2015年07月21日

子どもの叱り方 自己満足で怒っている?! 《多田講師の 家庭力UP↑講座》



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週刊ブリーフィングに、
本部・多田講師が、台湾で
親子セミナーを主催している様子が報告されていました。
日本だけではなく、世界共通に求められるのが、
親子の絆を強くすること。
タダならぬ多田講師は、国際的に大活躍されているようです。

『家庭力アップセミナー』
久しぶりに紹介します。
今回は、「子供の心が『育つ』環境を作る」です。


「教える」ことももちろん必要ですが、ややもすると、
相手の行動だけを変えようとしてしまいます。

教会に行かない子供を教会に行かそうとしたり、
勉強をせずにテレビやゲームばかりをしている子供を
勉強するようにさせようとしたり、
相手の行動を変えさせようとすることが多くなります。

しかしそのように、行動を変えさせようとすると、
相手はなかなか思うように行動してくれないのです。
そんな時、子供に対して悪い印象が親の中に植え付けられてしまいます。


父と子の例を一つ紹介します。

「息子が中学生のときでした。
たびたび勉強せずに遊んでいたので、
『テレビやゲームばかりやっていて勉強しないと、駄目な人間になるぞ。
親の気持ちが分からないのか』と怒ったのです。

すると息子が、『お父さんは自己満足で、怒っているだろう』と言い返しました。
『親を馬鹿にしているのか』と声を荒げると、
息子は『お父さんは怒ったから気が済んだだろう。
怒られた僕の気持ちはどうなるの』と言うのです。

そのときはすぐには、子供が言ったことが理解出ませんでした。
あとでじっくり考えたとき、
息子の言うとおり「自己満足」だったと悟りました。
子供は、親の動機をよく感じているのだと分かりました」


親の感想を紹介します。
「本当に自分が行動してきた事が、
いかに相手に対して愛が届いていなかったか、
押しつけであったか、また自己満足であったかを
よくよくわかることができました」

親は自分の気持ちをぶつけただけであって、
子供に何のよい影響も与えなかったのです。
「教える」ことは、相手に焦点が合っていて、
自己満足に陥りやすいのです。

子供は、親の動機を見抜く天才です。
どんな素晴らしいことを親が話したとしても
本当に子供を信頼していなければ、すぐに見抜いてしまうのです。

私たち親は、よく「お前のことが心配だから怒っているのだ」とか言って、
子供に強く言いますが、親から「心配だ」と言われると子供は、
多くは「私のことを信じていない」という
親からのメッセージとしてとらえてしまいます。
子供を信頼するという親の心を子供は、見抜いてしまうことが多いのです。



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2世のための家族修練会 台湾本部教会


『教える』ことと『育てる』ことの違いですね。
私も最初に出てきたお父さんのように、
子供がすることに対して、一方的に叱ることが多かったように思います。

詳細は省略しますが、
先日もゲームに対して関心を持ってあげることで
少し歩み寄ることができたように思います。

また、一対一で『デート』することを継続的にしていますが、
その時にも、子供の関心を持っていることを
なるべく聞いてあげるようにしています。

子供を通して、私たちも親になるための
訓練を与えられていると感じます。

天一国時代は家庭の時代だといいます。
天が一つ一つの家庭に臨まれる時になりました。
何よりも家庭に神様を迎えることが、幸せの秘けつでしょう。
私たちが祝福家庭としての価値を発揮して、
最高に幸せな親子となっていきたいと思うのです。


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