2014年01月30日

後藤さんの語る勝利の二つのポイント! 裁判を振り返って


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昨日は、後藤徹さんを迎えて、
地区の拉致監禁撲滅プロジェクト会議がありました。

「拉致監禁by宮村の裁判記録」にもありますが

勝訴を確信していたけれど、万が一にも敗訴したら・・・
と、ものすごいプレッシャーだったといいます。
多くの拉致監禁被害者、自分を応援してくれる支援者に顔向けができない・・・。
そんな思いだったということです。

また、彼自身、初めての判決だったのだけれども、
裁判官が言っていることがよくわからず、
勝訴なのか、敗訴なのか、実際わからなかったそうです。
それで、「おめでとう」の拍手が聴こえてきたとき、
「あっ、勝ったんだ」と思ったと言います(笑)。


今回、この裁判を戦ってみて、勝利に向かっての要因が
二つあったと言っていました。

一つには、裁判をすすめ、被告側とのやり取りをする中で、
予想もしなかった証拠がたくさんでてきた、ということです。

詳細は、「拉致監禁by宮村の裁判記録」に掲載されていますし、
また、今後も高裁・最高裁で使われると思いますので
ここでは紹介しませんが、
そのような有利な証拠がたくさん出てきたので、
裁判を優勢にすすめることができた、と言っていました。

もう一つは、自分を支えてくれた支援者、協力者への感謝の思いでした。
被告側弁護士に対しての反対尋問のとき、
とても導かれて話すことができたのは、
「みんなに祈られている」
そう実感したといいます。
アメリカでも、徹夜リレー祈祷会がもたれましたが、
そのような「みんなの祈りによって導かれていった」
と言っていました。

さらには、弁護士の先生や、本部のスタッフ、
陳述書をかいて下さった被害者の皆さん、また私のような
拉致監禁経験者たちにも感謝の思いを表明しておられましたが、
しかし、実は、それ以上に感謝していたのは、
統一教会員ではない人たちへの感謝の思いでした。

「特に私が感謝したいのは統一教会信者ではない、
むしろ統一教会に批判的な方の中にも、
是々非々の立場から多大な支援・協力をして下さった方々がいた、
そのことに特に感動を覚え感謝したい」
そのように言っていました。


彼が12年5ヶ月の拉致監禁から解放され、
緊急入院により、一心病院に入りましたが、
いち早くお見舞いに駆けつけたのが、
ルポライターの米本和広さんでした。

その時に、パンツ一丁になって写真を撮られたわけですが、
実際、その写真がなければ、どれだけ大変な生活をしたのか、
口でいくら言ったとしても、「証拠がない」
それだけで終わってしまったことでしょう。

百聞は一見にしかず。
百回も千回も真実を叫ぶ以上の効果が、
あの写真一枚にはありました。

そのこと以外にも様々な協力をいただいた、
これはものすごい力になった、と言っていました。

今回、米本さんは島根から駆けつけてきましたし、
ブログでこの問題を追及発信している人権活動家yoshiさんも
オーストラリアから、来られました。
もちろん自費ですが、統一教会員でここまで出来る人はいるのか・・・
そう尋ねられたら、どう答えられるでしょうか。。。

ちなみに、私自身もかつてブログ村の件などで、
個人的に米本さんに痛みつけられましたが(泣)
それでも、今回の件に関しては、
感謝のほかには何もありません。
これは本心からの思いです。。。

だから、後藤さんにはそれ以上の思いがあるのは当然なことです。
実際、米本さんたちがいなければ、
勝訴しなかったかも知れないのですから・・・

もちろん、後藤さん本人が一番がんばられたことは確かですが、
彼らが、『影』の一番の功労者ではないでしょうか。

最後に、世界日報に「識者の判決コメント」として、
米本さんと室生先生のコメントがあったので、紹介します。




著書「我らの不快な隣人」で
拉致監禁の深刻な被害者の実態を伝えた
ジャーナリスト・米本和広氏の話

 
今日は(拉致監禁の被害者で、その根絶を訴えながら亡くなった)
宿谷麻子さんの墓参りをしてきた。
拉致監禁で諸悪の根源である宮村峻氏の責任が問われたのは画期的。
今年に入って拉致監禁は2件ある。
勝訴は拉致を根絶するためにも決定的な判決だった。



拉致監禁問題を追及してきた
宗教ジャーナリスト・室生忠氏の話

 
拉致監禁をする側も、これでやり辛くなるが、
いろいろ手を変えてくるので注意を続ける必要がある。
宮村氏の弁護士である山口広氏は、盟友関係にあり
自らが弁護した人がこれだけ負けたのは大きなショックだったと思う。



判決直後の勝訴報告、後藤さんの後、
↓米本さんの話があります。



後藤さんから皆さんに、
「心から感謝を申し上げます」
とのことです。
私の感謝の思いも添えてお伝えします。

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