2014年07月29日

子供たちと「1対1デート」、「一時停止ボタン」で悪い流れを断ち切る?! 《多田講師の家庭力UP講座》


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これからは皆さんに、私が大きい夢を、期待を
かけてみようかと思っているのですが、
どうですか?


ハワイ二世、三世修練会での真のお母様のみ言
(天暦6月26日)



多田部長の家庭力アップ講座。
今日は、「一時停止ボタン」です。
一度紹介したことがありますが、
まとまった流れで語られていますので、
改めて紹介します。


私たちが目指しているものに家庭文化があります。
家庭文化の核心である真の愛は、永遠に共に暮したいと願う心です。
ですから家庭文化は、会えばまた会いたいと願います。
朝、会社に送り出したのに昼になれば声が聞きたくなるのです。
また、持っているものを何でも与えたくなります。
そして、そうできないときには、切なくなるのです。

以前、娘と一月に一度、父と娘のデートをしていました。
いろんな理由で毎回、マクドナルドでのデートでした。
楽しく話をして、父と娘の間に問題がないときに、
私は娘に伝えたい大切なことを話しました。
神様、父母様との出会いなどです。
マックにいるときにふと娘を見ながら、
「この子が、家庭を持ったら、家族のために
どんな料理を作ってあげるのだろう。
ひょっとしたら、マック味かもしれない。
そう思うと、この子にフランス料理や中華料理など食べさせてあげたい。
そして、その料理の味を教えてあげたい。」と考えました。

でも諸般の事情で、そうできない切なさを感じたのです。
また、私たちの目指す家庭文化は、分かち合いたいと願うものです。
喜びや悲しみやさまざまなことを、
私たちは分かち合いたいと願うでしょう。
そのようにして家族としての一体感を感じたいと願っています。

私たちは、なんと感情的になりやすいことでしょうか。
私たちも何度も経験したことがあるでしょう。
その勢いに流されて心にもないことを言って、後悔することがあります。
そして、「あんなこと言うんじゃなかった。
あの時ちょっと止まって考えていれば、
あんなことにならなかったのに」と思うのです。

些細なことで、言い返したり、反発したりして、
とんでもない関係へと進んでいってしまうことがあります。
子供の気持ちを共感したと思っていたとしても、
いっぺんで吹き飛んでしまいます。
それが続くと、家庭文化を創ることに対しても、
自分自身に対しても自信がなくなってしまいます。

そんなときに、「ちょっと待てよ」と、
一時停止ボタンを押すことで、自分に起きることと、
それに対する感情の間で立ち止まり、
自分の反応を選択できるようになるのです。
子供の様子を見てみようと待ってみたり、
子供の気持ちを聞いてみたり、注意してみたりと、
私たちの反応を選択していくことが出来ることになるのです。

ここで大切なのは、子供の態度に感情的になっていて、
この感情のままに行動しては良くないのではないかとの
「自覚」が出来ていることです。

「自覚」の本質は、自分自身のことを知り、
自分の存在を他人や周りの環境から離れたものとして認識し、
客観的に自分自身の傾向や、考え方、思いや望みを把握することです。

そしてこのような「自覚」する姿勢がなければ、
子供の心を真に理解したり、信頼し愛することなどできず、
親自体が変わる事もなかなか難しいと思います。
自覚できるようになるためにも、「家庭力アップ講座」を学び、
実践していくことが有効なのです。
以上のことを自覚できるようになれば、
自分自身が「一時停止ボタン」を押せるようにだんだんとなっていくのです。

一時停止ボタンの効果は、家族関係の中で感情的になってしまったときに、
「一時停止ボタン」を押すことにより、
感情的行為が抑えられることになります。

今までのように、感情的なままで夫婦喧嘩をして
子供たちにいやな思いをさせてしまうところを
一時停止ボタンを押すことで夫婦喧嘩をしなくてもすむわけですから、
夫婦の感情的行為を抑えることが出来たわけです。

ですから、自分の家族の習慣的な流れを変える人になれるのです。
また、夫婦喧嘩をして、感情的なまま行動することで、
子供に伝えられようとした、悪習・よくない傾向を
断ち切ることが出来るようになります。

「一時停止ボタン」を理解するために、
「十まで数える」というゲームを紹介しましょう。
ここで、呼吸のことだけを考えてください。
他の事は考えず、10数えることだけに集中して見てください。

その方法は、大きく息を吸い込んだのちに吐き、
そして心の中で「一つ」と数えます。
再び息を大きく吸い込んだ後に吐きます。
そして、心で「二つ」と数えます。
このようにして「十」まで数えます。
一度挑戦して見てください。

もしここで呼吸について考えたりすれば、それも“考え”に属します。
七まで数えて「後三回やればいいのだな」
などと考えるのも、やはり考えに属します。
「そうか、十まで数えればよいのだな」と言いますが、
心はそれについてきてくれません。
大抵、三つか四つまで数えれば、
別の考えにはまり込んでしまうでしょう。

これで他のことを何も考えず「十まで数える」事が出来れば、
一時停止のボタンが押せたことになります。
まず自分の情況から、一歩身を引いて
自分自身を見つめることが出来たことになります。
つまり、自分自身の行動を意識することが出来たのです。
一時停止ボタンを押せることによって、
私たちはだんだんと家庭文化を
形成していくことが出来るようになるでしょう。    


多田部長の「マック味」の料理とは何とも面白いですね。
多田部長は全国各地を回られて、本当にお忙しいのですが、
それでも時間を取って娘さんと話動する時間を持っておられます。

私も兼務に兼務を重ねて、それにかまけて
子供たちと話す時間を持っていませんが、
それではいけませんね。。。
見るに見かねて、妻が「じゃあ、今日は〇〇とデートね」
といいながら、子供たちと順番に
一対一で話す時間を取ってくれています。
本当にありがたいことです。

「一時停止」も、ボタンを押す癖を
つけていかないといけないですね。
もう一度、多田部長のアドバイスを実践していきたいと思います。



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