2015年01月22日

忘れてはいけない精神! 初めての開拓伝道、その時、お父様は?! 《姜賢實先生の証し》 



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越えることのできない試練があるたびごとに、
わたしの背後におられる神様が、
いつもあなたと共にいらっしゃるということを
瞬時も忘れてはいけない




私たちが伝道する原点、それは
神様と、私たちが尊敬し心から慕う
真の父母様(文先生御夫妻)の、
真実と愛の心情に触れ、天の事情を知ったからです。

そして、統一教会の伝統といえば、
40日開拓伝道です。
その精神を忘れてはいけないと思うのです。

統一教会創立は、1954年ですが、
この前年、大邱(テェグ)で、最初の40日開拓伝道をした
姜賢實(カン ヒョンシル)先生の証を紹介します。


私が開拓伝道に出発したのは、1953年7月20日でした。
真のお父様が出発を7月20日に決めてくださったのは、
何か大きな意味があったに違いありません。
そのとき私一人で7月20日に開拓伝道に出ましたが、
その4年後の1957年から、開拓伝道は
公的に7月20日から出発するようになりました。

ポムネッコルから水晶洞に引っ越しをしたある日、
真のお父様は私を呼ばれ、「開拓伝道に行くのはどうだ?」と聞かれました。

「どこに行ったらいいのでしょうか?」と尋ねると、
「北でいちばんキリスト教が盛んな所は平壌(ピョンヤン)であり、
南でいちばんは大邱(テェグ)である。
大邱に行って開拓伝道をしなさい」
とおっしゃったのです。

真のお父様は、7月20日に出発するように言われました。
そして、「わたしはあなたを、あの狼がうようよしているような
サタンの世界に出したくない。
でも出さなければならないわたしの心は、
本当に寂しく悲しいのだ。」
とおっしゃったのです。

さらに、「あなたが開拓に行けば、いろいろな問題に出会うだろう。
若いので、いろいろな試練があると思う。
だが、その越えることのできない試練があるたびごとに、
あなたはわたしの背後におられる神様が、
いつもあなたと共にいらっしゃるということを瞬時も忘れてはいけない。」
とおっしゃったのです。

私は数日間、心の準備をしました。
私には、開拓伝道の経験がありませんでした。
それまで「イエス様を信じなさい。」と、
道端で泣きながら路傍伝道をしたり、
訪問伝道をした経験はありましたが、
他の地域に行って開拓伝道をするのは初めてでした。
そのため、お祈りをして準備をしたのです。

その時、私が開拓伝道に行くことをある食口に伝えると、
その食口は、「夏だから、これを持っていって一所懸命に伝道しなさい。」
と言って、私のために服を二着、買ってくれたのです。
しかし真のお父様は、そのうちの一着を隠されて、
一着だけ持って行くようにおっしゃいました。

二千年前にイエス様が弟子を伝道に送る際に語られたことは、
「財布の中に金、銀または銭を入れて行くな。
旅行のための袋も、二枚の下着も、くつも、つえも持っていくな。」
(「マタイ福音書」第十章9、10節)です。
それで真のお父様も、二千年前のイエス様が弟子たちを
伝道に送り出されたときと同じように、
二着の服のうち一着を隠されたのです。

いよいよ出発する7月20日の早朝、真のお父様が私に
「部屋に入りなさい。」とおっしゃいました。
部屋に入ると真のお父様は、
「開拓伝道というのは、そうたやすいものではない。
すべて神様と先生を動機として、自分を捨てて伝道しなければいけない。」
とおっしゃって、私のために次のようなお祈りをしてくださったのです。

「この幼い娘を今、サタンの世界の第一線に出します。
神様、本当に哀れに思ってくださって、
小さなことから大きなことに至るまで主管してください。
干渉してください。」

その後は泣かれるような声で、
「神様が共に成してくださらなければ、何にも成すことができません。
どうか共に成してください。」と、
心情を込めてお祈りをしてくださいました。

そのとき私は、心の中で決意しました。
真のお父様と出会って、まだ1年2ヵか月くらいしかたっていないので、
原理講義もよくできず、何も分からないような状況でした。

ただ真のお父様は、人の命を救うための伝道に
気が狂っておられるように見えたので、
私もそのようでなければならないと感じていました。
しかし私は、心底から伝道に対する心情がわいていたわけではなかったのです。

