学びました。
様々な困難を乗り越えてきたことも、すべて、
真の父母様が天の父母様に対し、侍ってこられた伝統、
孝情の伝統を学びました。
さらには、天の父母様を解放して、
失った父母の位置を復帰して差し上げ、
死亡圏で苦しんでいる人類を天の父母様に戻していく、
そのために骨がきしみ肉が震える苦難に打ち勝ち、
父母を失った孤児の身に陥った人類を導き、
世界救援の道を歩んでこられた真の父母様の
犠牲の道を見てきました。
☆
ここで、証しを紹介したいと思います。
真のお母様がある子女様のために
学校に行かなければならないことがありました。
「両親のうちどちらか一人は必ず来るように」
そのように、数日前に学校の先生から言われていました。
そして、学校に行く日の早朝、
お父様がお母様に次のように言われたのです。
「今日、天の摂理のため、南米にいかなければならない。
オンマ、荷造りをして、早く行こう」
その時、お母様はお父様に、静かに事情を伝えました。
「今日は、学校に行く事情があるので、午後に飛行機で行きます」
ところが、お父様は人情と天情について、
また、人倫と天倫についてみ言を語られました。
そして、お父様は、強い口調で語られたのです。
「子供のことはほかの人に任せて!
天の大事のために南米に行かないといけないんだ」
聞いている私はとても胸が痛み、
そして、お母様の表情を見ました。
すると、お母様は涙を胸に鎮(しず)めて
表情を一つも変えずに、荷造りをして、
お父様と一緒に南米に向かわれたのでした。
(文責:te1ko2
☆
真の父母様は、天のみ旨、摂理を優先させるべく、
真の子女様を犠牲にせざるを得ない、
そんな道を歩まれました。
今回の証しもそのうちの一つだと思います。
今、お母様においても、
真の子女様との関係の中で、
複雑な問題が生じています。
そこだけに意識と心情を投入されれば、
解決できる内容もあるかもしれません。
しかし、何よりも天を愛し、み旨を愛しておられるので、
御子女様のこと以上に私たちを愛し、
導いてくださっておられます。
そして、お母様は何の思いもないのではなく、
『涙を胸に鎮めて』歩まれていることを
私たちは忘れてはいけないと思います。
明日に続きます。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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