2016年02月03日

神の子たちよ、世界のために生きよ!! 子女教育、必要なのは「誇り」を与えること?!



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皆さんは子どもたちの前に
何を残すべきでしょうか? 
「世界のため生きよ」と、
そのような遺言を
残さなければなりません。




子女教育概論、続編です。
少し長いですが、お付き合いください。。。。


二世のアイデンティティーの確立、ということですが、
さきほど、説明した通り、子女教育とは、まずもって、
「神と真の父母を教える」ことに他なりません。

私は幼児期、教会の幼稚園、「光の子園」に通いましたが、
そこで学んだことは、何よりも「神様と真のご父様」を愛する、
ということでした。

「神様・父母様は私の親であり、私はその子どもなんだ!」ということ、、、
そこに二世としての自覚が生まれました。

二世のアイデンティティー、神の子としての自覚、というのは、
「神様と父母様に対する愛情」から芽生えます。
そしてこの愛情から、「誇り」が生まれるのです。

今、まず二世に必要なものは「誇り」です!
「私は神の子なんだ」という誇り!
それが子女たちに「神の子」としての輝きを与えるのです。


では、どのように神様や父母様への愛情を教えるのでしょうか。

一世の場合は、まず「御言」を学び、その後の信仰生活や実践を通して、
神様への心情を深めていったと思います。 

しかし、二世の場合は少し違います。
祈りや敬礼といったごく身近な事がらを通して神様に触れていきます。
日常の家庭生活の中で、神様を「ごく身近な存在」として「感じて」育つのです。

また何よりも、神様を愛し、神様を誇って生きる「親の姿」が、
二世に「神の子としての誇り」を与えるのです。

私は小さい頃、食口を見ながら、いつも「すがすがしさ」を覚えました。
なぜなら、彼らは皆、「神様・父母様を知っていること」を、
心から誇りに思っていたからです。

子女たちに教えて欲しいのは、その「統一食口としての誇り」です。
難しい御言を教える前に、規律を教えようとする前に、
「神様・父母様への愛情」を…、
そして、「神様・父母様を知った者としての誇り」を、教えてあげてください。

それが子女教育の第一条なのです!


第二に「兄弟姉妹の共同体と文化」ということです。

子女教育は「家庭の中」だけではできません。
人は多くの人との交わりを通して、時にはぶつかり合ったり、
傷付け合ったりしながら、成長していくからです。

子女たちの成長には「共同体」が必要です!
世の中が荒んでいるからこそ、健全で豊かな共同体が必要なのです!
それが二世の共同体です。

そこには「神様と真の父母様」という「共通の親」がいます。
そして、それによって、私たちは皆、「兄弟姉妹」になるのです。

二世に教えて欲しいのは、その「兄弟姉妹」としての喜びです。
「神様を中心とした一家族文化」がもたらす「喜び」なのです!


人は「愛」があり、「喜び」があるところに行きます。
それは一世も二世も同じでしょう。

父が昔、初めて教会の門をたたいた時、
いきなり「おかえりなさい」と言われて、びっくりしたといいます。
と同時に、その食口たちのもっている
「家族のような関係」に魅力を覚えたといいます。

それが「統一家族の文化」であり、「兄弟姉妹の文化」なのです。
兄弟姉妹に会いたくて教会に行く…、
今もし、全国の教会に、そうした文化が築かれたなら、
二世も一世も、世の中の人たちも、来るなと言っても、
来るようになるに違いありません。


第三に、「摂理的使命の発見」ということです。

小さい頃、「お父さん・お母さんのお仕事は?」と聞かれ、
私は「天国を作ってます!」と答えたことがありました。
それは決して嘘ではありません。

この運動は「神様の夢」から始まりました。
その夢を叶えようとしたのがご父母様であって、
また、それを共に叶えたいと信じて、
この運動に飛び込んできたのが、これまでの先輩方だったと思います。

私は中高生期、そうした先生方から、
統一運動の話を聞くのが大好きでした。

「国を変える」「世界を変える」
宗教は普通、「己の救い」のためにあります。
しかし、父母様は神様を解放したい、神様の夢と願いを叶えたい、
とそう思われた訳です。

また、自分たちも共に、その願いを叶え、国と世界を救うんだ!という、
そうした精神に「希望」を感じました。
何とも言えない魅力を覚えました。
他の人が何と言おうと、自分も何か、
大きな天の願いのために生きたい、と、そう思ったのです!


