2015年02月11日

最後の一日! 歓送会とお父様の日本食口への手紙 《お父様日本訪問50周年》



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1965.2.7東京南平台☆


50年前の今日は、お父様が日本を発たれる前日であり、
歓送会がありました。
そのときの様子です。


2月11日、夜9時より南平台の大ホールにて
真の御父様御一行の歓送会が行われました。
「大先生も東京を振り出しに、日本全土を巡り、
15日の短い期間であったけれど、
私にとっては非常に長い忘れられない印象を受けた」
と述懐され、
「私が去ることについて慰めなければならない立場だけれど、
復帰の路程では慰めてやったら失敗する。
戦いはまだ終わっていない。
したがって慰めるより叱咤しなければならない辛い立場に立っている」
とその愛の深さを示され、和気あいあいたる雰囲気の中に
我々が今後肝に銘ずべき重要なお言葉を…残されました。
(『成約新聞』特集号より)



そして、翌日の12日にお父様はアメリカに向かって出発されました。


真の御父様御一行は、午前10時、羽田発の日航806便で、
ホノルル経由サンフランシスコに向かわれました。
「12日の羽田空港には、約150名の聖徒が乗用車、
バスを連ねて見送り、聖歌を合唱…。
午前9時40分、出国手続きを済まされた大先生は
随行の崔先生と共にゲートへ進まれた。
見送りデッキに向かって大きく手を振られ、
タラップを昇られた大先生、崔先生、機上から、
見送りの聖徒のうち振るハンカチーフに、
ヴィクトリー(勝利)のVの字を示され、見送りの聖徒の胸中に、
必ず勝利するという、強い決意を湧き起こさせられた。」
(『成約新聞』より)


お父様は、アメリカにいかれてから、
4日後の2月16日、
日本(東京)の食口に向けて、
手紙を書いておられます。


東京の食口へ

皆様の有難き歓迎歓送を思ふ立場になりまして、
今は東京食口達を目に浮べつつ慕って居ります。
滞在中は色々世話になりまして、何と申し訳なく思ふと共に、
心深く有難く思ふ次第であります。
先生が居られるために色々な思わざる忙しい日々を送った事と思い、
皆が疲れて居ることを思って申し訳ないです。

食口達よ、東京を中心として全国巡回してみると、
今後の日本の食口達の責任の重大な事を切々と感じました。
今から力を出して復帰の勇士となって働けば
大なる成果を望む事が出来ると感じました。
日本の一億のために色々誓いと決意を払って
最后の勝利へと進むように心から思い、又祈って居ります。
特に久保木協会長、頑張って呉れよ。
耐えしのんで最后まで戦い抜く様に頼みますね。

12日羽田飛行場を発ちまして、其の12日朝5時頃
桑港(サンフランシスコ)に着きまして、
米国の食口の迎えに応じたところ、本当に神に感謝しました。
統一教会の食口は皆同じ様な群である事を切に感じました。
我等に国境はありません。
民族もありません。
ただ神の国の子女であるのみです。
全部が皆々と同じであると共に韓国の食口と同じな所は
我等でなければ持っていない尊い動きでありました。

米国に来まして日本の事を伝えると、こちらの食口達は、
皆なに負けない様に心かまえております。
日本も米国に負けてはならないと思います。

先生は19日より3月24、5日迄に米国南部全州を
巡回する路程をきめて居ります。
忙しい日々を思って心から新たな緊張を感じます。

旅行中なので色々な消息を伝える事が容易じゃないと思ひますから、
其の間何よりも健康に留意して良好なる実績を残す様に
心から祈りつゝ遠い所から慕ってます。
元気でやって呉れ、ではさようなら

二月十六日

先生より



お父様の叱咤激励の姿、
愛するがゆえにあえて、最前線に送り出さざるを得ない、
お父様の親の心情を感じます。
今、このときにも霊界から訴えられているのです。

「私が去ることについて慰めなければならない立場だけれど、
復帰の路程では慰めてやったら失敗する。
戦いはまだ終わっていない。
したがって慰めるより叱咤しなければならない辛い立場に立っている」と。



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posted by ten1ko2 at 08:10 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする