2016年03月16日

夢は東欧から?! 「バタフライ作戦」参加者のインタビュー!!



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共産主義ですら
私たちの精神と比べれば
脆弱であり、
私たちの伝道への情熱を
止めることはできませんでした。



日本統一運動NewsLetter最新号に
ユラ・ライダ チェコ共和国UPF事務総長の
証しが掲載されています。


──あなたの生い立ちから聞かせてください。

私はスロバキアのブラチスラバで育ちました。
私の妻もスロバキアです。
今は、チェコのプラハに住んでいます。

私は1971 年に統一教会に入教した初期メンバーの一人です。
ブラチスラバに、最初の宣教師であるドイツの女性メンバーが来たのは
1968 年8月30 日のことです。
国境を超えて、オーストリアのウィーンからブラチスラバに入りました。

1968 年当時、8 月20 日、21 日に(ソ連軍を中心とする)
軍隊がチェコスロバキアに侵攻してきましたが、
そのような深刻な状況にもかかわらず、
その70 日後、勇気ある姉妹が国境を超えて
チェコスロバキアに真の父母様のメッセージをもたらすために入ってきたのです。

バラフライ作戦は1980 年から本格化しますが、
その前の73 〜 78 年にかけて東欧でメンバーが収監されました。

後に、米国におられた真の父母様は、朝早くから聖地で
私たちのために涙しながら祈っておられたと知りました。
刑務所に送られた私たちのために。

誰もがマリア・ジブナのように殉教する可能性があったのです。
私も死んでいたかもしれません。
何が起きてもおかしくない状況でした。
真の父母様が私たちを救って下さったのです。


――今回のミュージカルをご覧になった感想は。

まず真の父母様に感謝申し上げます。
特に真のお母様に。

なぜなら、お母様はチェコスロバキアの最初のメンバー、
そして東欧への最初の宣教師を、
昨年の基元節に表彰して下さったからです。
そして昨年5 月には欧州宣教50 周年に欧州に来てくださいました。
これが第一のポイントです。

次に、真のお母様は今回のミュージカルを指導され、
私たちに大きな感動を与えて下さいました。
泣きました。

それは私の45 年間、心の奥底にあった経験を開かせてくれたからです。
ですからミュージカルの内容をとても尊重しています。

実は、私の息子がミュージカルに出ていたことも、
私の感動をさらに高めてくれたと思います。
息子は何かを相続したことでしょう。


――チェコの聖地ツアーを通じて、参加者に見てもらいたい、
感じてもらいたいポイントは何でしょうか。

第一の目的は青年の教育ですが、
私たちの活動の基礎となっているのは
犠牲と奉仕であることを一般の人々に伝えることです。

これを忘れたら、私たちの活動は衰退することでしょう。
それがまさに真の父母様の人生だからです。

二つ目は、初期メンバーが創った基盤を、私たち、
そして後の世代のメンバーも忘れてはならないということです。
初期メンバーの基盤の上に私たちは立っているのです。
それを忘れてしまえば、伝統が立ちません。希望もありません。

三つ目は精神の復興です。
初期メンバーの精神復興はすさまじく、
一人ひとりが強い精神力を持っていました。
共産主義ですら私たちの精神と比べれば脆弱であり、
私たちの伝道への情熱を止めることはできませんでした。

警察も私たちの伝道を止めることはできませんでした。
私たちは彼らを圧倒していたのです。
聖霊に満たされ、エネルギーに満ち溢れ、再臨主と共にあったからです。


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今年2月の式典で上演されたミュージカルは、
欧州の旧共産圏における宣教活動「バタフライ(蝶)作戦」がテーマで、
聴衆に深い感銘を与えました。

チェコでは、バタフライ作戦の舞台となった現地をめぐる
聖地ツアーを企画しているそうです。

宣教師の二世が、ミュージカルに参加されていると聞きましたが、
このツアー担当者のユラ・ライダさんの息子さんだったのですね。。。

この作戦で犠牲になったマリナジブナさんのことは、
これまでも何度か記事に書いていますが、
当時の宣教師は、みんな同じように死と隣り合わせの立場だったのでしょう。

そんな中、ユラ・ライダさんはじめとする
多くの方の生命が救われた背景には、
御父母様の懇切な祈りがあったのだということを
証しを通して知り、深く感じ入るものがありました。

このようにして、初期の大先輩方の苦労の土台に
今の私たちが生かされているのであり、
また、神と真の父母様の切実な願いと守りがあったに違いないことを
改めて感謝させていただきました。



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posted by ten1ko2 at 08:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする