孤独な御姿(みすがた)で、
先駆(さきが)け主は行かれた
死の影の谷間を、
ただ一人行かれた
☆
先駆(さきが)け主は行かれた
死の影の谷間を、
ただ一人行かれた
☆
シリーズ聖歌。
今回は、第40番「主の道」です。
☆
讃美歌の中には、黒人霊歌と呼ばれているものと、
白人霊歌と呼ばれているものがあります。
白人霊歌とは、故郷ヨーロッパを捨てて
アメリカに移住した人々がもたらしたものです。
聖歌40番「主の道」は、白人霊歌の一つです。
英語の曲名は「Jesus Walked This Lonesome Valley
(イエスはこの寂しい谷間を歩いた)」、
韓国語は「淋しい谷間」(『韓国語聖歌』光言社)です。
この歌は孤独な道を行く信仰者の心を切々とうたっており、
その内容が私たちを慰め、激励してくれるので、
韓国教会の開拓期から歌われるようになりました。
特に印象的なのは次のエピソードです。
1954年、教会創立に参与した食口(シック)で、
真のお父様に信頼され期待されて、
責任ある立場に就いていた人がいました。
実力のある素晴らしい男性でしたが、
難しいみ旨の道を歩み切れず、ついに去ってしまいました。
その日、お父様は一日中、梁允永女史と共におられ、
この「主の道」を歌うように言われました。
梁女史は思いを込めて何度も繰り返し歌ったそうです。
それをじっと頭(こうべ)を垂れて聞いておられた
お父様の胸中は、うかがうすべもありません。
なお、韓国語の歌詞は3番までですが、
日本語訳は意味の深さを表現するため、4番が補作されています。
(参照:『聖歌のめぐみ』)
シリーズ聖歌
聖歌 第一部 40番「主の道」
シリーズ聖歌
聖歌 第一部 40番「主の道」
☆
「主の道」は、白人霊歌だったのですね。。。
知らなかった、というか、あんまり意識していなかったような。
英語の題目で、YouTubeを検索してみると
いくつか引っかかってきます。
微妙に曲がちがいますね。。
再生回数が少ないので、
日本のキリスト教会では歌っていないかもしれないです。
イエス様の孤独な心情を歌にしていますけれど、
それよりも、文先生が歩まれた道を表現するに
とてもふさわしい歌だと思います。
離れていった弟子のことを思い、
頭を垂れて「主の道」を聞かれていた先生。。。
これから聖歌40番を賛美するときは、
「私はそうなるまい」
と決意する時間になることでしょう。
聖歌 第一部 40番「主の道」
1.
孤独な御姿(みすがた)で、先駆(さきが)け主は行かれた
死の影の谷間を、ただ一人行かれた
2.
重荷を代わりて、負う者は誰もなく
血と汗と涙を、流しつつ行かれた
3.
孤独な試練の日、私も一人行こう
誰も私の為、身代わりになれない
4.
わが主の苦しみを、偲(しの)べば力は湧(わ)く
神も行かれた道、私たちも行こう
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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自分の命を投げ捨てて
神の願い果たす為
信仰よ炎と燃え上がれ
私はこの涙の歴史という歌が好きです。
お父様が青春時代髪をボサボサにして常に下を向いて歩かれ
誘惑の多い青春よ早く過ぎ去れと願いながら生涯苦労と涙の道を歩かれた事を思うとこの歌を聴いただけで涙が溢れます。
これからも素晴らしい神様の音楽カルチャーが生まれてくる事に期待が持てます。