2016年03月02日

サンクチュアリーよ! 真の母の本心は ──「助けてあげないことが、助けてあげること」!! 



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信じた人が脱線したり、
放棄する位置に立つ時、
天の父母様の心がどうだったでしょう。
私も同じです。




昨日の続き、阿部局長の講座、
「真のお母様の生涯とサンクチュアリ教会問題」を
参考に書きたいと思います。

阿部局長が涙ながらに訓読されていた姿が
とても印象的でしたが、
お母様の心情が胸に迫る、
聖和直後のみ言など、ふんだんに紹介されています。


真のお父様の聖和に対して、
お母様に対する不信を抱くような発言が見られました。
実際にお父様の生命維持装置を外したとか・・・

しかし、真の父母様の夫婦愛、
お母様の真のお父様に対する烈の心情を思えば、
そのようなことはあり得ないというのです。

お父様が聖和された日の朝、
子女様と共に『サランヘアボニム』を歌われたあと、
お母様は次のようなみ言を語られたといいます。


「お父様をこのようにお送りさし上げながら、
オンマが胸痛いのは、
こんなにたいへんな思いをして逝かれる方ではないのに…。

救世主、メシヤ、再臨主として来られたお方が、
監獄から出発せねばならなかった、
そうしてはいけないのに、天は皆準備されたのに、
人間が目が見えず耳が聞こえず、環境を失ってしまわれたため、
地獄の底から歩んでこられたではないですか。

……逝かれる道もあまりにもたいへんな肉身の
苦痛を与えてしまい、あまりに心が痛いです。

お姿も、あのようなお姿よりも美しくあられるべきなのに、
あまりにもそれが胸痛いです。
あまりにも胸痛いです。
お前たちも悔い改めねばなりません。

……一つの心情文化世界、それが私たちの夢です。
それを成し遂げるつもりです。
必ずや成し遂げねばなりません」

(2012.9.3)


「オンマはお父様に約束しました。
オンマが17歳でお父様にお会いした時、
神の摂理歴史が分かったのです。

それでオンマは決心しました。
『どんなにみ旨がたいへんでも、私の代で終わらせる』と思いました。

そしてお父様に、『神の創造目的、創造理想世界を成してさし上げます』と
『共になします』といいました。
『必ずや私が成し遂げてさし上げます』といいました。

そのために、オンマは変わることなく生きてきました。

逝かれる日、お父様がオンマに『とてもありがたい』
『とてもすまない』といわれました。

私は今やお前たちと共にそのみ旨を成してさし上げたいのです。
落伍者となる息子・娘がいないことを願います。

それがまた私が最後に残した願いでもあります。
お父様も願われることです」
(2012.9.3)



お父様が愛するお母様。
霊的にいつもお母様のそばにおられるとすれば、
お母様を非難する人たちの声を
お父様が知らないはずがありません。

愛する妻の文句をもし言われたなら、
決していい気分がしないのと同じことです。
しかし、それでもお母様への批判は続いています。


お母様は、亨進が一番かわいそうな子である、と語られながら(2015.9.12)
一つとなること、成長し、責任を果たすことを願われました。

亨進様ご自身がかつてご自身の心境を語られたことがあります。

「私の実の父ですが、ほかの多くの人たちとは違い、
私はほとんど父を身近に感じたことがありませんでした。

父母と会えたのは、いろいろな機会をすべて合計しても
1年でたった1週間か2週間に過ぎず、
その時ですらせいぜい朝の挨拶ができる程度でした。

一人の若者として父母が私の人生に現実的で
興味ある部分となったことは一度もありませんでした。
私はしょっちゅうおびえて捨てられたように感じ、
なおざりにされたと感じていました。

お父様の説教を聞きながら、
心のつながりを感じたことは一度もありませんでした」

(『はげ頭と苺』)

真の父母様から愛を受けなかった御子女様。
その愛を私たちは受けていたのです。
ですから、子女様の今の状況に対して、
私たちは何も言うことのできない立場であるのです。


最後に、お母様が今のサンクチュアリー教会問題に対して、
語られた内容があります。

残念ながら、サンクチュアリーに行ってしまった方々に
お母様のみ言を紹介させていただいて、
今回の記事は終わりにしたいと思います。


「信じた人が脱線したり、放棄する位置に立つ時、
天の父母様の心がどうだったか、想像できるでしょう?
私も同じです。

私がこの子に『3年を待ちなさい』といいました。
『静かにしていなさい』といいました。
その言葉は成長しなさいという話です。
責任を果たし得る位置に行くことを願いました。

息子として、また人間として、侍る方に対するその態度は、
そのように出てはいけないのに、一言で口を開いて
ああだこうだいう資格がありません。

私が生きているので幸いです。
私がいない後に起こり得ることを、
天が皆、整理してくださるのです。

…万が一、ああだこうだいいながら
『少し助けてあげよう』という人がいれば、
そこで揺らいではいけません。
助けてあげないことが助けてあげることです」


(真のお母様2015.7.23)

「真のお母様の生涯とサンクチュアリ教会問題」
阿部局長


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posted by ten1ko2 at 13:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする