田中富広会長のメッセージ
「『原理の復権』を果たし、み言の“原子爆弾”となろう!」です。
☆
「人間は、何人といえども、
不幸を退けて幸福を追い求め、
それを得ようともがいている。
個人のささいな出来事から、
歴史を左右する重大な問題に至るまで、
すべては結局のところ、等しく、
幸福になろうとする生の表現に
ほかならないのである」
(『原理講論』総序から)
☆
私たちが教会に導かれ、『原理講論』を手にして開いたとき、
最初に目に飛び込んでくるのがこの一節です。
格調高く、心の深奥に語りかけてくる文章に
心揺さぶられた食口(シック)の皆さんも多いことと思います。
何げなく書籍を読むのと変わらない
軽い気持ちでページをめくる手が、
一瞬にして、厳かな価値ある書物に向き合う、
緊張感を持った手の動きに変わっていきます。
宇宙を包み込むような視点から、
自分のような小さな存在の心の奥深くまで見透かしてくる
メッセージに引き込まれ、いつしか、
自分がみ言を読んでいるというよりは、
み言が自分を読み解いていることに気づかされます。
総序の最終ページでは、
「神は、既にこの地上に、このような人生と
宇宙の根本問題を解決されるために、
一人のお方を遣わし給うたのである。
そのお方こそ、すなわち、文鮮明(ムン・ソンミョン)先生である」
と証し、
「神のみが記憶し給う
血と汗と涙にまみれた苦難の道を歩まれ」て
勝ち取られたみ言であると、
権威の根拠を示して締めくくります。
わずか18ページの総序ですが、
全宇宙を包含するような壮大なスケールを凝縮しており、
総序だけでも一つの宗教が成立するほどの
霊的権威を持って、私たちに語りかけてきます。
☆
私たちの教会は、草創期から多くの諸先輩が、
街角に立つときも、開拓伝道に赴くときも、
そして共産主義者と向き合うときも、
『原理講論』を片時も手放すことなく、
真理の到来を叫び、再臨の時を訴え続けてきました。
私たちは、人生観、歴史観、宇宙観、人間観など、
多様な価値観があふれる混乱の中で、
核心的な真理に出合うことを通して、
迷路から抜け出すことができたのです。
「いついかなるとき、命を懸けて
み言を伝えたことがあるか」
(『御旨の道』240ページ)
というみ言がありますが、正に血と汗と涙の連続の中で、
命がけでみ言を宣べ伝えながら
絶対に手放さなかったのが『原理講論』です。
☆
今、私たちは改めて、統一原理のみ言を生活の指針に据えて、
み言の価値を体感し、
より多くの方に伝えていかなければなりません。
真の父母様は
「原理をどれほど知ったかが問題でなく、
どのくらい実践したかが問題である」(同、239ページ)、
「み言を心と頭だけで知るのではなく、
体で分かって行いなさい。
我々は、み言で武装された実体、
すなわち、み言の原子爆弾とならねばならない。
それゆえ爆発すべき目的地に行って
不発弾となってはならない」(同、238〜239ページ)と語られます。
「原理」を、伝道の入口でとどめてしまってはいけません。
単なる伝道の道具としてはいけないのです。
「原理」を生活の中で実体化させ、
自分自身が「原理」の実体となっていかなければ、
まさしく不発弾となってしまいます。
☆
「床に就くとき、原理を抱いて休み、
起きるとき原理を中心として起きなさい。
今まで皆さんは原理を知ったとしても、
原理の活用法は研究しなかった。
原理を活用する人は、原理的生活をする人である」
(同、238ページ)
統一原理は、個人完成においても、
家庭完成においても、生涯の伴侶です。
人生の伴走者ともいえます。
私たちは訓読生活を通して、
真の父母様が語られた多くのみ言を学びますが、
往々にして自分が共鳴した部分のみで満足し、
自分なりの納得感、自己満足で
終わらせてしまいやすいところがあります。
しかし、み言の一丁目一番地である
統一原理に向き合う場合には、そうはいきません。
真の父母様が、霊界と肉界の両界にわたる
億万のサタンと闘い、復帰された「原理」です。
万民の生命の泉なのです。
神霊と真理に満ちた教会づくりに向かって、
原理講義が絶える教会にしてはなりません。
「原理」が伝道の道具と化してしまうと、
新しい対象者が来ない限り、
教会から「原理」のみ言が消えていきます。
「原理」は、み言の一丁目一番地であると同時に、
私たちの信仰生活の一丁目一番地なのです。
信仰歴が何年になっても、帰るべきところは
「原理」のみ言であることを肝に銘じ、
天一国(てんいちこく)創建の“原子爆弾”となってまいりましょう。
『世界家庭』
(2020年12月号/天一国8年天暦10月号)
田中富広会長のメッセージ
「原理の復権」を果たし、み言の“原子爆弾”となろう!
(blessed lifeより)
(2020年12月号/天一国8年天暦10月号)
田中富広会長のメッセージ
「原理の復権」を果たし、み言の“原子爆弾”となろう!
(blessed lifeより)
☆
昨年末に、投稿されたものですが、
方相逸大陸会長も新任の挨拶で、
「原理の復権」を叫ばれていました。
田中会長もそのことを踏まえて
語られたのだと思います。
真のお父様が解明された統一原理は、
血を流し、汗を流し、涙を流されて、
勝ち取られた貴い真理のみ言です。
原理講論を執筆された劉孝元先生は、
原理を書き写しながら、
一ページごとに数百回も涙を流されたといいます。
私たちも改めて、み言に立ち返り、
原理の価値、貴さを感じつつ、
み言を伝えることに対して、
投入する一年にしていきたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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