柴沼先生の講話、後編です。
昨日は、お父様を批判する人たちの話でしたが、
今日は、お母様を批判する人たちの話です。
「相対化」という言葉が出てきますが、
人間的に見たり、自分の考えを中心として見たり
目に見える表面的なものだけを見やすい私たち。
そして、神様の立場に立って見るということを心掛けないと、
一番大切な真の父母の真価が
わからなくなってしまうのかもしれません。
☆
先ほどは、お父様の相対化について話しましたが、
次は、お母様の相対化についてお話します。
今、分派の人たちは、ほとんどお母様を『相対化』しています。
「お父様は本当に素晴らしい。
しかし、お母様は失敗した・・・」そのように批判するのです。
お母様のなされることに違和感を覚える人たちがいます。
でも、お父様とお母様は、性格は違います。
いや、極端に違うんです(笑)
例えば、名節の時に証し会をしますね。
お父様は、朴普煕先生に「証しをしなさい」と言われます。
そして、朴先生は、15分とか、20分くらいで話す内容を
上手に2時間話されます(笑)
そして、それをお父様は喜んで聞かれるわけです。
ところが、お母様は、「8分で証ししなさい」と(笑)
このようにお父様とお母様は極端に違います。
でも、勘違いしてはいけません。
心情は全く違わないのです。
やり方を比較してはいけません。
お母様は、お父様のためにやっているのです。
何としてもお父様の願いに応えようと歩まれています。
お父様にとても近かった人たちは、
お母様の本当の姿を見つめていませんでした。
先ほども言いましたが、隣りに座っているだけの人。。。
だから、お母様のやり方に納得がいかなくて、
遠ざかる人もいるのです。
しかし、皆さん。
お母様が失敗したとするなら、
それは、すなわち、お父様の失敗だということが
言えるのではないでしょうか。
お母様を批判する人たちはそのことがわからないのです。
☆
実は、このことは、子女様もわからないのです。
皆さんもご存じのように
御父母様と子女様は本当に一緒にいなかったのです。
もし、キリスト教が使命を果たしていたら、
真の家庭の道を歩んだはずです。
しかし、蕩減の道を歩まなければなりませんでした。
そして、アメリカで御子女様を置いて歩まれました。
皆さん、『三つ子の魂百まで』という諺がありますね。
赤ちゃんの時、お乳を与えるお母さんがいませんでした。
寂しい時、辛い時、添い寝をしてくれるお母さんがいなかったのです。
そして、アメリカは英語ですね。
孝進様と興進様は韓国で育ちましたので、韓国語がわかります。
しかし、三男の顕進様からは、アメリカの学校に行かれましたから、
ほとんど英語です。
皆さん、親子で話すとき、通訳が入りますか?
お母様の一番重要な使命は
お父様と一つになることです。
ですから、子女様をおいて、
お父様の行くところにいかないといけないのです。
それが真のご家庭の姿なのです。
そういう観点で、『お母様を相対化する』ことによって
お母様につまずいてしまうのです。
(文責:ten1ko2)
☆
真の父母様の道は、『完全蕩減』の道です。
真の父母として、勝利されましたが、
その条件として、あまりにも多くの代償を支払いました。
また、御子女様の問題においては、
ご本人の責任分担もそうだったのかもしれませんが、
その背後には、真の父母様をお支えすべき、
食口たちの問題もありました。
御父母様を批判する人たちは
神様の心情や、み旨を中心として見るということを
忘れているのかもしれません。
批判はサタンといいますが、
神側から離れていく、わずかずつな条件になるのは確かだと思います。
絶対的に天と真の父母と一つとなってゆくことは
難しいことも多いです。
特に過去においては、辛い蕩減の道がありました。
その過去の傷が今もトラウマのようになって
まっすぐ神様、父母様に向かう道をふさいでいくこともあるでしょう。
私たちの目は、確かな目ではありません。
いつもみ言にかえり、神様と出会った信仰の原点に立ち返り、
祈り、また越えられないことは、
神様を中心に愛で理解しあって越えていきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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