1953年7月20日、大邱に向けて朝早く出発しました。
そのころは、とても貧しかったので、持っていくバッグもなかったのです。
それで白い風呂敷に、服と聖書と『原理原本』を包んで、
真のお父様にあいさつをしました。

真のお父様は、「一所懸命に頑張って、
必ず大邱に教会を立ててくるようにしなさい。」とおっしゃいました。
そして伝道の日数を決めてくださったのです。

「40日間を満たしてきなさい。
もし、あなたが39日目に帰ってきたとするならば、
わたしは門の中に入れることができない。
追い出して、わたしとは何の関係もない立場に立たせる。」
と言われたのです。

私は、そこにいる食口たちにもあいさつをして、
家の前の坂を下りて行きました。
坂の下から振り返ると、真のお父様が垣根の上に手を置いて、
じーっと私をご覧になっていたのです。

そのお顔を拝見したとき、真のお父様の心の中で
痛哭しておられることを感じました。
泣いて、どうすることもできないというお顔をされ、
私をじーっと見ておられたのです。

そのとき、私の心は変わりました。
私は取るに足らない者であるが、私に大きな期待をかけてくださり、
勝利してほしいと願っておられる真のお父様の切実なご心情を感じたのです。
本当に真のお父様の期待に応えるような結果を持って帰らなければならないと、
その場で新たな決心をしたのです。
手を振りながらあいさつをして、
一人で釜山駅に行き、大邱までの切符を購入しました。

真のお父様はお金を下さったのですが、切符を買った残りが、
ちょうどお米を一升買うほどのお金しかありませんでした。

大邱に行く急行列車もありましたが、
一番安い普通列車の切符を買って乗車しました。

そこで私は、「この汽車の中には多くの人たちがいますが、
“新しい真理”を理解している人、『原理』が分かっている人は、
私一人しかおりません。
神様の願い、先生の願いは、この世の中の人が一人も例外なく、
皆が救われることです。
それが神様と先生の願いです。
しかし、ここには私一人しかいません。
神様、どうか共にいらしてください。」と祈ったのです。



姜先生を送られる前のお父様の祈りと
見送られるお父様の姿を見た時に、
姜先生は決意していかれました。

また、開拓伝道中にも懇切に懇切に
祈りをささげていかれたお父様であったに違いありません。

実際に、姜先生は、お父様の深刻なる祈りの中で、
見事に開拓伝道中に霊の子を立てていかれました。


昨年、日本の777双の先輩たちが、
路傍伝道を決意していかれました。

毎週、本部で777双のお姉さんたちを中心に
20名くらいのメンバーが集まって祈祷会をしてこられたそうです。

そのときに、「路傍伝道をしよう」
そういう声が集まって、主体的に
40日間の路傍伝道を出発しました。

末永婦人が以前、
「40日の路傍伝道といえば、7月20日と決まってやっていたものですよ。
だから、今年(2014年)も、7月20日から出発することにしたんです」
そんな話をしておられました。

お父様が姜先生に開拓伝道を命令され、
出発したのが、ちょうど7月20日です。
ですから、この日をもって、昔の先輩たちは、毎年、
7月20日から40日間の伝道路程を歩まれていたわけです。

そんな土台の中で出発した日本の路傍伝道。
今も777双の先輩たちは、韓国婦人や、CIGメンバーたちと
毎週月曜日には、必ず、渋谷・新宿・池袋で伝道活動をしています。
そして、最近は、お父様ゆかりの早稲田の地、
高田馬場駅頭でも路傍演説をするようになったそうです。


その先輩家庭の歩みを相続する形で、
私たちの教会でも活動し始めてから、1年が過ぎました。
今では、「どのようにやっているのですか?」
とたくさんの教会から連絡が来ています。
全国でも各地で火がついています。

今日も、厳しい寒さの中、前線に歩むメンバーがいます。
神様が、そしてお父様がきっと
共にいてくださるに違いありません。

お父様も喜んでくださっていると思うのですが、
私自身の歩みとしては、
「まだまだ」という気持ちの方が強いです。
そして、もっともっとこの喜びの活動が広がってほしいと
念願しています。

片道切符と一食分のお金だけで、
40日というサタン分立の基準を積み、
確実に種を残していった開拓伝道の精神を
忘れることなく、天の心情を携えて
これからも伝道していきたいと思うのです。


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※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
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さらに、ブログの記事においては
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(もちろん、善なる目的で
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2015年01月21日

(伝道の証し)ひとりの青年との出会い! 勝利の秘訣は「ひとつになる」こと?!



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「許し、愛し、ひとつになろう」


1+1=2ではなく
100にも1000にもなる──



他教会の伝道の証しです。


私は普段CIG 復興団として歩ませていただいておりますが、
天の前にまだまだ申し訳ない歩みが続いていました。
何とか突破する糸口を掴もうと思い、
夫に普段の歩みや心情を打明けたところ、
夫が「一緒に霊の子を立てよう」と言ってくれ、
その次の週から日曜日の午後は
伝道前線に立って歩んでくれるようになりました。
それからは、夫のみ旨に対する純粋な姿勢に
私自身の動機がとても正され、
霊界が大きく変わったのを感じました。

しばらく歩んでいく中で、次第に夫の仕事が忙しくなり、
私から見てもとても前線に立てる状態ではなくなっていきました。
私は夫を気遣うつもりで無理しないようにも伝えましたが、
夫はあきらめることなく前線に立ち続けました。

そんなある日、夫がある一人の青年に出会ったのです。
その青年は、たまたまこの日は誰かと話したいと思っていたらしく、
夫の話に素直に耳を傾け、すぐに教会に来てくださいました。
聞けば、スポーツで有名な某私立大学の陸上競技部で
走り高跳びをしているそうですが、
学校や友人関係の中でも純粋に人として
生きるべき真理を教えてくれる人がいない、と悩んでいるようでした。

その日は婦人代表が一緒に話してくださり、
彼は「真理を学んで心から通じ合える友人を作りたい」
と決意してそのまま受講が決定していきました。

その後も、ハードな部活の合間を縫うようにして教育センターに通い、
礼拝参加や青年部との交流を経ながら、
今月末には2 日修の参加を決意するようになりました。
まだまだ道半ばではありますが、私一人が伝道をしているのではなく、
夫婦で一つとなって天の父母様と真の父母様の願いを
果たしていけるように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。



CIGの婦人が、ご主人と一つとなって
ともに伝道活動をした・・・
また、ご主人も限界の中で諦めずに精誠を積まれた
基台の上で、伝道対象者が与えられた・・・
本当に素晴らしいです。

このご夫婦はとても仲の良いカップルだと思うし、
ご主人も本心では伝道をしたいと思っていた時に、
奥様の後押しがあって活動していったのだと思います。

今は、「一つになれば、大きな力が生まれる」時です。
昨日も、うちの教会に一番近い教会のメンバーが来て、
ともに伝道活動を行いました。
そのメンバーもみんな恩恵を受けていましたが、
私も含めて、うちの教会のメンバーたちもみんな恩恵を受けました。

教会長もよく言われますが、
「1+1=2ではない」のです。
「1+1が100にも1000にもなる」というのです。

一つになって歩むことで、恩恵を受ける度合いが
凄まじく大きくなることを感じます。

ラスベガスの二世たちが歩んでいる映像を見ました。
内部用なので、紹介できないのが残念ですが、
赤いTシャツを着て、赤い帽子を被り
みんな楽しそうに歩んでいました。
シャツと帽子には、
「Forgive Love Unite」
すなわち、「許し、愛し、ひとつになろう」
というメッセージが書かれてありました。

一つになることを神様が喜ばれて、
霊界の協助を受けるのだと思います。

そんな心情を持って、歩んでいきます!


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2015年01月20日

出掛けよう、伝道に! リバイバルと新生の年、ラスベガスの奇跡をハワイに連結?!



