2015年04月30日

(証し) みな離れていきました! 興南を十字架と呼ぶわけ 《玉世賢ハルモニ》



11164824_892169110844238_582971090394241199_n.jpg


結局、私と金元弼さんだけが残ったのです。



真のお父様と草創期ともに歩まれた
玉世賢(オクセヒョン)ハルモニの証しです。

お父様が興南の刑を受けて、
そこに訪問に行かれたときの様子です。
(「証言」から引用していますが、一部編集しています)


先生は結局、五年の刑を宣告されました。
裁判が終わった後に、私は先生に庭に出てきていただいて、
準備していった昼食を差し上げました。
そのとき、手首に手錠をかけて歩かれる先生の後について歩いたのです。
引かれて行かれる先生と別れる私の心を
どのように表現することができるでしょうか。

再び上告しましたが、減刑されませんでした。
そのとき、三十数人の食口たちは皆、離れていきました。
「天から送られた人だと思ったのに、そうではなくサタン側の人だ」
と言い、自分たちは先生にだまされたと恨んでいました。
結局、私と金元弼(キム ウォンピル)さんだけが残ったのです。

その後、先生は保安署から平壌(ピョンヤン)刑務所に移動させられ、
さらに一か月後に興南(フンナム)刑務所に移られました。
面会に行くことができずに心配していたところに、一か月ぶりでしょうか、
面会に来るようにという手紙が先生から来たのです。

準備して夜汽車に乗り、一晩かけて行きました。
平壌から興南までは約400キロの道のりです。
普段の生活で外出しなかった私が、昼にではなく夜、
興南まで行くということは並大抵のことではありませんでした。
しかし、先生が興南で苦労していらっしゃるので、
勇気を出して尋ね回り、翌朝、興南駅に到着しました。

夕方になると、青い囚人服を着た囚人たちが、
一列に四十数人ずつつながれて、歩いて帰ってきました。
先生のお姿を拝見すると、
言葉では表すことができないくらいうれしかったのですが、
同時に息が詰まるようでもありました。

先生を自分の甥だと言って面会申請をすると、
しばらくしてから、先生は看守に引かれて出てこられました。
そして先生は、「食口たちは元気でいるのか?」と尋ねられたのです。
私は安心していただくために、「皆、元気でいます」とお答えしました。
横に看守がいたので、あまり話すことができず、
準備していったもち米の粉を差し上げて出てきました。

私は、その日の夜は旅館で休み、翌日早く出かけて先生にお会いして、
夜の汽車に乗りました。汽車の中で、深い山あいの監獄で
苦労されている先生のことを考えると、涙が目にあふれ、
悲しみを抑えることができませんでした。



お父様が興南を解放され、食口たちを求め
40日間平壌に留まった時にも
わずかな食口しか探すことができなかったし、
共に南下していく人はほとんどいなかったと
そのような証しを以前紹介しました。
(自叙伝にも書かれています。)


お父様が38線を越え、
北朝鮮に渡り、命がけで伝道をしたにも関わらず、
お父様が刑を受けた時すでに、
玉世賢ハルモニそして金元弼先生しか
残らなかったというのです。

しかし、2000年前のイエス様を思えば、
誰も最後まで支えてくれる者はおらず、
十字架につかざるを得ない状況だったのですから、
興南という十字架に匹敵する路程で、
お父様にとって見れば、この二人の先生の存在というのは、
どれほどありがたかったでしょうか。

お父様は、過酷な興南収容所の期間、
食口たちの名前を、日に3度祈り続けられたといいます。

また、遠い400キロの道のりをかけて訪問された
玉世賢ハルモニの姿を見つけたお父様は
どれほど嬉しかったか知れません。

玉世賢ハルモニは、黒髪で編んだくつ下を差し入れた
ということでも有名です。
そのくつ下で、お父様は寒い冬を乗り切ることができたといいます。


今日、平和経を訓読していたら、
お父様がちょうど北朝鮮に行かれた時の
講演文でした。

ご自身の愛する姉妹や親族に会ったその喜び以上に
同じ立場にいる同胞を思い、胸が痛くなったといいます。
どこまでも公的無私なる歩みをされ続けた
真のお父様の姿があったのだと思います。

また、そのような心情を完全に相続しているのが
まさに真のお母様であることを
私たちは忘れてはならないと思います。



応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ


※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)



2015年04月29日

天運の中心は真の母! 最も熾烈な迫害は最も親しい人から来る?!



