2020年11月20日

ご子女様を感動させた質問の答えとは?! 《神明先生のUTS時代の神体験》



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神明先生のエッセイ、今回は、
「あるご子女様との対話:悪をどのように解決するのか?」です。


あるご子女様が1994年の春学期にUTSに入学されたときのことでした。
それは私が総長になる直前でした。

その日は、そのご子女様は私の「キリスト教組織神学」の授業を
受けられた後、教室から出た私を呼び止めて、
次のように言ってこられました。

「あなたは神学者でしょう。
だから、この質問に答えてほしい。
私たちが不十分な人間なので、
私たちの組織の中にさえ悪が起こっているようであるが、
それをどのように解決したらいいですか」

この問題について相当深刻に考えておられたらしく、
真剣なお顔でした。
私もこの問題については自分なりに考えてきたので、
具体的にどのような悪を指しておられるのかを
訊かずとも、すぐにその意味が分かりました。

神学においては、道徳的悪 (moral evil) と自然的悪 (natural evil) の
二種類の悪を考えるのですが、
そのご子女様は、地震やハリケーンなどの自然的悪のほうではなく、
利己主義や権威主義、傲慢、汚職などの
道徳的悪のほうを心配しておられたのです。

それで、私はご子女様の顔を見詰めながら、
泣きそうになってしまいました。
そして、答えをしっかりと書いてさしあげることを約束して、
そこでは別れました。

週末に家に帰ってから、タイプライターに向かって書き始めましたが、
この問題に対する思いが高まり、
神様の臨在を感じつつ、次のように書きました。


「悪をなくす最良の方法は、その悪を行う人を憎まずに
愛をもって接してあげ、その人の所に赴いて、
その悪をあたかも自分自身の悪だと思って背負ってあげ、
責任を持って解決の努力をすることです。

その犠牲的な行為には神様も必ず感動されて、
神様の愛の力が無限に働くようになり、
もはや、この地上では誰もその神様の干渉を
食い止めることができないようになります。

そのようにして悪がなくなり、
その悪を行った人までも変わって行くようになります」


次の週の月曜日にUTSに出勤したときに、
その書いた答えをご子女様に手渡しました。

それを読まれたご子女様はいたく感動されたらしく、
「私はこのような答を今まで聞いたことがなかった。
でも実はこのような答えを知りたかったのだ」
と言われました。


キリスト教でも、今まで悪とは何かという定義は
それなりにされましたが、
悪は消えずに依然として存在する、
という新たな問題にぶつかっていました。

ところが、1970年代頃からようすが変わってきて、
実際に悪をなくすには、その悪の現場に赴いて
責任を持ってそれを背負うという
新しいアプローチが提案されるようになったのです。

それは 「実践的神義論」(practical theodicy) と呼ばれています。
例えば英国の神学者ケネス・スリンによる
『神学と悪の問題』(Theology and the Problem of Evil)という本がそうです。
その本を見つけたとき、私は跳び上がって喜んだものでした。


話を元に戻しますと、そのご子女様は
イーストガーデンにその週末に帰られて、
私との対話の内容を真のお父様に興奮しながら報告し、
私の名前をしきりにお父様に向かって
口にしておられたとのことです。

それが、私がUTS次期総長になるように
お父様が推薦される一つのきっかけになった、
と金孝律先生から後で聞きました。

ドクター神明の信仰エッセー:UTS時代の神体験
神明忠昭
(*ただいま「世界家庭」に連載中です)


神明先生の真摯な信仰と
純粋で温かい心情が、
ご子女様に通じ
それが、真の父母様の耳にまで届き、
この後、UTSの総長になられたわけです。

このようにして悪がなくなっていくと、
断言された神明先生ですが、
これはいつも、学生や教授たちに対しても
そのように実行しておられたからこその
実感のこもった言葉だったことでしょう。

このようにあきらめない姿勢は、
真の父母様の信条にも通じるものがあると思います。

「たとえ だまされたとしても 信じなければなりません。
 たとえ 裏切られたとしても 赦さなければなりません。
 憎む者までも ことごとく愛してください。
 涙を拭いて 微笑みで迎えてください……」

お父様の詩、「栄光の王冠」を思い起こした
今日の証しでした。
神明先生、ありがとうございました。






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posted by ten1ko2 at 09:43 | Comment(0) | ご子女様・真のご家庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月21日

