少し前になりますが、
サントメ・プリンシペの歴史的な勝利。
その立役者の一人は、
大会のあと、世界平和青年連合(YSP)の世界会長に抜擢された、
松田会長だと思います。
現地語のポルトガル語の語学力をいかして
活躍されたと聞いています。
当時の裏話を証しして下さっています。
(一字一句は正確ではないことをご承知おきください。)
☆
私は、今回の歴史的な大会を行うために、
3か月前から現地に滞在しました。
まずは、この国がなぜ、国家復帰第一号として、
選ばれたかをお伝えします。
2018年10月にサミットがあった時、
サントメプリンシペの3人のVIPが参加しました。
その時、彼らは、お母様のメッセージにとても感動したんです。
そのあと、一緒に食事をする機会がありました。
「私たちの国は、若者がとても多いのです。
35歳以下の若者は、国民の70%もいるのです。
しかし、この若者たちの教育が課題なのです。
ぜひ私たちの国に来ていただけないでしょうか」
そのことをアフリカYSPに報告し、いろいろと議論しました。
そして、結論として、「この国に集中していこう」
ということになりました。
☆
2019年に入り、新しい首相が就任しましたが、
この方は、とても素晴らしい人です。
そして、青年学生の教育にとても関心をもっておられます。
私たちのYSPにも非常に関心を持ってくださっています。
首相も大統領もサミットで、お母様と直接会われました。
私は4月にサントメに行ったのですが、
お母様を国賓としてお迎えしたいと言ってこられ、
5月にユンヨンホ事務総長が政府と話し合った結果、
正式にお母様をお迎えすることが決まったのです。
☆
この国は、摂理国家でもなかったのに選ばれました。
大きかったのは、お母様が2018年1月セネガルに行かれて、
ゴレ島で祈祷をされたことです。
実は、サントメも島国であり、昔、奴隷売買の経由地でした。
お母様が黒人の解放のために精誠を捧げました。
その結実によって、サントメが浮かび上がってきたのです。
一気に摂理が進んでいきました。
お母様の天運と勝利圏によって、
サントメが立てられたのです。
これが勝利した一番のポイントだと思います。
☆
教会の隣にYSPのセンターを作り、
青年宣教師でポルトガル語が分かる人などが現地に行きました。
首相の提案で、サマーキャンプを企画することになりました。
首相は、「この国は休みに入ると、学生たちは何もしないんです。
サマーキャンプをやっていただきたいと思います」
そこから、出発しました。
私たち青年宣教師と現地の学生が、一緒に生活をしたサマーキャンプ。
朝は、お父様の自叙伝を訓読して、そのあと、奉仕活動をします。
10日間のキャンプでした。
この内容は、国営放送でも流れました。
☆
その時、一つの大きな事件が起きました。
カトリック司教が反対声明を出したのです。
このままだと、大会が難しくなるのではないか、
私たちはそこまで考えました。
しかし、政府が姿勢を変えなかったのです。
私たちの世界的業績を理解されていました。
そして、司教ともじっくり話していく中で、
誤解や偏見を解いていくことができました。
そして、「イベントに参加してもいい」
という結論に至ったのです。
☆
今回のサミットは、国会議事堂で行いました。
祝福式も政府が協力、応援をしてくださいました。
この日を迎えるまでに、予備祝福を行い、
地元の代表者、1000名が参加しました。
☆
そして、青年学生大会に4万人が集まりました。
サントメプリンシペの人口20万人のうち、4万人です。
ほぼ一日やったのですが、国営放送で生中継されました。
タイトルは、「国の光となろう」ということで、
日本の青年大会で「シナジー」をしていますが、
同じように、問題解決のためにスピーチをしてもらいました。
また、ミュージックコンテストなどもしました。
サントメの歴史の中でこれまでで最大のイベントであり、
これほども盛り上がりはかつてなかったといことでした。
これを機に人格教育をして、
国を良くしていく運動を展開していきます。
☆
勝利した二番目のポイントは何かといえば、
やはり、一体化です。
内部がひとつとなり、
内部と政府とひとつになりました。
☆
さらには、青年学生が先頭に立ちました。
これは、勝利の第三番目のポイントだと思います。
キャンプのあと、現地のメンバーがスタッフをやりたい
ということで、1DAYを開催しました。
統一運動や真の父母様の生涯路程を学びました。
その後、20日間彼らは、動員活動をしました。
訪問し、街頭で声をかけて、
青年学生大会(世界平和青年学生連合 ピースフェスティバル)のよびかけをしました。
もともとは2万名予定だったんです。
しかし、ふたを開けてみたら、4万名の大会になりました。
彼らが2万名集めたわけです。
☆
お母様に朝食会でそのことを報告させていただくと、
お母様は、大変喜ばれました。
そして、「子供たちに会いたい」と言ってくださいました。
お母様の前で、ダンスをしたり、サントメの歌を歌いました。
お母様は、次のように話されました。
「あなたたちはピュアウォーターになっていくんだ。
これから、しっかりと勉強して、環境浄化をして、
将来は、国の指導者になっていくんだ」
彼らは、「大変感動しました」(と言い、)
閉会式の時、「7日間修練会で学びたい人」
と尋ねたら、ほぼ全員が手を挙げました。
国の発展は青年にあると感じます。
本当に天運の中で導かれた大会だったと思います。
(文責:ten1ko2)
☆
小国サントメ・プリンシペは、
とても若い国、希望の国ですね。
70%が35歳以下なんて、
日本からすると本当に羨ましい限りです。
そんな国の青年たちが4万名集まって大会をしました。
また20万人口の70%といえば14万人、
そのうち4万名ですから、
赤ん坊や子供たちを除くと、
本当に多くの青年学生が参加したのではないでしょうか。
サントメには食口はほとんどいません。
YSPや宣教師、アフリカ全土からの応援で行ったのですが、
現地のサマーキャンプに参加しただけの青年たちが、
このように大きな力を発揮しました。
松田会長が言われたように、
もともとは摂理国家ではないサントメが
国家復帰第一号に選ばれました。
おそらく、当初はお母様の意識にもなかったと思います。
神様はよくぞこの国を準備しておられました。
短期間の中で、ここまで進展したのは、
お母様のゴレ島での解怨が何よりも霊界を動かし、
また、お母様を始めとしたスタッフの精誠が
実りを結んだのだと思います。
私たちも精誠を捧げて歩むこと、
そこに必ず天は覚えておられ、
何かの形で実を結ぶことを確信します。
改めて、サントメプリンシペの勝利、
おめでとうございます!
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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