スターリングス大司教の証し。
今日はお父様からマッチングされた祝福の証しです。
とても長いので、少し編集しています。
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全米五十州ツアーの期間中、真のお父様が講演を終えた翌朝、
わたしは真のご父母様と朝食を共にする機会を与えられたのですが、
その中で、わたし一人だけが統一教会の信者ではありませんでした。
いくつかの都市での講演を終えて、ある日、朝食の場で、
「スターリン、おまえは結婚することについて真剣に考えてみたか?」
と言われました。
そこで、わたしは、「はい、お父様、
わたしはこの歳になるまで、結婚してきませんでした。
わたしは自分に耐えられるような、
ふさわしい女性を探し出せるかどうか分かりません。
お父様、実際のところ、これまで長年、独身であったわたしを
謙虚な気持ちにさせることができるような女性がいるとも思えません。
ですから、わたしのためにだれか探していただけませんか?
わたしはあなたがマッチングをされると聞きました。
あなたは多くの人々をマッチングしてこられたのでしょう。
お父様、どうかわたしのためにだれか探してください」
と言いました。
真のお父様はそれを聞いて、笑われました。
☆
数日後、朝食の場で、真のお父様は再び
「スターリン、おまえは本当に結婚したいのか?」と言われました。
そして、「おまえはだれと結婚したいのか?
アフリカ人か、韓国人か、それとも日本人の女性か?」
と聞かれたので、即座に「日本人です」と答えました。
なぜ、自分が日本人と言ったのか分かりません。
おそらく、ジェンキンズ牧師が日本人と結婚していて、
いつも自分の妻の話をしていたこともあるでしょうし、
また、わたしの周りには至る所に、何百人という日本人宣教師がいて、
彼女たちはとても美しいスマイルを見せてくれ、
温かくわたしを迎えてくれていたからでしょう。
それを聞いて、真のお父様は
「本当か?
しかし、おまえはアフリカ系米国人を中心とした
カトリック教会をつくった、有力な黒人じゃないの。
アフリカ人の女性がいいのではないか?」と言われたのです。
しかし、「いいえ、わたしは日本人がいいのです」と答えました。
すると、真のお父様は「どうして日本人がいいのか?」と聞かれるので、
わたしは「人種、宗教、民族、文化にとらわれない真の愛を示したいからです。
真の愛は、(そのようなものにとらわれない)純粋な愛として現れるのです」
と答えました。
真のお父様は、この答えを気に入ってくれたのだと思います。
それで真のお父様は、「オーケー」と言われました。
わたしは真のお父様のテストにパスしたのです。
☆
しかし、真のお父様はツアーの期間中はもちろん、ツアーが終わった後も、
「おまえは本当にそれでいいのか、アフリカの女を選ばなくてもよいのか?」
と尋ね続けられました。
なぜなら、真のお父様は、わたしのように
黒人のために働いている有力な黒人のリーダーが、
黒人の女性と結婚しないで、黒人でない日本人の女性と結婚することによって、
アメリカ社会がどのような反応を示すかを非常に懸念されたからです。
しかし、真のお父様はわたしの判断を信頼されて、
「それでは話を進めよう」と言われました。
五十州ツアーが終わり、数日後、イーストガーデンで真のお父様は、
またわたしに対して「本当に結婚したいのか?」と尋ねてこられました。
わたしは「はい」と答えました。
その日のミーティングが終わろうとするとき、
イーストガーデンの入り口の所に立って、
「スターリングス、おまえは真剣にこのことを考えているのか?
心の準備はできているのか?」と聞かれました。
わたしは「はい」と答えました。
真のお父様は、「オー、それでは望みどおりにしてあげよう」と言われました。
わたしは「オーケー!」と答えました。
☆
それから候補者の選択のプロセスが始まりました。
真のご父母様が、「スターリングス大司教は
特別な摂理的使命を持った人物なので、
彼のために特別な女性を探さなければならない」と言いながら、
さまざまな写真をごらんになったり、さまざまな女性に
面接したりしておられることを知りました。
真のご父母様は多くの写真をごらんになり、
多くの女性に面接されましたが、日本人の女性にも、
韓国人の女性にもふさわしい人がいませんでした。
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そして、最後にだれかがニューヨーク四十三丁目にある本部に、
「カミモトサヨミ」というリーバイ・ダーティ牧師の
秘書をしている女性がいると言ったのです。
ダーティ牧師は、「世界平和統一家庭連合」北米副会長の一人です。
「彼女に話をしてみよう。彼女とスターリングス大司教は
一緒に仕事をしたことがある」ということになりました。
リーバイ・ダーティ牧師はこうしたことに関して、素晴らしい感性を持っていました。
真のお父様に、彼女の写真をお見せしてみようということになりました。
彼女はそれまで候補にさえなっていませんでした。
真のお父様はそれまで、だれもふさわしい人を見つけることができずにいました。
いろいろな写真を見られながら、「これでもない、この人もだめだ」
と言っておられたのです。
真のお父様は、「スターリングスは大きくて強い男だ。
小さな日本人の女性を与えたら押しつぶしてしまうかもしれない」と言われました。
しかし、神元小夜美さんの写真が差し出されると、
彼女はかわいらしく、背の高さも平均的な日本人だったにもかかわらず、
どういうわけか、小夜美さんの写真を見て、
「この人こそ、スターリングス大司教にふさわしい」と言われたのです。
☆
さて、面白い話があります。
わたしがニューヨーク四十三丁目にある「世界平和統一家庭連合」の本部を
初めて訪問したときに、最初に出会ったのが、実は神元小夜美さんだったのです。
