2014年12月07日

《文妍娥様のみ言・前編》



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今回は、世界平和女性連合会長であられる
文妍娥様のみ言を2回に分けて紹介します。

先日、韓国の全国牧会者総会において、
「特別講義」と題して語られた講話の内容です。
今日は、前半部分です。


私自身は誇ることは何もありませんので、
公職者の方々の前に立つと緊張します。
しかし今まで真の父母様の横で
日々の生活を共に過ごしてきたこと、
真のお母様のお側で見て感じたことを
皆様にお話しできればと思いました。

孝進様は、公職や牧会は本当に難しいことだと言われました。
だから相当の覚悟と決心を持ち進まなければならないと
若い二世たちにも多く語られました。
孝進様は音楽を通して全世界の牧会の役に立とうとされましたが、
牧会こそ最高の芸術だと言われました。
人を完成させる牧会が最も立派で難しい芸術である
と語られたのを覚えています。

また、孝進様が個人的に、
「後で歳をとって引退すれば何をしようか、
牧会をしようか。」と言われたこともありました。
孝進様が長く生きられたなら、
引退された後は私も牧会者の夫人になるところでしたが、
ある時はそのチャンスを逃してよかったと思う時もあります。
なぜなら牧会はとても難しいものであることを知っているので、
どうしても避けたい仕事の一つだからです。

一生を苦労し牧会者の後ろで力になってくださる
夫人の方々に感謝申し上げ、
後で帰宅されてから牧会者の方々は夫人に対して、
心の奥にある情を少し出して愛情表現をして下さるよ
うお願い申し上げます。

真のお母様のみ旨に焦点を
当てていくことが出来るならば

私は孝進様が霊界に行かれる時に、
ちゃんと送って差し上げないと
孝進様の今後に累を及ぼすかもしれないと思い、
どのようにしても真の父母様の基準に合わせようと努力をしました。

先日、天宙聖和二周年のとき、
真のお父様の聖和について再び考えながら、
私が孝進様を霊界に送る時の気持ちが思い出されました。

「私は孝進様の為に送ったと思ったけれど、
真のお母様はどんなお気持ちであられただろうか。
真のお父様を送る時、真のお母様は
どんなお気持ちであられただろうか。」
と考えてみると、
「17歳で聖婚式を挙げられ一生を
真のお父様の側でお過ごしになられたので、
どれほどの心情であられただろうか。」
と思いました。

真のお母様は、真のお父様の業績を
さらに輝かせようとされたことでしょうし、
「基元節に最後まで責任を持たねばならない。
真のお父様が世界と人類のために愛し、
ご苦労された道を無駄にしてはならない。」
という考えだけではなく、
心の奥から信念を貫く決心をされたようでした。

その当時、真のお母様は眠ることができず、
無理に寝ようとしても眠れなかったために
睡眠薬に頼っていたとお話しされました。
私も真のお母様が何ヶ月もの間眠ることができず、
辛そうにしておられるお姿を横で見ていました。
真のお母様が公に語られれば、
食口が心配し懸念するといって、
公にすることもできなかったのです。

今は普通にお話しされますが、
真のお母様が何故眠ることができなかったのか
何もお話しになられませんが、
考えてみると本当に多くの考え、多くの決心、
その多くをお一人でなされたのだと思いました。
真のお父様が逝かれて二周年になり、恥ずかしながらも今になって、
真のお母様の決意について再び考えるようになったのでした。

また真のお母様が基元節において
涙で祈られた内容は長くはありませんが、
その単語の背後には本当に色んな事情が多かったのだと感じました。

当時、私たちは真のお父様が霊界に行かれるとは、
誰も想像もできなかったので皆が辛く、皆が心を痛め、
その痛みがあまりにも染みて肉体にも影響を及ぼし
病気になった食口もたくさんおられました。

このようにそれぞれが辛く心を痛めましたが、
それでも真のお母様の心に周波数を合わせて、
「私たちがそれほどにも愛した真のお父様のために
私たちは一生懸命励みます。
真のお父様の行かれた道が、
無駄にならないように更に輝かせていきます。」
と心に決めておきながらも立ち上がることが出来なかったこと、
そのように決意を固めて
それを行動でお見せできなかったこと、
本当に申し訳ありませんでした。



私は、このみ言を拝読させていただきながら、
母親が生まれたばかりの赤ちゃんに
お乳を飲ませる場面が浮かんできました。

家内も4人の子供を生み育ててきたので、
私も多少、見聞きしてきたわけですが、
赤ちゃんというのは、お乳を飲んで寝て、
そして、数時間して、またお乳を欲しがります。
それは夜中でも容赦なしです。
母親は、赤ちゃんにお乳を飲ませたあとに、
自分のことを済ませるわけですから、
要するに、ゆっくり寝ている時間がないわけです。

ちなみに、父親である私は、
夜中、子供たちが泣き叫んでいても
全く聞こえずに、そのまま寝ていました。

そういうことを思い浮かべながら、
「母というものは、偉大だな・・・」
そんなことを感じさせられました。

真のお母様は、世界の状況を見つめながら、
また、真のお父様の深刻な思いを感じつつ、
眠ることができなかったといいます。
睡眠薬まで使わざるを得ないほどだったと知り、
本当に申し訳ありません。
「親の心、子知らず」と言いますが、
自分たちの感情にとらわれてばかりで、
その私たちを思う親の情を、理解していなかったと思いました。

子が泣けば、母は眠ることができません。
私たちに何か不足なものがあり、不自由があれば、
母としては、敏感に感じないわけがありません。

そして、いつもお父様と一心同体であり、
天の父母(神)様の情と一つとなっているお母様。

今もそんな深刻な思いを抱えている
真のお母様であることを
知らなければならないのではないでしょうか。

明日に続きます。


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posted by ten1ko2 at 08:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | ご子女様・真のご家庭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする