浅川先生の霊界シリーズ。
今回は、四大聖人からのメッセージ、
儒教の開祖、孔子からのメッセージを紹介します。
☆
人間と人間の関係、特に親子関係の礼節を事細かに定めたのが孔子です。
天と先祖と親に対する礼節を唱えました。
霊界で孔子の姿を見た人の報告によると、
孔子の行った霊界は、楽園の下流層であったそうです。
楽園で雪の降る極寒の中で修行している姿を見たといいます。
強い精神力をもって、霊界でも礼節を貫き通していらっしゃるようです。
☆
孔子は多くの言葉を残し、『論語』としてまとめられています。
しかし、著作を見るたびに、孔子は心に痛みを感じると言っているのです。
生前、あるお弟子さんが孔子に対して、
「先生の教えの中には人間関係が詳しく説かれていますが、
人間は死んだのちどうなるのでしょうか」と問うたそうです。
そのとき孔子様は、「生を知らず、いずくんぞ死を知らんや」と答えたそうです。
生きることの意味を知らないのに、
死後の人生を知ることができるものかと言われたのです。
この言葉と人生観が、霊界に行ってみてから、孔子を苦しめているのです。
☆
孔子は次のようなメッセージを地上に伝えています。
「孔子は卑屈な人生を送ることのないよう、とても努力をしたが、
来世について深く関心をもたなかった。
そのため、霊界の生活のために準備せずに生きてしまった。
孔子の残した書籍の中には、
来世まで責任を負うという文句は見いだし難いはずである」
孔子はたくさんのことを教えましたが、霊界に対する準備のために、
どのような生き方をすればいいかという、
最も大切で根本的な指導をすることができなかったと、深く悔やんでいます。
浅川 勇男・著
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第七章 霊界人からのメッセージ
四大宗教聖人からのメッセージ A孔子
(光言社・刊『幸・不幸と霊界の仕組み』より)
第七章 霊界人からのメッセージ
四大宗教聖人からのメッセージ A孔子
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人としての生き方を残された孔子の功績は、
とても素晴らしいものがあると思います。
しかし、彼は霊的な側面においては、疎かったのだと思います。
人間は、地上の人生だけでなく、
永遠の世界、霊界があるということ。
そして、霊界で正しく生きるために
地上の人生をどのように生きるのか。
このことを知っているのと知らないとでは、
生きる意味合いが全く変わってきます。
もともとは霊的に鈍いものであるにも関わらず、
霊界で正しく生きられるように、
み言を与えてくださった、
真の父母様に深く感謝したいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
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無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
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