2012年12月02日

彼女にとって「拉致監禁は悲惨と言うよりは絶望」だった!


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舞い落ちて踏みつけにされた花びらは、
どうやって生きていけばいいんだ…*


昨夜、東京で行われた
「宿谷麻子さんを偲ぶ会」
に参加させていただきました。

先日もお伝えしましたが、
宿谷さんは拉致監禁によって
統一教会を脱退しましたが、
拉致監禁はよくないと訴えて
「拉致監禁被害者後藤徹氏の裁判を支援する会」の
世話人にもなっている方でした。

本部の関係者や、
縁のある方、また私のような
拉致監禁経験者など
40人くらいが集まりました。

彼女と同じく、
後藤さんの世話人になっている方の
代表祈祷のあとに、
宿谷さんの映像が流れました。

ご自身の体験談、
拉致監禁の不当性を
はっきりと訴えていました。

そのあとに、
米本さんのメッセージ
本部関係者のコメント
後藤さん、小出さんの
追悼メッセージなどがありました。
(小出さんは、医師であり、
拉致監禁経験者として、「すくう会」の
代表をしておられます)

途中印象的だったのは、
宿谷さんにお世話になった方の
証しです。

親が反対牧師とつながっている、
そのことを知った娘が
お母さんと共に
宿谷さん親子に会って
拉致監禁の悲惨さを聞いて、
未然に防いだ・・・
そのような証しでした。

「自分がここにいるのは、
宿谷さんのお陰です」
彼女は涙ながらに証ししていました。

そして、そこには
証しした女性の
お母さんも参加していたのです。

宿谷さん母娘との授受がなければ、
お二人とも教会にいなかったかもしれない、
そう思うと、
宿谷さんは本当に功労者であると感じました。

そんな宿谷さんは、
どのような心情で
生涯を終えられたのでしょうか。

彼女は
「拉致監禁は悲惨と言うよりは、
絶望ですね」
そのように言っていました。

『絶望』という言葉に
物凄い重みを感じました。
彼女の人生は、
そういう言葉を語らざるを得ない
壮絶な人生だったといえるでしょう。

宿谷さんは
拉致監禁後に精神的に不安定になり、
アルコールを飲まなければいられなくなり、
最初はウイスキーを、1ヶ月に1本だったのが、
2週間に1本になり、
とうとう4日に1本、
最後には2日に1本飲むようになってしまいました。

悪夢にも、うなされました。
ハリウッド映画に出てくるような、
大きなモンスターが現れて
自分を食い殺そうと
襲い掛かってくる、
そして殺された、と思ったら
目が覚める。

また、幽霊が現れて
金縛りにさせられ、
あまりにも苦しくて目が覚める。

そのような夢を毎日、毎日、
何度も何十回、何百回も見ていたのです。
どれほど恐ろしいかしれません。

また、PTSDによって、
アトピー性皮膚炎になってしまいました。
精神を落ち着かせるために
薬も一日20錠飲まなければならない、
そのようなときもあったといいます。

宿谷さんは、脱会した後に、
脱会者や反対牧師と交流を持っていました。
しかしその時も
「拉致監禁はよくない」
そのように訴え続けたといいます。

結果的には、
脱会者とも絶縁状態になり、
もちろん教会側とも交流がなく
本当に独りになりました。

彼女はご自身で
『夜桜餡』というHPを作っています。
URLはこちら、
 http://www5.plala.or.jp/hamahn-k/

その中で、ご自身の気持ちを
このように書いています。

******

夜桜は夜の桜

闇夜に光り、静かに舞い散りながら
この世界に一人、孤独生きる

戦士は死に場所を求め、戦場に向かい
命を削って、犠牲となった

舞い落ちて踏みつけにされた花びらは、
どうやって生きていけばいいんだ


http://www5.plala.or.jp/hamahn-k/kimoti.htm

*****


なんとも重いです。。。

彼女のHPの題目にもなっているように、
今回の偲ぶ会でも
桜のイメージで花を飾りました。

「拉致監禁はよくない」
この思いをご自身のPTSDをきっかけとして、
強く訴え続けられた宿谷麻子さん。

改めて先駆者であると思いました。

そして、この遺志を受け継いで
拉致監禁撲滅のために
さらに邁進しなければならない、
そのように、決意を新たにいたしました。

また、被害を受けた方の中でも、
教会員、元教会員に関わらず、
不当性を訴える勇気ある人が
このことを機に、
さらに現れて欲しいと思います。

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※この写真が遺影に使われました。


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posted by ten1ko2 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | *拉致監禁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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