11148223_890174201043729_432628935893557147_o.jpg


今までは先生を愛してきましたが、
これからは
お母様を愛さなければなりません。


1994年お父様のみ言



ファミリーフォーラムに
少し気になる題目があったので、
覗いてみました。


全文紹介します。



先週日曜日、地元教会の礼拝で、あるアメリカ人の先輩兄弟が
アメリカ教会の草創期の証をしてくださいました。

ある時、お父様が緊急ミーティングのため指導者たちを
午前5時に集まるよう指示されたというのです。
食口達は皆、別々の階に住んでいたので
多くの食口が遅れてきてしまいました。
そこで、お父様は激怒され、
朝食抜きでミーティングをするとおっしゃったそうです。

すると、お母様が席を外され、一時間半後、
全員分のマクドナルドの朝食を持って帰ってこられました。
お父様はそれを見られて、お母様が自分の権威を
軽んじているという様子を見せることは全くなかったと言う話です。

私が言いたいことはこれです。
天聖経が編集された時、大きな騒ぎがありましたが、
お父様は「お母様は正しい!より洗練された天聖経になったね」
と言われることを皆さんは想像しませんか?

新しい天聖経の内容も全て、お父様のみ言であることは変わりません。
お父様は、乞食だったとしても、誰からも学ぶことがあると
おっしゃったことを忘れてはいけません。

お父様は誉進様が周りを気にせず赤ん坊に授乳をする姿を見ながら
誉進様から学んだとおっしゃいました。

お父様は多くのことに関し、厳格なみ言を語られました。
例えば、離婚は全く許されることではないとか。
しかし、後になって、お父様は同じことに関し、
新しい道、新しい指示をくださることも多々ありました。
お父様は、融通のきかない方ではありませんでした。
すさまじい戦士でらっしゃいましたが、お父様は優しさを表され、
状況に応じて考えを変えることができる方でした。

お母様は指導者の位置に立ちまだ3年しか経っていませんが、
これまでほどにお母様に向かう攻撃や迫害が
凄まじかったことを見たことがありません。
お父様と聖婚なされた頃にあった状況が
また再現されているのかもしれません。
そして、もっとも熾烈な迫害は、
もっとも身近な人々からくるのかもしれません。



どの方のどんなコメントなのか、
紹介されていないのも気になるところですが。。。

今は天運の中心は真のお母様です。

ある意味、「だからこそ」
真のお母様に対する攻撃がやまないのかも知れません。

「お父様と聖婚なされた頃にあった状況が
また再現されているのかもしれません。
そして、もっとも熾烈な迫害は、
もっとも身近な人々からくるのかもしれません。」
このようにありますが、
まさにその通りだと思います。

お母様は1960年にお父様と聖婚されました。
しかし、最初の3年間は
内部からの試練をうけました。
そして、7年路程を経て、勝利されたお母様でした。

その当時、
「あなたは真の母ではない」
「あなたは失敗した」
そのような中傷・非難も多くあったといいます。

しかも、そのような内容は、
一般の人からではなく、
内部の食口たちからでした。

まさにその時と同じような立場に
お母様は立たされているのです。

お父様が聖和された後、見事に基元節を迎えられ
2020のビジョンが発表されました。
その2020年までが7年路程であり、
最も熾烈で過酷であるという最初の3年の
最後の年を過ごしているのが、今現在の私たちの立場です。
今年が一つの山であることは間違いありません。

お父様とお母様は一つです。
お父様がたとえば、「家庭盟誓のここを変更しよう」
そう言われて、食口たちは従ってきたというのに、、
お母様がたとえば、「天一国の歌を作りましょう」
そのように言われることに対し、
素直に従うことができないというのです。
これは全くおかしな話です。

幹部がお母様を主管しているというのでしょうか?
これもありえない話です。

「真の父母」という言葉があるのに、
まさに「偽りの父母」だと言わんばかりです。
ですから、まさに同時性です。

そして、だからこそ私たちは
お母様と一つになることが重要だと思います。
天運は、お母様にあるのです。
そのことを忘れてはいけないと思います。



お母様を中心として皆さんが一体に
なっていかなければならない時が来ました。
もう先生がいなくても、
お母様が代わりにできる特権を許諾したというのです。
お父様がいないときは、
お母様のことを思わなければなりません。
そのように理解して、
先生の代わりにお母様に侍る心をもち、
祈祷もそのようにするのです。
今までは先生を愛してきましたが、
これからはお母様を愛さなければなりません。
これからはお母様の時代に入っていくことを理解して、
特に女性たちはそのようにしなければなりません。
ここにおいて、先生が第一教主であれば、
お母様は第二教主であると世界的に宣布し、
天地に宣布します。


