2013年06月06日

「書写」は国家プロジェクトだった?! 新しい国造りのために! 日本人の心に刻まれた1330年の歴史


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自叙伝書写を推進しておられる浅川先生が
書写の歴史について語ってくださいました。

日本の書写(写経)の歴史は約1330年前にさかのぼります。
天武天皇が当時、国家というものがなかった日本に
新しい国造りをしようと思いました。
その願いは奈良・平城京という形で実を結びます。

このとき国民の心を癒し、体を癒す、万民が幸せになるように
そう願ってつくられたのが、薬師寺という寺でした。
「薬師如来」心の病と体の病を治す仏様。

そして、天武天皇は国民が豊かになるようにと
書写を国家的事業として始めたそうです。

(実際ウィキペディアでは、以下のようにあります。
天皇の仏教保護も手厚いものがあった。
即位前には出家して吉野に退いた経歴を持つ。
即位後、2年(673年)3月に川原寺で一切経書写の事業を起こした)

したがって書写は日本においては
国家の事業として始まりました。

浅川先生が感動したのは、
「『奈良時代は写経時代』である。
天皇から国家官僚にいたるまで、
仏の字を書き写す。
万民の豊かな生活を願ってやる。
天皇自らがやる」
ここが凄いと思ったそうです。

東大寺がありますね。
これを建立したのが聖武天皇・光明皇后であり、
お二人とも書写を熱心にされました。

とりわけお后の光明皇后は
数千巻の書写をされ、
その一部が正倉院に眠っています。

最初に紹介した薬師寺ですが、
終戦の頃は
奈良時代から現存するのは、
東塔のみであり、ほかの塔は消失して
残っていませんでした。

そこで再建をするのですが、
それをしたのが、名物管長といわれる
高田好胤(たかだこういん)です。

1330年前、天武天皇が
何もない中、新しい国造りを決意されたように
何もない中、薬師寺の再建を始めたのです。
時も戦後、人々が食べるものにも事欠く時代でした。

これもウィキペディアから抜粋します。

再建費用は大きな課題であった。
金堂の再建だけでも約10億円が必要だったが
檀家組織を持たない薬師寺にはその負担をするのは困難であった。
そこで高田は全国の篤志の人々から
一人1000円の写経納経の供養料を集める勧進を行い、
これを賄おうと考えた(写経勧進)。
一人1000円では100万人の写経が必要であった。
当初は一年に一万巻しか集まらなかった。
高田は全国、800以上の市町村で8000回におよぶ講演をして周った。
高田の書籍出版が好調だったこと、
三越百貨店での月光菩薩展示も追い風となった。
これによって復興事業は一挙に進んだ。
1976年には念願の100万巻が達成され、同年、金堂が再建された。
その後も写経勧進は進み、1997年には600万巻にのぼった。
写経勧進は現在も薬師寺の大きな柱の一つとなっている。
好胤の没後、大講堂が落成している。


写経(書写)を大事業として展開させながら、
そのことによって、薬師寺が再建したのです。

ちなみに、聖武天皇の時代に
専門の写経生たちによって、
国家事業としての写経が行われたのですが、
彼らは、写経所というところで寝泊りし、
休みなく朝から晩まで書き続けたそうです。

『法華経』に、「この経を受持し、読誦し、解説し、書写し、
説の如く修行すれば、よく大願を成就す」
とあります。

「み言を受け入れ、訓読と講義と書写をし、
み言を実践(生活化)すれば
大願を成就できる」と理解すれば、
自叙伝書写にも通じる内容ですね。

このように重要な位置づけをされていた写経(書写)。
その伝統の下に
天一国という国造りを成す使命のある私たちが、
今また、おこなっているということが
とても意義深いものであると感じます。

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お父様のみ言

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