大母様のみ言に
「神様が伝道する」というものがあります。
☆
神様は人類が喜びと幸福に生きるように創造なさいました。
しかしアダムとエバの堕落によって
病気や苦痛・痛みに支配される人類歴史を重ねてきたのです。
その人間一人ひとりを見つめる神様の
決して楽ではない心情を理解できますか?
子供が苦しみに身悶えあえぐ姿を見つめながら
安々と生きる親がいますか?
神様は一片丹心変わることなく
我が子人間を復帰することを願っておられます。
その心情を思うとき、
今統一食口に願われているのは「伝道」なのです。
私たち人間が伝道するのだと思っていませんか?
違います。
神様が伝道なさるのです。
神様ご自身が中心人物である私たちの身体を使って
伝道しているという事実を知ってください。
それなのに、中心人物の堕落性の故に
失敗してきたのです。
(2008年4月24日天運相続特別1DAYセミナーより)
☆
このみ言を訓読しながら、
森山先生の証しを思い出しました。
☆
森山先生が伝道されたとき、
まだ小児麻痺の後遺症が残っていました。
普通なら献身することが出来ない立場でしたが、
献身生活をしていかれました。
ただ、体が不自由なので、
みんなと一緒に活動することが出来ません。
宿舎で新しく来られた人に講義をしたり、
あとは掃除をするしかありませんでした。
森山先生は
毎朝、玄関の掃除をしました。
玄関に出て掃除をすることが難しいので、
イスに座りながら、
長いほうきを持って、
玄関を掃くのが日課になっていました。
ある女学生がその「ほうき」を見ました。
長いほうきが玄関のところを
ちょろちょろ動いている。
一体なんだろう、そう思って
宿舎を訪ねてみました。
すると車椅子で掃除をしている
森山先生の姿があったのです。
女性が「ここはどこですか」と尋ねると、
「神様の勉強をしているところなんですよ。
人生の目的、本当の幸せを得ることができるんです」
彼女は福祉学科の学生でした。
まさにそういう真理を求めていたので、
すぐにみ言を学ぶことになり、
あれよあれよという間に、献身されました。
すなわち、森山先生の
最初の霊の子になったのです。
☆
森山先生は伝道をしようと思って
掃除をしていたのではないかも知れません。
でも、自分は外に行って活動できないから、
せめて掃除をしよう。
その気持ちに神様が働いて、
伝道することが出来たのだと思います。
「神様が伝道する」
これは、私が何もしないということではありません。
神様の通過体となる、私になるのです。
私たちは、この肉体を頂いた者として、
神様と一つになって、
その願いを果たす存在になることが出来ます。
森山先生の姿はまさにそのごとくだと思いますし、
私たちも相続しなければならないと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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