家庭教育局eラーニング
今回は、子女教育講座・青年期編
第1回 「原理的人生観と縦的軸」をお伝えします。
(3年前のものということもあり、少し編集しています)
☆
二世青年に対して真の父母様は、1986年4月8日に
以下のように語られています。
「祝福を受けたお父さん、お母さんを通して生まれても、
いくら二世の祝福家庭だといっても、
行かなければならない7年路程が残っているのです。
完成期完成級まで進んでいくために、
そのような原理的7段階が残っているのです。
これから皆さんの時代です。
高等学校を卒業して、その次から
7年路程に出て活動するのです。
7年路程は必ず行かなければならない道です。」
これは二世青年に対する願いと同時に、
その家庭に対しての願いであり、
私たちはそれを家庭あるいは親子で歩む7年路程と呼んでいます。
実は、青年期は個人においても、
家庭においても、大変重要な時期を迎えるのです。
☆
そこで、青年期の特徴をまとめてみました。
まず第一に、先ほどのみ言にありますように、
家庭で歩む7年路程の期間であるということです。
これは二世青年としては個性完成を目指す期間であり、
父母としては家庭完成を成就すことを意味しています。
次に、信仰の発達段階で見るならば、青年期は探究的信仰の段階と言われ、
中高生期の兄弟姉妹の関係性の中で信仰を育む段階を経て、
知的にも、精神的にも、真理を探究し、
神と我の縦的関係を構築する段階を迎えていきます。
3つ目は、人生の大枠が決定されるということです。
つまり、それまで、先のことであった就職や結婚を迎えることになるからです。
就職においては、み旨と社会に貢献する天職を発見してゆかなければなりません。
また、結婚においては、祝福結婚を自らの意志で選択し、
更には神様の願う祝福の理想を成就していく、
愛の主体としての人格を身に着けていく必要があります。
そのように、子女教育の結実の時を迎える特別な時期が青年期なのです。
その意味を夫婦でしっかりと理解し、
家庭で新たな出発をしていただければと思います。
☆
青年たちは、み言の実体となり、社会から尊敬され、
真の父母様を証していくことが必要だと思います。
最近の青年の活動の中で、東日本大震災の被災地でのボランティア活動があります。
み言を中心に活動してきた彼らの様子を、
あるクリスチャンの女性リーダーがこのように言いました。
「統一教会(現・家庭連合)さんたちを見て、一つ感動したことがあるのよ。
いつも黙々と作業をしては、何も言わずに帰って行くでしょ。
そして、どんな作業でも文句ひとつ言わずに、笑顔でやってくれる。
そんな姿を見て、聖書通りの人たちだな〜って思ったのよ。
私は、そちらの教義は知らないから、こういう状況を作った神様に、
どういう意図があったのかはよく分からない。
でも、みんな(統一教会のメンバー)は、神様が導いて、
この場所に連れて来てくれた人たちなんだな〜、
ということだけは確かだと思ったの。
だから、これからは被災地のために、宗教は違えども、
手を取り合って頑張りましょう。
また、ここ(拠点場所)にも遊びに来てね。
じゃあ、お祈りするでしょ!?
私が祈るから、その後に祈ってもらってもいい?
(以下、祈り)」
☆
わずかな貢献にすぎませんが、ありがたい言葉を頂きました。
このような体験を通して、改めて私たちは社会に向かっていき、
自然屈服をとおして、真の父母様を証し、神様のみ旨を実現していけるように、
各自、信仰と社会に貢献する
専門的な能力を身に着けていく必要性を感じさせられます。
つまり、私たちは、光り輝く祝福家庭となることが願われているのです。
☆
お父様は、二世にも7年路程があることを明確に語られています。
そういう意味では、ボランティア活動、伝道活動などを通して、
訓練されることが重要だと思います。
東日本大震災のボランティア活動の証し、
本当に素晴らしいですね。
ある宗教団体の幹部が
「子供たちの教育に苦労している。
家庭連合の青年たちは輝いていますね」
そのように語られたと聞いています。
2年前に行われた青年大会の証しを聞いて、
そのような感想を持ったそうです。
私が学生部にいたころ、
「学生は未来の希望」
そのことを何度も聞かされてきました。
でも、実際にそうだと思います。
若い時の訓練は本当に重要です。
先日、うちの教会の壮年のお孫さんが、
天一国宣教師の修練会に参加するため
地方からおじいちゃんの家に泊まりにきて、
一日だけ伝道実践をしていきました。
彼は、大学生なのですが、
一年間休学して、宣教活動するそうです。
本当に希望です。
大きく成長して帰って来ることでしょう。
明日に続きます。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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