2011年02月17日

マインドコントロールへの素朴な疑問


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先日、元オウム真理教の幹部に対する最高裁の判決があり、
被告側の上告が棄却され、死刑が確定しました。
オウム事件による死刑確定者は11人目だといいます。

弁護側は、「松本死刑囚(麻原彰晃)に盲目的に従っただけであり、
現在は反省しているので、無期懲役刑にすべきだ」
と求めていましたが、その訴えは通りませんでした。

過去に犯した罪を反省して懺悔の生活をしている者もいれば、
監獄の中で、いまだに修行を行っている者もいるといいます。
しかし、どちらも判決は『死刑』なのです。

以下、法律に詳しくない者が、素人目に見た感想です。

弁護側は、言葉を変えていうならば、
「彼は麻原にマインドコントロールされていたから、
自分の意思によってやったわけではなく、
責任能力はないから、罪を軽くしろ」
ということになると思います。

さて、統一教会に話題を移します。
拉致監禁されて、脱会する元信者の多くは、
「統一協会(もしくは文鮮明)にマインドコントロールされていた。
だまされていた。とんでもないところに入っていた」
そして、「金を返せ、青春を返せ」と訴訟を起こします。

そのことを踏まえて、
以下の事件について考えてみたいと思います。
特商法違反容疑で信者が逮捕されました。
法律に違反したのだから、当然刑を受けるわけです。

そこで、素人の素朴な疑問です。
「私はマインドコントロールをされていました。
ですから、罪を軽くしてください」
と訴えれば、罪は軽くなるのでしょうか。
まあ、こんなことを言う信者はいないと思いますから、
あくまで、仮説として考えてですけど。

さらに疑問です。
元信者の中に、信者を指導していた人がいるとします。
ビデオセンターに信者が新しく連れてきた人を
以前のようなトークでコース決定したとするなら、
これは罪にならないのでしょうか。

そして、特定商に関わる責任を与えられていた人が
元信者の中にいるとするなら、
この人は罪に問われないのでしょうか。
もちろん、元信者を訴える人はいないので、
これも仮説として考えた場合になりますけど。。。

「青春を返せ」 と訴えた元信者たちは、
マインドコントロールされたとして、訴訟を起こしました。
過去を反省して、脱会しているとするなら、
「自分はこんなこともしました。あんなこともしました。
本当に申し訳ありませんでした。」
と警察に自首する人がいてもいいのではないか、
と思うのですが、いかがでしょうか。

『私は今まで、マインドコントロールされていた。
すべては統一協会のせいであり、文鮮明のせいだ。
だから、私には一切責任はない』
この屁理屈がまかり通ってしまうのが、
拉致監禁・強制改宗のおそろしさであると思うのです。


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posted by ten1ko2 at 08:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | マインドコントロール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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