(1994・11・27のみ言
「真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道」より)


応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ


※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)


posted by ten1ko2 at 07:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月28日

光を見ることのできなかった神様!! 〈真のお母様が語られた復帰歴史〉



14277_1627835794113764_712860740022153756_n.jpg


人間の責任に対しては
神様もどうすることもできませんでした。
待つことしかできませんでした。
そのため今日、世界人類が70億になっても
神様は光を見るこができません。




PeaceTVに2015年3月8日
世界日報役員招請午餐会において 
真のお母様が語られたみ言がありました。

復帰摂理の内容をわかりやすく
語られています。
少し長いのですが、一部編集して紹介します。



天の摂理歴史には原因があり目標がありました。
その中心に人間を立てました。
その最初の人間は神様と一つとなり正しく成長し、
神様の創造目的を成すため
共に協力しなければなりませんでした。

しかし、その成長期間という期間を失うという
結果になりました。
私達は神様を「全知全能であられる」と表現します。
神様の前に「失敗。間違った」という言葉は有り得ません。
しかし、中心に立てた人間、人間の責任に対しては
神様もどうすることもできませんでした。
待つことしかできませんでした。
そのため今日、世界人類が70億になっても
神様は光を見るこができません。

しかし、摂理歴史は続けられました。
無知に陥った人間、堕落した人間は
本心、良心作用がありますが
それを誰も見ることができません。
聖書は6千年が掛かったと言っています。

この堕落に陥った人間をただ見捨て置くことはできません。
そのため神様は良心作用を起こさせ、
その時代に合った宗教を立て天を眺め
善なる方向へ向かうよう導いてこられたことを
私達は人類歴史を通して知ることができます。



人間は蕩減摂理を知らず
蕩減復帰摂理歴史は天に苦痛を与えながら、
イスラエル民族という選民思想を起こし
4千年を掛けて独り子であるイエスキリストを送られました。
当時、イエス様のみが唯一
神様と一つになることのできる存在でした。

そのため、イスラエル民族は
イエス様と一つにならなければなりませんでした。
そうなれば当時はカイン圏である
ローマ帝国という巨大な国がありました。
世界へ通ずるといわれたローマの道。
皆さんも知っていると思います。

その時、イスラエル民族がイエス様と一つとなり、
責任を果たしていたらイスラエルの国が成立しました。
イスラエルの王にならなければなりませんでした。
イエス様は無論のこと、後世のため独り子の立場なので
独り娘に出会わなければならないでしょう。
そうなっていたらイエス様は十字架に掛かり
亡くなることはありませんでした。

その時代に天が願われる一つの世界、
イエス様の家庭を中心に、
イスラエルの国を中心に世界が統一を成すことができました。

しかし、どうなりましたか?
イエス様は十字架に掛かり、
イエス様は亡くなられながら、再び来ると言いました。
これが再臨メシア思想。
2千年が掛かりました。

何故この大韓半島で真の父母思想が現れたのか?
灯台下暗しか、この国の民は真の父母を異端視しました。
まるで2千年前のイスラエルのように迫害しました。

つい100年前にタゴールが、日本圧政下時代にです。
まだ独立をしていなかった時です。
その当時、コリアが灯になると言いました。
東方の灯と言いました。
皆さんがタゴールの詩全体を読んだら、
本当に恥ずかしく感じると思います。

そのような環境で、真の父母の立場なので
天のみ旨を成すため世界摂理をしなければなりませんでした。
韓国が重要だからではなく、
世界を救わなければならない立場に立っていたということです。



そのため40年の間、アメリカへ渡り
アメリカの目を覚まさせようとしました。

この時代において、アメリカという国は
2千年前のローマと同じ立場でした。
2次大戦を経ながら、アメリカは
全ての国を兄弟国にしたでしょう?
日本と戦いましたが、日本も許したでしょう?
何故か?
再臨メシアがあらわれる時が訪れたため
全ての国が兄弟国になったのです。