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新しい出発、新天新地とは、
未知の新しい国を発見することではなく、
新生、再建、復興を意味している

最良の方法は、
外に出て伝道をすること──



ファミリーフォーラムに
アメリカ・バルコム会長の
メッセージが掲載されています。

一部、抜粋して紹介します。


皆さん、明けましておめでとうございます。
2015年が天の父母様の祝福と恵みに満ちた
素晴らしい年になるという私の願いと確信を
今一度皆さんにお伝えしたいと思います。

先週の日曜日にニュージャージーのクリフトン教会に行き、
「新しい年と新しい私」というテーマで説教をしました。

神様が言う新しい出発、新しい国、新天新地とは、
新しくどこかから人を連れて来たり
未知の新しい国を発見することではなく、
新生、再建、復興を意味しているのです。

そして神様は、今年が私達の運動にとって
リバイバルと新生の年となることを期待しておられます。
もちろんこれは私たちの取り組むべきことです。

その最良の方法は、私の最近の経験からすると、
外に出て伝道をすることです。

先週、ラスベガスで体験した素晴らしい伝道の話をしました。 
うれしいことに私が出会ったゲストが継続して
統一原理を意欲的に学んでいるということを聞きました。

神様はあらゆる所に人を準備してくださっていて、
私たちはただ口を開いて真の父母を証すれば良いのだと思いました。

ラスベガスで実践できなかった人には素晴らしいお知らせがあります。
次の日曜日(1・18)から3週間ハワイで行われる伝道活動に、
真のお母様が希望者を招いておられます。

1月にハワイは難しいとお思いでしょうが
誰かがやらなければなりません。
全てのメンバーが参加できます。
3週間あるいは、1週間か2週間でも
ハワイのホノルル教会のメンバーと一緒に伝道しましょう。

ハワイ大学のキャンパスでの伝道、
そして、旅行者の多いワイキキ・ビーチで
イブニング・プログラムをする予定です。

今が私たちの人生を大きく変える時だと思います。
伝道活動や氏族メシア活動が停滞していて
今年も去年と大差ないと感じている人は
“Carpe diem! Seize the day!(今を生きろ)”です。

真のお母様の招きに応えてハワイに行きましょう。
観光もできますし、コナまで足を延ばせば
真の父母様の基台を見ることができます。

これは素晴らしい機会です。
私たちが新しい出発をするための重要な機会となるでしょう。

真のお母様はラスベガスを発たれてハワイにおられます。
お父様とお母様は過去何度もハワイを
祈りと瞑想の基地とされてきました。 
1991年に歴史的な北朝鮮訪問を計画されたのもハワイでした。

真のお父様は2007年を
神様の摂理の安息年(jubilee year)であると
ハワイで宣布されました。
環太平洋時代について初めて語られたのもハワイでした。

是非、当時のみ言を読み返してください、
必ず勇気づけられます。

天国は築かれ、韓国・日本と共にアメリカが
その中心的役割を果たす事を、
お父様は確信しておられました。

皆さん、年の初めに当たって、私たちは偉大な貢献をするために、
神様に呼ばれた者であることをもう一度考えてみてください。

お母様は私たちを「奇跡を生み出す者」と呼ばれ、
「大きく考えなさい」と言われました。
2015年における、皆さんの成功をお祈りします。



バルコム会長ご自身が、
ラスベガスの最前線で伝道をされ、
そこで導かれた方が、継続して
学んでおられるそうです。
本当に素晴らしいです。

バルコム会長は、
「神様はあらゆる所に人を準備してくださっていて、
私たちはただ口を開いて真の父母を証すれば良いのだと思いました」
と言われていますが、
これは、アメリカと日本では
少し違いがあるのかな、と感じます。

実際の人口よりも
宗教人口のほうが多い日本ですが、やはり、
「宗教」という言葉の印象があまり良くない気がします。

それでも、日本人は「神様」が好きな民族です。
その顕著な例が正月の初詣でしょう。
新年に神社や寺院などに参拝し、一年の感謝を捧げたり、
新年の無事と平安を祈願したりします。
警察庁の発表では、正月三が日において、
日本人が初詣する延べ人数は何と9939万人です。
日本の総人口1億2千700万人ですから、
本当に多くの人たちが初詣に参じます。

「一年の計は元旦にあり」というように、
計画をしっかりと立てるためにも神様に祈願して
出発する風習として受け継がれてきました。
そのように、1年1回の恒例行事のように参拝しても、
日々の生活の中で、もっと神様を中心とする生活をすることが大切でしょう。

『だからこそ、私たちが
本当の神様の存在を正しく、
そして、堂々と伝えていかないといけないのではないか・・・』
バルコム会長の映像を見ながら
改めて感じさせていただきました。


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