問題は外にあるのでなく、私の内にあった!
蝶野知徳(ちょうの とものり)本部家庭教育部長
「精誠篇(せいせいへん)」の続編です。
☆
いつも一部の言葉に引っかかる人がいます。
しかし、全くかからない人もいます。
いちいちいちいち言葉尻をつついてくる人は、
やっぱり先祖が、人の言葉にひっかかってきた人なんですよ。
そのクセがある人は、その瞬間、
『ああ、あの人の言葉がおかしい』と思うのではなくて、
『私はいつもこのクセがあるなぁ』と考えましょう。
蕩減の内容は相手にあるのではなく、こっちにある。
そもそも、その蕩減の内容を、
皆さんがどうやって分かるのですか?
例えば(アベルの言葉に引っかかった場合)
アベルが、その言葉遣いをしてくれないと
(私の蕩減の内容が)わからないわけです。
わかりますね。
つまりしてくれたことによって、自分の清算できる道を
アベルが教えてくれたということなのです。
これを実は原理講論では難しく教えています。
本当は教えているんですよ。
「私の背景的な思いだけで接しても
神様は私を通して摂理できません!」
これを発見させられました。
そうですね。
☆
皆さん、普通の感覚だと、もう先祖の思いしか出てきません。
(私たちの思いの)99%、
ほとんどは先祖の思いなのです。
ですから、普段私たちが、普通に出てくる情
というのは、ほぼ自分(の思い=自己中心)です。
だからお父様はそういう私たちを見て
「完全自己否定せよ」と、ずーっと訓練されてきたわけです。
古い先輩方ほど、そのお父様の訓練を受けてこられました。
(だから)よくご存知だと思います。
そうしたら後天時代になって、この完全自己否定の
しかたが変わってきました。
☆
「問題は外にあるのではなく、私の内にあった」
これ、(よく)忘れるんですねー。
「つまり、相手から感ずる思いは」何かというと、
その相手が悪いのではなくて
「私の中の蕩減すべき内容であった」
清算すべき内容だった、ということです。
このことは、皆さんがすでに知っていることかと思います。
ですから、今日何か真新しい話は、一個もありません。
感謝することとか、蕩減すること、
これはみんな知っています。
ただ、今日のこの表現で、整理し、強調したりして
この講義案があるだけです。
「つまり相手の状態は、私の責任として
起こっている事」なんだ、ということなんですよ。
☆
これはとっても霊的な話です。
「えー、そんなことないでしょう」と言われる方は、
これは宗教の門をくぐってない
ということになってしまうのですね(笑)。
「偶然はない」と、よく井戸端会議します。
「意味があるよね」
「意味があるよねー」
弁当食べながらご婦人がよく話しています。
「全部意味があるよね」と言うのですが、
で、実際に聞くと、
「いや、あの人が悪いんですよ」と言うのです。
だから、本音と宗教的会話を使い分けているのです。
これでは、いつまでたっても内面が成長しません。
☆
「意味がある」どころではなく、本当に私のために
その自分の夫(息子・娘)の性質があるのです。
お父様も、はっきりおっしゃっています。
私は、草創期から遡って(お父様のみ言を)見てるのですが、
お父様は、今はあまり語られませんが、
昔は自己牧会的なみ言をずっと語られています。
「私の責任としておこっている」、これをみなさん
まず理解していただきたいと思います。
ですから、(相手は)伝道対象者、夫婦、
そして息子さんでも娘さんでも良いです。
普通に話すほとんどが、先祖の背景と蕩減すべき情報、
これが「私の思い」として出てきているのです。
蝶野知徳・精誠篇1
父母による子女の家庭教育 精誠篇より
「内的蕩減と生活信仰」
摂理される私、実体基台のために
父母による子女の家庭教育 精誠篇より
「内的蕩減と生活信仰」
摂理される私、実体基台のために
☆
このみ言は、2018年に蝶野部長が
広島の家庭教育部長だった頃
全国の教区から要請があり出張して語られたものです。
(文責:ten1ko2)
広島の家庭教育部長だった頃
全国の教区から要請があり出張して語られたものです。
(文責:ten1ko2)
蝶野部長のみ言は、
ご自身や食口の体験に基づいたものですが、
「鏡の法則」のような、
そんな感じを受けますね。。。
周囲で起こっていること、
私が問題だと感じたことは、
先祖や私の問題がその人を通して表れているもの。
蝶野部長は、
「内的蕩減」と言われています。
起こった問題に対して、
「私の責任である」と思うところから、
神様が摂理される、ということです。
さらにいうならば、
「蝶野部長から言われたから」、
「アベルから言われたから」
そう思っていても摂理されないのだと思います。
きっかけは、そうだったとしても、
私自身が悟ること、本当にそうだ、
私の責任だと自覚すること、
そこから摂理が始まっていくのだと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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