「受難の源流」
今回は、
『退学させられた女子学生たちの証言』です。
統一教会の草創期、代表的な受難が
梨花女子大事件でした。
教授たち5人の免職処分に続いて、
学生たち14人が退学処分となりました。
その当時、統一教会へのデマ、中傷は
止められない勢いで、韓国を覆っていました。
淫教の宗教と噂されたその真相は、どうだったのでしょうか。
☆
退学させられた学生たちは、文師をどのように見ていたのだろうか。
姜貞遠さんは、当時をこう回顧している。
「大学から統一教会まで遠かったので、
毎週木曜日の午後三時に金永雲先生の家に学生たちは集まりました。
そこに文先生が来られて多くのお話をしてくださったのです。
話の内容は、中共、東南アジア、中東、アメリカなどの国際情勢、
またエネルギー問題や食糧問題、
さらには癌などの病気についても言及されていました。
大学では決して学ぶことのできないものでした。
このような人生や社会、宇宙に関して明快に説明してくれたのです」
☆
さらに文師は次のような生活指導をしている。
以下は、姜貞遠さんの証言である。
「あの当時、文先生は私たちを教育されました。
『ハンカチも派手なものは使ってはならない。
また、人間は尊い神の体であるから、人前で肌を見せてはならない。
だから半袖よりも長袖の服を着るようにしなさい』
と、統一教会の草創期は男女問題について厳しく言われたのです。
それだけではありません。
『男女は別々に座りなさい』
『化粧はしないように』と、注意されました。
1955年、『ローマの休日』という映画が韓国で流行しました。
ですから、オードリー・ヘップバーンのショートカットがはやったのです。
文先生はショートカットの女性を見ると注意されていました。
このように教育された私たちは、
清い純粋な信仰を誇りに思っていましたので、
何も恐れるものはありませんでした」
☆
今日では笑い話になっているが、次のような話も語り継がれている。
当時の統一教会が、当時の社会に
どのように思われていたかを物語っている内容である。
「ある日、カトリックの信仰を持つ婦人が統一教会の礼拝に参加した。
その女性は夏の暑い日であるにもかかわらず厚着をしてやってきた。
礼拝が終わるとその婦人は泣きながら人々の前で話し始めた。
『私の格好を見てください。
チマ(スカート)を何枚もはいてここに来ました。
統一教会に行くとチマを脱がされ、
貞操を奪われると聞いていたので重武装して来たのです。
しかし、説教を聞いて感動しました。
悪い教会だと思ってきたことを皆さんの前に告白し悔い改めます』」
彼女は男勝りの性格の女性伝道師で、
悪いうわさがあればあるほど興味を抱き、
自分で確かめようとしてやってきたのであった。
☆
統一教会が、社会から前述したような誤解を招いた要因の一つに、
梁允永女史は次のようなことも挙げることができると言っている。
「文先生は、夜の12時ごろまで、
私の家で信徒たちに語られることがありました。
遅いため教会に帰ることができず、宿泊されます。
このころは、夜間通行制限法がしかれていたのです。
そのとき、先生が休まれる部屋がないのです。
そのため、当時、俳優や名勝地の写真を現像する作業をしていた
暗室の部屋に文先生が泊まられたのです。
その部屋の窓は、黒い毛布で覆っていましたので、
いろんな憶測を呼んだのでしょう」
退学させられた学生たちには、良心の苛責はなかった。
学生として分限を超えた行動や風紀を乱すことは、一つもしていなかったからだ。
☆
一度レッテルを貼られると
誤解のイメージはなかなか拭えるものではありません。
しかし、「百聞は一見にしかず」なのです。
また、今までは、真のお父様が批判の対象であり、
そして、今は真のお母様が、そのような立場でしょう。
また、今まで以上に私たち祝福家庭が
「統一教会の看板」を背負っていると言っても過言ではありません。
一人ひとりが、祝福家庭であることを誇りに思い、
堂々と証しを立てる時であると思います。
そんな思いを持ちながら
今年一年を出発していきたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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