彼女は当時、リーバイ・ダーティ牧師の秘書で、本部のスタッフの一人でした。
その建物の四階にはダーティ牧師、ジェンキンズ牧師、梁博士の事務所がありました。
彼女はわたしを温かく、とても親切に迎えてくれました。
彼女は会議のための書類を次々と運んできました。
ですから、わたしは彼女をよく見る機会があり、
彼女がいかに献身的で、丁寧で、有能であるかが分かっていました。
わたしの記憶には彼女は非常に美しい人として心に残りました。
彼女はほかの女性とは全く違う、非常に霊的な、何か特別な感じで、
わたしの心に触れ、わたしを感動させたのです。
彼女も同じ感じを持ったと思います。
何か光るものを感じたのです。
もしかすると、そのことがわたしの記憶の片隅にあったために、
わたしは「日本人!」と答えたのかもしれません。
また、ほかの牧師たちが日本人女性と結婚したという話を聞いており、
アメリカ人が日本人と結婚したという話も聞いていました。
☆
真のお父様がわたしの相手を選んでくださろうとしていることを知ったとき、
わたしは彼女に言いました。
「真のご父母様は、わたしとマッチングする人を準備してくださろうとしています。
あなたはわたしにとって理想的な人ですが、
たぶんあなたは写真の中に入っていないでしょう。
きっと真のご父母様はわたしたちのことを知らないだろうし、
わたしたちがどんなに相性が良いかということも、
わたしたちの間に、ある種の“電流”が流れているということも、ご存じないからです」
しかし、真のご父母様がなかなか相手を決められないでいると聞き、
わたしは彼女にこう言いました。
「たぶん神様は、わたしのためにあなたを準備しておられるのでしょう」
☆
そしてある日、小夜美さんと会話する機会がありました。
わたしは、「お父様はわたしのマッチングでずいぶん苦労しておられるようですが、
わたしは本当にお父様があなたのことを知ってくださって、
あなたを見つけ出してくださればと思っています」と言いました。
すると、小夜美さんは、「もし、真のご父母様がわたしを見つけ出さないで、
あなたをだれか別の人とマッチングしたらどうしますか?」と聞いてきたので、
「わたしはただ、真のご父母様の意思に従います。
そうなったら、わたしたちはこれからもずっと良い友達でいましょう」と答えました。
しかし、わたしは、このようにも言いました。
「あなたも知っているように、わたしは真のお父様のことを
『メシヤであり、再臨主である。』と言いました。
それは真実です。
そうであれば、真のお父様は全天宙の女性の中からあなたを見つけ出して、
わたしとあなたを一つにする道を探し出してくださるはずです。
もし真のお父様がメシヤであるならば、あなたこそわたしにふさわしい人であり、
わたしこそあなたにふさわしい人であることが分かるはずです。
わたしたちをマッチングしてくださるはずです。
もしそのとおりになったら、わたしは真のお父様の最高の弟子になり、
わたしは世界に対して、自分が再臨の主、
再臨のメシヤに出会ったことを知らせるでしょう。」
☆
翌日、小夜美さんは梁博士から電話を受け、
「真のご父母様が、イーストガーデンであなたに会いたいと言っておられます」
と告げられました。
わたしは信じられませんでした。
小夜美さんも信じられませんでした。
小夜美さんが、真のご父母様の面接を受け、
数日後、わたしは梁博士から電話がありました。
「真のご父母様は、あなたを神元小夜美さんとマッチングすることを決定されました」
と告げられたのです。
梁博士は、「あなたは受け入れますか?」と尋ねました。
わたしはあまりの衝撃で、信じられなかったので、
「今、何とおっしゃったのですか?
もう一度、言っていただけますか?」と聞き直しました。
梁博士は「真のご父母様は、あなたがその選択を受け入れるかどうか知りたがっています」
と言うので、わたしは「イエス! イエス!」と叫びました。
翌日、小夜美さんとわたしは一緒にイーストガーデンに行きました。
☆
わたしが本部に入ったときに、いちばん初めに出会った人と、
真のご父母様によってマッチングを受けるようになるとは信じがたいことでしたが、
神様がわたしのために小夜美さんをずっと昔から
準備してくださっていたということを感じます。
ですから、神様はわたしがローマ・カトリック教会の司祭になるのを許され、
小夜美さんが生まれて、わたしのために準備されるときまで
彼女を独身に留めておかれたのだと信じています。
☆
スターリングス大司教は日本人と祝福を受けたい、
そのようにお父様に言いました。
そして、最初に出会った日本人食口
その人とマッチングを受けた・・・
何ともドラマチックな証しですね。
そして、誓いのごとくに
真のお父様をメシヤ・再臨主として、
全米、全世界に証しをしていきました。
そして、二人の間に子女が誕生します。
シンヨン(信榮)・ジョージ・アウグストゥス・スターリングス三世
この名前は、真のご父母様に付けていただいたそうです。
証しを読みながら、真のお父様の生前、
ある大会でスターリングス大司教が
お父様の証しをされたあと、
真のお父様が、スターリングス大司教のつるつる頭を
「ペンペン!」と叩かれた映像を思い出しました。
お父様は「息子」として、スターリングス大司教を
心から愛していかれました。
昨年末、米国で行われた真の家庭価値運動20周年記念式行事でも
中心的に活動されている姿がありました。
今後のスターリングス大司教の活躍をお祈りします。
アメリカに真の父母様の価値を悟って
父母様に侍る指導的クリスチャンがいることを思えば
日本の地にもそのような人が準備されていることを信じて
活動していきたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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