2015年06月08日

親が子に孝行する?! 聖職者が信徒に仕えよ?! 《李ヨハネ先生インタビュー》



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統一教会で、最も年長の聖職者といえば、
李ヨハネ先生であり、
昨年白寿のお祝いをされていましたが、
数え年では今年100歳になられます。

「キリスト教牧師を代表して、
この李牧師が入教した」

李ヨハネ先生のことを
お父様はこう言われていたといいます。

韓国の世界日報のインタビューが
少し前になりますが、ファミリーフォーラムに紹介されていました。

インタビューの内容は、
日本人の私たちが分かりやすいように
多少、表現を置き換えた上で、ピックアップして紹介します。


1954年、文鮮明総裁が創立した世界平和統一家庭連合(別名 統一教会)は、
今年61周年と歴史が浅いが、
その短い歳月に世界的に根付いた唯一の宗教で知られている。

家庭連合の最初の100歳の聖職者となった李ヨハネ牧師は、
統一神学校(鮮文大前身)初代学長を務め、
数多くの牧会者を育て上げ、今も世界巡回師の職を持って
宣教の先頭に立っている現役である。

1952年統一 教会に入信した最初の男性信徒であり、
当時としては唯一の神学校出身である。
文総裁が統一教の教義である「原理原本」を
執筆する際に監修を委ねたほどだ。

彼は胸に心臓ペースメーカーをつけて過ごすこと以外には
顔にしても、記憶力にしても40〜50代に負けない。
記者の質問の意図を的確に見抜き回答しており、
今でも月に15回ほど全国の教会を巡回して信者の相談に応じる。


文総裁をどのように感じ、どのような点に惹かれたのですか。

まず人を見た時に、相手の家系までも見抜くことが格別です。

私も神学を勉強したのですが、昔も今も多くの神学者たちが
旧約と新約の連携性をよく知りません。
新約は最高だと思っていますが、旧約は、
「道徳的尊いお話」程度にしか理解していません。

ところが、文先生は、新・旧約を接続して、
神の人類復帰の歴史を説明されたのですが、
頭が明るくなるのを感じました。


文総裁の特別な成果を挙げるならば。

歴史上初めて、神と人間の関係を「親と子の関係」と究明し、
その関係を回復させた点です。
キリスト教会のすべてが「死んで天国に行く」と叫ぶ時、
あの方はこの地で悪なる世をなくし良い世界を作る、
いわば「復帰摂理」に孤軍奮闘しました。
プロテスタント牧師たちの中で
たまに文先生と同じような主張を広げる人々がいます。
歴史が過ぎれば文先生の業績がさらに鮮明にあらわれることでしょう。


信仰生活をしながら、どのような点が最も難しかったですか。

協会(家庭連合)創立前に、教会の看板もなく、伝道していた時です。
どの宗派から来たのかと聞かれた時に言葉がありませんでした。
1954年協会が創立されましたが、当時の牧師や伝道師の中には
神学校を出た人が皆無でした。
マタイが何かも知らないまま「新しいみ言」
という意欲だけ抱いて伝道し、苦労をたくさんしました。


現代人が宗教をますます遠ざけています。
 宗教が問題なのでしょうか、信仰者個人が問題なのでしょうか。


宗教が問題だと思います。
聖職者達が、神霊と真理の人を作れずにいます。
宗教儀式だけでは人を変化させられません。
聖職者自ら神霊的でないので、人を作れないのでしょう。
聖職者は信徒たちに感動を与えることができなければなりません。
そのためには愛の奴隷であり、信徒に仕えなければなりません。
宗教がますます冷たくなって、
一つの文化に転落してしまい残念です。


宗教の旗を再び高めることができる解決策はあるのでしょうか。

神の存在を新たに刻印させなければなりません。
神は無条件に人間を助け協力する方ではありません。
人間が神を慕って懇願するとき協助します。
慕う心がなければ、神も協助しないのです。

また、死後の世界(霊界)があるという事実を
明確に知らせることができなければなりません。
統一原理には地上世界が
「無形実体世界(死後の世界)の影」と説明されています。
科学が発達すると霊界を撮るカメラが出てくることでしょう。

次に、宗教が生き残るためには、孝と霊性を育てる場所として
生まれ変わらなければなりません。
文先生は、孝は子が親に返すのではなく、
親が子供に返すことで開始されなければならないと
孝の道理を革命的に教えました。
親が子供に礼を尽くすことは容易ではありませんが、
足りない部分は、子に理解を求めて家庭で
孝の文化を再創造しなければなりません。



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*李ヨハネ先生は1916年、旧暦9月4日生まれです


草創期に教会に来られ、神学校出身者として、
お父様に侍られながら、多くの貢献をされたことでしょう。

また、「マタイが何かも知らないまま」
そのように語られていますが、
当時から、食口たちを見ながら
どれだけ歯がゆく思われたことでしょう。
現在においても、申し訳ない私たちです。
李ヨハネ先生のような準備された人が
どんどん教会に来なければならないでしょう。

李ヨハネ先生は、生涯聖職者の立場として、
宗教が問題、聖職者が問題だ、とおっしゃっていますが、
それは氏族メシヤとして立っていく私たちにも言えることです。

授受作用は、主体が授けることから始まります。
神様と、父母様から愛された立場として、
これからは、授ける立場に立っていきたいです。

神様と人間を親子の関係であると説かれたお父様であり、
「孝は子が親に返すのではなく、
親が子供に返すことで開始されなければならない」
という孝の道理を革命的に説かれたお父様である
そのように李ヨハネ先生も強調されています。
中心的立場、核となる立場が何よりも重要だと思います。

だからといって言葉の真意を理解せず、
親に向かって仕えろ
聖職者に向かって愛すべきだ、
というのとは違うでしょう。

孝の心情にならないと天運を相続できず、
天の摂理とは外れてしまうのです。
そのことを見失うことなく、
真の父母様に孝行の心情を持って歩む
今このときであると感じます。


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李ヨハネ先生についてはこちらの記事をどうぞ↓
 再臨主に侍って60余年!「キリスト教牧師を代表して入教した」李ヨハネ先生、白寿の誓い?!




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posted by ten1ko2 at 13:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする