自己牧会プログラムによる、
良心との対話。
今日は、韓国人牧会者(牧師・教会長)の体験談、
「与えられた言葉は『謙遜』」です。
☆
韓日祝福を受け、日本に来て23年になります。
私は長く牧会者をしていたので、息子にも
牧会者になってほしいという夢がありました。
最近その息子が、「鮮文大で神学を学んで、
牧会者の道を行きたい」と打ち明けてくれました。
とてもうれしかったです。
ところが詳しく聞いてみると、息子の予定としては、
STF1年、語学院1年、軍隊2年、
そして鮮文大4年で、
卒業までに合計8年かかるというのです。
「これは長過ぎる」という気持ちが湧いてきて、
「もっと短くする方法はないか」ということで、
息子と話し合いました。
けれども息子は、
「自分の考えは決まっています」の一点張りです。
☆
大きな声で「駄目だ」と言いそうになりましたが、
「自己牧会プログラム」のことを思い出して、
踏みとどまりました。
そしてその教えのとおり、
「自分が正しいという思いに囚(とら)われてはいけない。
相手の意見をありのままに受け止めてみよう」
と思い直したのです。
その上で天のみ意を尋ねてみたら、
良心から「謙遜」という言葉が与えられました。
☆
実は私は、鮮文大在学中に伝道されました。
大学で出会った先輩の二世、同輩の二世たちは
今、公職に就いて立派になっています。
私はその先輩や同輩の謙遜で美しい心に感動して
統一原理を学び始め、み旨を歩むようになったのです。
そのことを思い出し、謙遜になって
息子の意見を聞いてみようと思いました。
☆
こうして、もう一度息子と話し合ってみると、
思いがけず息子が学生時代に感じた
たくさんの苦しみについて聞くことができました。
このように息子と向き合うことがなければ、
知ることができなかったと思います。
わが子を神の子女として信じて、
最後まで見守っていきたい気持ちはありながらも、
自分のこと、自分の気持ちで
いっぱいいっぱいだったことを反省しました。
これからも自己牧会プログラムを通して、
良心との対話に基づいた生活ができるように
頑張っていきたいと思います。
(日本在住・韓国人男性 50代)
私の心の中にいる神様 51
与えられた言葉は「謙遜」
(blessed lifeより)
私の心の中にいる神様 51
与えられた言葉は「謙遜」
(blessed lifeより)
☆
息子さんが、御自身と同じ
「牧会者の道を行く」
そのように言われただけでも
素晴らしいのにな。。。
そう思ってしまうのは、
私だけではないでしょう。
このような立派な息子さんに対しても
ダメ出ししたくなるのが、
親心なのかもしれません。
私自身を見ていて感じますが、
親の欲目というのは、
限りなく出てきてしまうものですね。
自分の思い、感情に囚われそうになる時、
一歩立ち止まって、良心の声を聴く、
これは、習慣になるくらい、
意識し、実践しなければならないと、
つくづく感じさせられました。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)