孫が独生女に呼びかけ「お母様、私たちがいます!」 文信出様・御聖誕記念の書信



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真の父母様聖誕記念 特別午餐会 2020.1.30☆


真の父母様の御聖誕記念日、特別午餐会で、
文信出様が、書信を読まれました。
以前、一部紹介したことがありましたが、
今回は、全文紹介させていただきます。


お父様御聖誕100周年
お母様御聖誕77周年
お祝い申し上げます。

お母様、お父様聖和後、2020年だけを見つめながら、
この摂理だけを見つめられ、私たちを導かれるために、
ご苦労が多かったと思います。

摂理だけを見つめ、走ってこられ、
お母様、すでに77歳になられましたね。

お母様は、お父様聖和後、
一人でどれほどまでに苦労の道を
歩いて行かれたのか、想像もできませんが、
摂理のために今まで歩んでこられたことに、
心より感謝申し上げます。

皆さんもご存知の通り、お父様聖和後は、
私たちの教会は、内的にとても辛かったです。

お父様聖和以降2013年基元節を迎えるまでの
短い期間は、私たちの教会は大きく揺れ動きました。

しかし私はその当時、基元節を迎えながら、
不安や心配という気持ちは、全くありませんでした。
なぜならば、お母様は苦しそうなご様子を、
お見せにならなかったからです。

私はその当時においては、私たちの教会が
危険な状況下であることを、全く知らずにいました。

特に私がお母様に基元節に、
聖杖を奉呈させていただいた時、
聖杖を奉呈しながら見えたお母様の表情や、
堂々とされたお姿を拝見し、
なお、いっそう安心していました。

しかし、真のお母様から真のお父様に
捧げられた書信を聞いたあとには、
お母様のあの時のお姿は、
私たち食口や統一家を安心させるためであった、
という事実を知りました。

お母様の実の息子たちが、お母様に背を向け、
信じて従うべき公職者たちも不信し、
世論も「統一教会はもう終わりだ」と言った時、
お母様の心情はどうだったでしょうか。
私はこのような疑問が出てきました。

到底、想像もできません。
涙も流すことができないほどに、
申し訳ない気持ちになりましたし、
自身を恥じる思いしか、出てきませんでした。

その時から、私は初めて、心から
願う夢を持つようになりました。

その夢はまさに「お母様がご在世時に
この摂理を完結し、お母様が安息できる
環境を造成すること」です。

今までご苦労されたお母様が心置きなく、
休んでほしいという願いが強いからです。

たとえ今までお母様がしてこられた苦難を
私たちが無くすことはできませんが、
これからお母様が行かれる道を
少しでももっと楽にして差し上げたいのです。

お母様、心配なさらないでください。
私たちがいます。

お母様のご苦労を知っている一世、二世、三世、
そして四世、統一家の食口が全世界にいます。
お母様が引っ張ってくださるのを受けるだけではなく、
お母様とともにこのみ旨の道を歩みたい私たちがいます。

私には夢があります。
お母様が90歳になられる前に、
この摂理が終わりを迎え、
お母様が安心して休むことができたら幸せです。

現実的にこの夢を成し遂げることは難しい
という事実を知っていますが、
この夢を私は目指し、一日一日を
生きていくことを決意いたしました。

まだ私は不足でお母様の直接的な
助けにはならないかもしれませんが、
いつもお母様に絶対服従しながら、
お母様を中心とした家庭を成し遂げ、
お母様の助けになる孝行息子として
成長することができるように、
私の最善を尽くしていきます。

最後にもう一度、この日を心から
お祝い申し上げながら、終わります。
お母様、愛しています。



お母様は、お孫様たちに、天正宮博物館で、
直接ご指導されていると言います。

しかし、お父様が聖和されたあとの
深い心情の世界は、お母様の書信を通じて、
初めて知ったと信出様は語られていますから、
ご自身が通過されたご心情は、
誰にも話されなかった、ということだと思います。

たったお一人で、全ての重荷を背負い、
乗り越えてこられたお母様だったのだ、
改めて感じさせていただきました。

信出様の決意は、お母様の心に届いたと思います。
また、口先だけの決意ではなく、
本心からのものだと思います。

そして、私たちも同じような心情を
心から、自発的に、本心の叫びを
先立てていきたいと思うのです。






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posted by ten1ko2 at 08:35 | Comment(0) | ご子女様・真のご家庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月13日

「この人を永遠に愛します!」 新郎新婦から真のお母様へ 文信出様・張ジウ様



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7日、祝福式の時に、
孝進様のご長男、信出様カップルが、
お母様の前で手紙を読まれました。
とても感動的でしたので、
紹介させていただきます。


