2015年07月15日

お父様との釣り体験!! 「マグロ捕りに求められるチームワーク」、伝道も?!



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21日間マグロは一匹も捕れませんでした。
マグロを捕ることは
個人の努力では不可能なこと。
チームワークが要求されるのです。



TPマガジン最新号に
1974年から1983年まで真のお父様の船
「ニューホープ号」の船長をされていた
アラン・ホーカンスンさんが、証しを書いています。
題目は「マグロ捕りに求められるチームワーク」です。
編集して2回に分けて紹介します。


1975年7月、マグロを捕るためニューホープ号が
グロスターの港に戻ってきました。

その前の年はマグロを捕る方法を学ぶ期間とも言えるでしょうか。
真のお父様が滞在された2週間は何も釣れなかったのです。

今回も、真のお父様は毎日朝早く来られて海に出られました。
釣竿6本が設置され、甲板に固定された回転椅子に
釣竿を固定させるための縄を用意しました。

初日から3日間、二匹の魚を釣る機会がありましたが、
最初の魚は船を早く動かせず釣り糸が
小さな舵に引っ掛かったため逃してしまいました。
二匹目の魚とは長時間引っ張り合いとなり、
全作業の拍子は揃い、魚は船と約30メートルの所にいました。
その時、真のお父様とミスター・ユが大声で話されるのが聞こえ、
二つ目の釣竿の糸に絡み始めてしまいました。
私はその時、心の中で「どうしたんだ?」と思ったのです。
その瞬間、真のお父様は魚を逃されてしまいました。

22日間アメリカの指導者たちは幾度も同船し、
ミスター・ユも最後まで一緒にいました。
成功するのに何よりも一番重要な事は、
真のお父様と一つになることでした。
私自身も真のお父様と一つになることが
何よりも重要でした。
信頼が揺らぐ瞬間、真のお父様は魚を逃されたのでした。

以降13匹の魚を釣られたのですが、
21日間マグロは一匹も捕れませんでした。
誰しもマグロを捕ることは、
個人の努力では不可能なことであります。
チームワークが要求されるのです。
油がきちんと差してある機械のように、
すべての歯車がきちんとかみ合わなければなりません。


真のお父様は、新鮮な魚を餌として使用しました。
300パウンド(136キログラム)もの新鮮な魚や餌を購入されました。
マグロを誘い出すために餌を切って一日中海に投げ込まれます。
真のお父様は直接釣り針に餌をつけ、
ギアを設定してはしごの上のフライングブリッジに上られました。
そこで大貫さんに釣り糸をどう設置するかを指示されました。
餌をきちんと並ばせるために極度の注意力が必要でした。
釣り糸が海に投げ込まれた後は、
一人は餌を約3〜5センチの大きさに切って
真のお父様が指示される位置に正確に投げ込んでいきます。

真のお父様は、一日中フライングブリッジで
釣竿を眺めておられました。
そして、遂に「引っかかった!」という声が聞こえ、
全員が動き出しました。

真のお父様はフライングブリッジから降りてこられ、
甲板で皆が釣り糸を引く間、大貫さんは
魚が引っかかった糸を操っていました。
私は機関室に入りエンジンをかけ、錨を下ろしました。
このようなチームワークが重要だったのです。

マグロは約1000パウンド(454キログラム)の大きさで、
時速23キロの速度で泳ぎました。
私は操舵室に入り、ハンドルを握って船を操縦しました。
真のお父様はリールを巻きながら魚を弱らせました。
時に魚が方向を変えてしまい、釣り糸が船のスクリュープロペラで
切れてしまう場合もあるので注意が必要でした。
そうして真のお父様は釣竿を握り、
船長は舵を握って船を運転しながらマグロと踊りを踊ったのです。

このメンバーの中でマグロのような
大型の魚を捕った経験がある人は誰もおらず、
私はマグロの方向を注視しながら
釣り糸を食いちぎって逃げないよう、
釣り糸を緩ませないよう維持するのに必死で、
人々は力の限り糸を引いてみますが
距離を縮めることはできませんでした。

再び真のお父様が椅子に座られると全てが変わりました。
チームワークが再起動し、力が抜けたマグロを
船の上に引き上げる緊張した瞬間となりました。
皆が歓呼する中、真のお父様は釣り糸を外され
モリを引き抜いたところで戦いは終わったのです。


22日目のその日、ニューホープは
二匹のマグロを乗せて帰港しました。
真のお父様は魚を下ろす漁港に戻る前、
真のお母様と子女様にマグロを見せてあげようと
ホテルに寄られました。
ホテルのレストランに「ニューホープがマグロを捕まえて来た」
と叫んだためレストランはがらんとなりました。

真のお父様は漁師の仲間となっただけでなく、
アメリカ最古の漁港として知られる
グロスターマグロ漁獲の新たな時代を始まらせたのです。
以降8年間、マグロの季節になるたびに
平均35匹は釣る基準を立てられました。
誰もこの基準に近づくことはできませんでした。



この証しを読んでいると
伝道の歩みにもつながると感じます。

教会長は、「伝道はチームワークです。
一人で歩んでいるように思いますが、
中心と意識と心情を一つに合わせることが重要です」
そのように語られます。

真のお父様の決意がもちろんなければ、
このような記録を打ち立てることがなかったと思いますが、
しかし、同船されたメンバーたちにおいて、
真のお父様と一つになる基台がなければ、
このような勝利はなかったと思います。
まさに、「疎通と共有」です。

お父様の精神を相続しながら、
伝道の勝利に結びつけていきたいと思います。



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