先生もこの蕩減という枠の中から、
一歩も抜け出すことができない
☆
一歩も抜け出すことができない
☆
今日は、最近感じたことを書きたいと思います。
今は天一国時代、蕩減時代は終わったとはいいますが、
御父母様が越えてくださった心情の峠の数々、
それゆえに、今の時代があり、今の私たちがいるのは間違いありません。
また、誰にも責任分担はあり、「蕩減」と表現しなかったとしても
越えていかなければならない
課題はあるのではないでしょうか。
☆
先日、ある方と話す中で、
私自身が拉致監禁を受けた体験談を話す機会がありました。
あまりにも厳しい環境の中、私は
偽装脱会するしかない状況に置かれました。
脱会したと見せかけ、牧師を騙したのですが、
最終的には、家族も受け入れてくれました。
両親はどれほど喜んだかしれません。
そのような両親を置いて、教会に戻ることは、
私にとって、心の痛みを感じざるを得ませんでした。
教会と連絡が取れ、迎えに来ていただくことになったのですが
いよいよ反対牧師の許を去る前に、父の日記を見つけてしまい、
私が家に帰る日が近いことを喜ぶ文章が書かれていました。
その日の夜、声をださずに泣きました。
☆
口では言い表せない心情を通過したのですが、
お父様も似たような世界を興南の地で味わっておられます。
愛するお母さんが遠くはるばる定州の地から
息子を訪ね、牛を売って作ったはったい粉や衣服を持ってきたのに、
その息子は、目の前で、別の囚人にはったい粉も衣服もあげてしまいます。
お母さんは、息子は気が狂ったと泣き叫びながら、故郷に戻っていかれました。
そのときの、お父様はお母さんの心情がわからなかったのでしょうか。
いや、痛いほどわかったことでしょう。
お父様以上に、情に対して、敏感な人はいないのです。
しかし、蕩減の道を歩まれる真のお父様を
サタンがどれほど注目していたでしょうか。
『お前はメシヤなのに、一人の母親から愛されて満足しているのか』
サタンに讒訴されれば、それでおしまいです。
ですから、その気持ちを表すことができなかったのです。
☆
私自身が通過したのは、そんなお父様とは
はるかに次元の違うものではありますが、
お父様の心情に触れることができたことは
とても感謝であると思っています。
私たちは、最終的に神様の下の一つの世界において
一つの家族となるのが目的です。
神氏族メシヤを勝利し、神様に似た
真の愛を身につけること、
それが天一国時代の私たちの願いです。
「蕩減」的なものを見つめるのではなく
神様と父母様、そしてみ旨だけを見つめていく、
そして心情を先立たせ、心から一つになりたい
そういうところから、脱・蕩減、
もっと次元の高い意味での戦いはあると思います。
原理から外れた自由はありえない、
責任の伴わない自由はありえない、
勝利もありえない、だからこそ
ご父母様の御あとを慕っていきたい、と思うのです。
明日に続きます。
白雲台に登った時、
お父様が杖を持って、
立っておられたところを中心に、
一回りぐるっと回りながら円を描かれました。
そして、次のように語られたのです。
「先生もこの蕩減という枠の中から、
一歩も抜け出すことができない」
(史吉子先生・原理に関するみ言の証より)
お父様が杖を持って、
立っておられたところを中心に、
一回りぐるっと回りながら円を描かれました。
そして、次のように語られたのです。
「先生もこの蕩減という枠の中から、
一歩も抜け出すことができない」
(史吉子先生・原理に関するみ言の証より)
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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使用することに関しては
その限りではありません)
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