自由や正義への我々の闘争は
人々の力を合わせて行うものだ。
そこに生きるすべての人のために、
より良い世界を作り出すのはあなた自身だ。
ネルソン・マンデラ
人々の力を合わせて行うものだ。
そこに生きるすべての人のために、
より良い世界を作り出すのはあなた自身だ。
ネルソン・マンデラ
☆
ファミリーフォーラムに
アメリカ人の食口でありながら、
日本の拉致監禁問題に心を痛め、
信教の自由を守るために戦っている方が紹介されていました。
シアトル在住のスコット・ドルフェイさんが
米国・平和連合HPで呼びかけた内容です。
☆
読者の皆さんは何千人もの日本の兄弟姉妹が
暴力的な拉致監禁を含む恐ろしい残虐行為に巻き込まれたことを、
何らかの形で御存じでしょう。
中でも後藤徹さんの事件は最もひどいケースと言えます。
(12年以上、本人の意志に反して強制的監禁下に置かれていた)
まさに統一教会員に対する偏見に満ちた行為に対して関心を集める意味において、
統一教会のローザ・パークス、
あるいはネルソン・マンデラともいえましょう。
4年以上に亘って、シアトルの統一教会員
──兄弟姉妹、西洋、東洋、老若問わず──は
この問題に関する国民の注意を喚起するために活動してきました。
毎年、4月下旬、スペース・ニードル近くで開かれる、
日本桜祭り(Japanese Cherry Blossom Festival)の日に
この犯罪の実態を多くの人に知らせ、抗議の意志を伝える
インフォメーション・デスクを設置し運営してきました。
これまで地元のシアトル教会が毎年の経費、約1000ドルを負担してきました。
今年は世界中の統一家の人々および心ある人に寄付を呼び掛けています。
宗教の自由のための国際連携(International Coalition for Religious Freedom (ICRF))
というチームをつくって、その会長にダン・フェファーマンが就任し、
説明責任を明確にしています。ダンと、
強制改宗経験者であり、強制改宗反対の活動(SAFE)の
指導的活動家であるルーク樋口氏が国内外を問わず
信教の自由侵害を防ぐための優れた実績を上げてきています。
私(ドルフェイ)はこれらを支援するには
草の根的運動が必要だという結論に達しました。
私たちの目標は1500ドルです。これだけあれば、
抗議活動中にラジオでメッセージを放送することができます。
確かに活動の成果は上がって来ていますが、
これまでの所、TV,ラジオで取り上げられること、
またキリスト教会や日本人組織の支援を得るまでに至っていません。
この残虐行為に十分な光を当てることで、
これらの組織が公に信仰破壊を非難するようになり、
日本の関連機関にまでそれを拡大させる、というのが私の目標です。
日本の教会員達が統一教会員として自ら信じるところのものを
教えるために投入していることを我々は良く知っています。
それだけに彼らの権利を妨げる者達を止めることに対して、
我々も決意を新たにしなければなりません。
☆
ローザ・パークスというのは、
キング牧師の黒人公民権運動の
きっかけを作った女性です。
後に、米国連邦議会から金メダルも授与され
「公民権運動の母」と呼ばれました。
市営バスで、白人に席を譲らなかったために逮捕された
という有名なエピソードの持ち主なのですが、
「疲れていたから立たなかったのでは」という指摘を否定し、
屈服させられることに我慢できなかったから
席を立たなかったのであり、単なるエゴではなく
人間としての誇りを侵害されたため席を立たなかったのだと言っています。
“ The only tired I was, was tired of giving in.
唯一の疲れは、屈服することに疲れていたことだった。 ”
というのが、彼女の言葉です。
彼女の勇気ある、威厳のある態度に触発されて、
若いキング牧師らが立ち上がり
市をあげてのバス・ボイコット運動という、
公民権の獲得のための先駆けとなる運動が始まりました。
そういう意味で、後藤さんを
統一教会のローザ・パークスだと言ったのです。
ネルソン・マンデラ氏に関しては
説明するまでもないと思いますが、
27年間もの刑務所収監の経験は
お父様にも重なるものがありますし、
後藤さんの12年5ヵ月の拉致監禁をも
彷彿させられますね。
改めて、後藤さんが長い監禁の路程を
不屈の精神で耐え抜いてくれたこと、
その信仰が、どれだけ多くの人の心に訴え、
このような活動を進めていく大きな原動力となっているかと思います。
一人の人がきっかけで、国を動かすことがあるのです。
黒人に対する差別社会が当たり前だった米国、
アパルトヘイトという強力な政治体制下だった南アフリカ。
絶対変わらないと思われるような世の中が
変わるきっかけは、たった一人の勇気と
諦めない思いからでした。
多くの拉致監禁を受けた食口たちの
その体験、犠牲というものは、決して無駄になることなく、
これからの私たちの活動が大きな成果をあげるための
大きな条件となり、
多くの心ある人たちの心に、灯を灯す
火種のようなものになり得ると思います。
米国では、有志の食口たちが後藤裁判の公判のたびに、
徹夜のリレー祈祷を行ってくれました。
ある意味、日本の教会以上の熱い意識を
注いでくださっています。
「草の根運動が必要だ」と語られるスコット・ドルフェイさん。
彼がどんな経緯で活動するようになったのか、
ここでは記述されていませんが、
それでも当事者でなく、また日本人でないにも関わらず、
自発的にこのようなことをされるというのは、
本当に感謝につきません。。。
日本においても、教会員でない方が、
拉致監禁撲滅のために活動されています。
このような方々がいる限り、
必ず拉致監禁は撲滅されるに違いありません。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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