⦅文信出(シンチュル)様⦆
ご聖婚されて60周年になりましたね。
お母様がお父様と過ごされた生涯路程を見ると
考えられない業績だと思います。

私たち教会の急進的発展、金日成主席との会談…南アフリカの祝福に至るまで、
このすべては、一人で一生頑張って可能かどうかの内容です。
そう言った面で、ご父母様を証す時に、この生涯路程だけを伝えても、
多くの人たちはご父母様の偉大さを知ります。

このような御父母様を見て、私は正直負担を感じていました。
私たちの家庭を中心人物に立てるために教育され、
私たち3代の役割がどれほど重要であるか強調されたからです。

最初はこのような位置に立つと、私も真の御父母様のように、
すごい業績を立てなければならないかと思いました。
しかしこれはあくまでも私自身を過大に評価する錯覚であると悟りました。

メシヤは再臨することができましたが、
真のご父母様は唯一無二の存在であるということを、
私は自覚したからです。
誰も真の御父母様を代身することはできないし、
使命を引き継ぐことはできません。

このような事実を悟ったとき、私の負担は消えました。
なぜなら、私の目標は、これ以上再現できない
御父母様を再現することではなく、
私自身が最善を尽くせばいいということを悟ったからです。

御父母様、私は本当に足らない者です。
なので、私の不足さを補ってくれる張智堣(チャン・ジウ)
許諾してくださったと思います。
もちろん、チャン・ジウさんも完璧な人ではないし、
私も完璧で完成した人ではありません。
二人ともとても不足です。

でも、不足な二人が会って、お互いに不足さを知って
お互いに意見を尊重し、そして二人は夫婦を作ることができます。

お母様、私はこの世で天の父母様と真の父母様の次に、
チャン・ジウを、ただ一人誰よりも愛します。

いつも祝福がいい日だけあるとは思いません。
ですから、お母様がくださったこの祝福を生命よりも大事にします。


⦅張智堣様⦆
天地人真の御父母様、御聖婚60周年お祝いいたします。
真の父母様の御聖婚によって、天の父母様の真の血統が
6000年ぶりにこの世に顕現されました。
いらしてくださることをいつも感謝します。

60周年を迎えるまで、真の御父母様が歩んでこられた
想像もできない苦難の道は、本当につらかったことでしょう。
その峻しい道を歩まれたそのすべての過程(?)を
天の前に捧げる2020を迎え、
3代圏を通して、安着できることを感謝します。

最初教育を受けた時に、天の摂理は
ひたすらいつも真のお母様だけご存知なので
(皆が)やらないことが多く、夜眠れないとおっしゃいました。
そのとき悲しまれていたお母様の表情を、忘れることができません。
そのお母様に、ただ付いていくだけでいいと、
お心を推し量れない私自身であったこと、申し訳ありませんでした。

摂理を完成するために、急いで歩んでこられた真のお母様は、
本当にご苦労されました。
これからは、私たちも共にまいります。
あなたを愛する全世界の食口たちと一つとなって、
あなたがいらっしゃるときに、出来る限りたくさん学び、
お手伝いしていきたいと思います。

まだこの場に立っているのが信じられないほど、
不足な者ですけれども、
信出(シンチュル)様を最後まで愛しながら、(いつの日か)
真の御父母様と一つになった
私たち、信出様・信興(シンフン)様家庭を見て、
苦労したと言って笑うその日が来ることを
楽しみにしながら、総進軍(?)します。

⦅お二人で⦆
御父母様に似た夫婦になれるよういつも努力します。
もう一度聖婚60周年を祝賀します。
愛しています。
同時通訳を参考に編集しましたが、
意味不明の箇所があります。
ご了承ください。文責:ten1ko2



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『天宙聖婚60周年記念
2020天地人真の父母孝情天宙祝福式』
2020.2.7


最初に。
妻が書き起こしてくれました。
ありがとうございます。

皆様も思っていらっしゃると思うのですが、
このお二人はベストカップルですよね。。。
そして、スピーチも
本当に素晴らしかったと思います。

信出様が悟られた内容も
ご自身が与えられた立場を
素直に受け入れた中で、
悟っていかれたわけですね。

お母様、また、信出様の実のお母さん、妍娥様が言われたわけでなく、
ご自身で、「自分ができる限りのことをする」
そのように思われたわけです。

そして、信出様をサポートされるチャンジウ様も
なんというか、堂々としていらっしゃるというか、
お母様がよく、マッチングされたな、と思います。

お母様は、新たなる7年路程を組まれました。
お孫様たちにしっかり引き継いでもらえるように、
さらに盤石なる基盤を築かれるのだな、と感じました。

お二人の門出を心からお祝い申し上げます。






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posted by ten1ko2 at 09:13 | Comment(0) | ご子女様・真のご家庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする