李ヨハネ先生の「信仰と生活」より、
『神の心情』です。
☆
堕落人間は、うれしい時に、まず自分が
うれしくなってしまうのです。
でも、本当の本心がある人は、
「神は今まで、どれくらいうれしかった時がありましたか」
と聞いてみてから、自分が笑うのです。
「私はこういう時うれしいのですが、お父様、
どれくらいうれしかったですか」と聞いてみれば、
神様から「今までうれしい時がなかった」
という返事が来るのです。
祈ってみれば、返事が来るのです。
自分の生活で刺激を受けてうれしく思う時、
自分の立場でうれしがってはいけないのけです。
自分は神の立場で、神の一部分を分担していながら、
自分の立場で喜んだなら、神様に失礼なのです。
仕事の全体の責任をもった神様に、一回問うてみるのです。
そうしたら、神はまだまだ悲しんでいる。
そうすると、神の全人類に対する心構えが分かってくるのです。
そういう時に、神の心情を量れば、
自分の個人の立場、個人の事情によって
感情を動かすのはいけないということが分かってくるのです。
☆
だから、反対に困る時、一番苦しい時、
この苦しみを自分の苦しみと思ってはいけないのです。
困った時、その困った事情を、
自分のことと思ってはいけないのです。
「他の人はみんな楽なのに、自分だけは
どうしてこんなに」と思うのは、とても不幸な考え方です。
全人類が担いでいくその罪を、この弱い、
信仰のない、惨めな自分にも、
一部を任されたことを感謝しながら、
いくら自分に対して困ったことでも、
この全人類が共に担いでいるのを、
一部分自分も分かち合ったという立場を考え、
全人類の責任をもつ救い主の立場を
考えていかなくてはならないのです。
☆
堕落した人間が罪を転嫁するのは、
この罪は自分には関係ないと思うからです。
結局、不平とか、人を裁くとかというのも、
罪に対して関係ないように考えるからです。
しかし、その人が責任者なのです。
罪を犯した本人は、その罪とは関係ないと思い、
また、その立場から逃れようと熱心に考えるけれども、
結局、その罪人は本人なのです。
四大堕落性は、一口では話せないので、
別々に分けて説明しているのですが、
これを情的、生活的に応用しながら、
条件を立てるのです。
堕落性の説明を聞いていながら応用しないと、
結局、元の自分のまま時間を流してしまうのです。
信仰生活シリーズ 5
心霊を育てる生活原則
「心情開拓」
(「信仰と生活 第一集 原理の生活化」増補、改編)
心霊を育てる生活原則
「心情開拓」
(「信仰と生活 第一集 原理の生活化」増補、改編)
☆
喜びも悲しみも、自分だけではなく、
神もともに喜び、神もともに悲しむ。
そんな思いを自然に持つことができれば、
どれほど素晴らしいことでしょうか。。。
つい先日、登山をしたことを書きましたが、
そのとき無理をしたのか、
実は、若いときに痛めた膝が痛くなって
どうしようもない状態になりました。
正直なところ、あまりに膝が痛く、
何をしてもすべての意識が、
膝の痛みに集中してしまい、
何もすることができなくなりました。
昨日、病院で膝の「水」を抜いてもらい、
ようやく元気になりましたが、
神様、真の父母様の心情を感じました。
人類は、有機体であり、
一人が悲しみ、苦しんでいると、
神様も悲しみ、苦しんでおられます。
しかし、私たちは、堕落しているので、
他の人の悲しみ、苦しみを
自分のことして感じることが難しい。。。
また、私たちの喜び、悲しみや苦しみは、
個人のものではなく、
公的なものであり、歴史的な
蕩減をかけたものであるといいます。
そういう意味でも、
自分の思いで喜んでしまったり、
ただ悲観したり、自分で抱えて苦しむのではなく
神様の心情を求める日々の歩みを
成していきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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