二世に教えて欲しいのは、そうした「夢」であり、「希望」です。

二世の進路問題という時、本質は恐らく、
どの学校に行くか、何を専攻するか、ではありません。
それ以前に、「果たしたい夢がない」とか「目標がない」、
「こういう人生を生きるんだ」という希望が持てない…、
そんな状況にある、ということが、より問題の本質ではないでしょうか?

「天の願い」から「人生の目標」が生まれます!
また、「自らの夢」が生まれます!
勉強の習慣化や基礎訓練ということと同時に、
「夢と希望」を与えてあげてください。


それは「本物」に出会った時に育まれます。
より大きな夢と希望をもって投入している、
そんな人々の姿に触れることを通して、
子どもたちの中に、夢や希望が生まれる訳です。

まず私たち親自身が、天国創建のために、「夢」をもっていきましょう。
私たち自身が「誇りと喜びと希望」をもって歩むこと、
それが子女たちの教育材料になる訳です!



さて、それでは、まとめに入ります。
現在、家庭教育局では、「天民化教育」ということを進めていますが、
その目指すべき方向も、これまでお話してきたことと同じです。

まず、天民化教育の第一段階としての「食口化」、
これは第一祝福の内容に当たります。

入教して所属さえすれば、外的には「食口」になれますが、
本当の意味で、父母様をメシヤとして信じ、
真の父母として誇り愛する、
「統一食口として信仰を確立しなさい」、ということです。

子女教育における「神の子の自覚」という内容も、
この「食口化」に当たります。


その上で、天民化の第二段階は「祝福家庭化」、
「祝福家庭になれ」ということです。

祝福を受けさえすれば、外的には「祝福家庭」になれますが、
本当の意味で、神様の愛が息づく「真の家庭の文化」を、
三代にわたって定着させ、また、統一家全体が「統一家族になる」ということ、
これが「祝福家庭化」です。

子女教育の目指す「兄弟姉妹」文化も、祝福家庭が共に目指そうという、
「統一家族文化」の一環なのです。


そして、最後に「天一国主人化」です。

為に生きる実践を通して、天一国の理想を実体化させ、
この世の中を天一国に生み変えていく、
「天一国創建の主人」になりなさい、ということです。

子女教育における「摂理的使命の発見」というのも、
即ち、「天一国主人になれ」ということなのです。


さて、こうしてみる時、子女教育の目標とは、
子女だけが目指す目標ではありません。
私たちが共に目指すべき共通の目標なのです。

子女たちはきっと、私たちが成長した分だけ
成長することができるでしょう。

親子で共に「誇りと喜びと希望」をもって歩む、統一食口、祝福家庭となり、
また、天一国主人になりましょう!

我が子を神様の願われる子どもに!
そして、神様の願いを背中で示せる親になりましょう!

以上で、子女教育概論、第1講座を終わります。
ありがとうございました!



家庭連合時代になり、神様のフォーカスが
教会から家庭にあてられています。
家庭に神様が安息・安着・安住できる
基盤を築かないといけないと思います。

そのためにも子女の教育は重要です。
そして、櫻井部長が語られているごとく、
何よりも私たち自身が
「統一食口としての誇りをもつ」こと。
それが重要なのです。
子供たちに植え付けていけるように
努力していきたいと思います。

講座の中で紹介されていたみ言を
紹介して終わります。



皆さんはこれから成長する子どもたちの前に
何を残すべきでしょうか? 
博士の看板が問題ではありません。
「世界のため生きよ」と、
そのような遺言を子どもに残さなければなりません。

「世界のために、天地のために
生きなければならない」と言わなければなりません。
このようなとてつもない理念を持っている私たちが、
つまらないものであってはならないのです。



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