週刊ブリーフィングに、
本部・多田講師が、台湾で
親子セミナーを主催している様子が報告されていました。
日本だけではなく、世界共通に求められるのが、
親子の絆を強くすること。
タダならぬ多田講師は、国際的に大活躍されているようです。
『家庭力アップセミナー』
久しぶりに紹介します。
今回は、「子供の心が『育つ』環境を作る」です。
☆
「教える」ことももちろん必要ですが、ややもすると、
相手の行動だけを変えようとしてしまいます。
教会に行かない子供を教会に行かそうとしたり、
勉強をせずにテレビやゲームばかりをしている子供を
勉強するようにさせようとしたり、
相手の行動を変えさせようとすることが多くなります。
しかしそのように、行動を変えさせようとすると、
相手はなかなか思うように行動してくれないのです。
そんな時、子供に対して悪い印象が親の中に植え付けられてしまいます。
☆
父と子の例を一つ紹介します。
「息子が中学生のときでした。
たびたび勉強せずに遊んでいたので、
『テレビやゲームばかりやっていて勉強しないと、駄目な人間になるぞ。
親の気持ちが分からないのか』と怒ったのです。
すると息子が、『お父さんは自己満足で、怒っているだろう』と言い返しました。
『親を馬鹿にしているのか』と声を荒げると、
息子は『お父さんは怒ったから気が済んだだろう。
怒られた僕の気持ちはどうなるの』と言うのです。
そのときはすぐには、子供が言ったことが理解出ませんでした。
あとでじっくり考えたとき、
息子の言うとおり「自己満足」だったと悟りました。
子供は、親の動機をよく感じているのだと分かりました」
☆
親の感想を紹介します。
「本当に自分が行動してきた事が、
いかに相手に対して愛が届いていなかったか、
押しつけであったか、また自己満足であったかを
よくよくわかることができました」
親は自分の気持ちをぶつけただけであって、
子供に何のよい影響も与えなかったのです。
「教える」ことは、相手に焦点が合っていて、
自己満足に陥りやすいのです。
子供は、親の動機を見抜く天才です。
どんな素晴らしいことを親が話したとしても
本当に子供を信頼していなければ、すぐに見抜いてしまうのです。
私たち親は、よく「お前のことが心配だから怒っているのだ」とか言って、
子供に強く言いますが、親から「心配だ」と言われると子供は、
多くは「私のことを信じていない」という
親からのメッセージとしてとらえてしまいます。
子供を信頼するという親の心を子供は、見抜いてしまうことが多いのです。
☆
『教える』ことと『育てる』ことの違いですね。
私も最初に出てきたお父さんのように、
子供がすることに対して、一方的に叱ることが多かったように思います。
詳細は省略しますが、
先日もゲームに対して関心を持ってあげることで
少し歩み寄ることができたように思います。
また、一対一で『デート』することを継続的にしていますが、
その時にも、子供の関心を持っていることを
なるべく聞いてあげるようにしています。
子供を通して、私たちも親になるための
訓練を与えられていると感じます。
天一国時代は家庭の時代だといいます。
天が一つ一つの家庭に臨まれる時になりました。
何よりも家庭に神様を迎えることが、幸せの秘けつでしょう。
私たちが祝福家庭としての価値を発揮して、
最高に幸せな親子となっていきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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