しかし、その中心で天の摂理を全うし、
世界を救わなければならないアメリカが
青少年問題、家庭破綻、思想的共産主義の退廃文化により
地に落ちています。

そのためお父様は
「アメリカが病んでいるので、私は医者として来た。
アメリカの家庭に火が付いたので、私は消防士として来た。」
と語られ、50の州を巡回され
アメリカの目覚まさせると
アメリカの多くの上流階級が歓迎しました。
感謝しました。

皆さんも知っていると思います。
当時、たくさんの指導者、ノーベル賞を受賞した碩学達。
平和教授協議会を通して
たくさんの人々が先立って支持しました。

当時のアメリカのキリスト教が天の摂理を理解していたら
本当に祝福を受けることができたアメリカなのに。

アメリカが祝福を受けられたのは清教徒達がいたからです。
16世紀にギリシア語だった聖書が英語に翻訳されながら
たくさんの一般人が聖書に接するようになり、
信仰の自由を求め新大陸に移住した清教徒、
彼らは第一に天を崇拝しました。

神様を祀る協会を先ずはじめに建て、
その次に後世を養成する学校を建てました。
それから自分達が住む家をつくりました。

これが人類が歩むべき見本路程です。
しかし結果的にアメリカも責任を果たすことができませんでした。
ですが真の父母様の摂理歴史は根を下ろしたのです。
尚且つこの大韓民国は大韓民国の民として
真実を知らなければなりません。

この民族に責任があります。
歴史を遡り、メシアを殺したイスラエル民族の過去が現実です。
今現在どうですか?



先ほども話しましたが、蕩減がある。
蕩減は必ず果たさなければならない。
果たすことになると言いました。

私が皆さんに伝えたいことは、
今真の父母様が生存しているこの時に
成すべきことがたくさんあるということです。

先ほども語りましたが、中心は人類の中心、
摂理歴史の中心、真の父母です。

皆さんは真の父母がいる間に
たくさんのことを学ばなければなりません。
この国も責任を全うできなければ蕩減が課されます。

蕩減は皆さんだけでなく、
皆さんの後世も課されることになります。
イスラエル民族を見てみてください。

そのため皆さんにお願いしたいのは、皆さんの立場、
皆さん当代がどれ程多くの生命を
救うことができるかということです。
責任が重要です。

真実を明かさなければならず、この国の歩むべき道。
この国だけが豊かになっても世界平和は成せません。
周辺の国々が共に豊かでなければなりません。
一つにならなければなりません。
それを成せるのは真の父母しかいません。



世界日報がこの国の国民を教育し、世界を教育するにおいて、
また環境問題においても先立つことを願います。
私は真の父母経を編纂するため
静かなところで祈祷しながら
アルプスの山々に登りました。

そこで氷の洞窟に行きましたが驚くべきことに、
何十年でもなく、何年の間に
白頭山の高さ程の氷が溶けてしまったのを見て
人類の無知にとても心が痛みました。
6千年も待った摂理歴史がようやく根を下ろし
花を咲かせようとしているのに
神様が創造された天地がこれ程破壊されているのを
目の当たりにし、本当に心が痛みました。

これも私達の責任です。
新聞社の責任です。
啓蒙しなければなりません。
私達が先立たなければなりません。

これからは皆さんが主体的立場で、
この民族とこの国と世界をリードする、
それこそ世界日報にならなければなりません。
そのような面でも幅広く研究し発展していくことを願います。



映像を紹介できないのが残念ですが、
とても流暢に語られているのが印象的でした。

また、以下のみ言
「白頭山の高さ程の氷が溶けてしまったのを見て
人類の無知にとても心が痛みました。
6千年も待った摂理歴史がようやく根を下ろし
花を咲かせようとしているのに
神様が創造された天地がこれ程破壊されているのを目の当たりにし、
本当に心が痛みました」
このみ言を語られているときには、
涙を流されていたお母様でした。。。

環境問題に対しても
神様の心情を思いながら、
胸を痛まれているお母様の姿がありました。

昔の父母様の映像を見ていると
その二人の愛の世界に溶け込まれるような感覚を覚えます。
侍墓1000日に向け、精誠を捧げておられる
お母様に喜びをお返しできるように
歩んでいきたいと思います。


応援のクリックをお願いします。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ


※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)


posted by ten1ko2 at 08:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする