2016年06月18日

「カナダ教会訪問の準備をしていない」?! お父様の「出会い」に対するまごころ1 《金元弼先生》



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金元弼(ウォンピル)先生の伝統の源流。
今回は、「先生の出会いに対する心掛け」です。
(一部、編集しています)


一九七六年のことですが、先生が幹部たちを連れて、
カナダを訪問されたことがありました。

その時、先生は海洋資源による
食糧問題解決の道を求めて訪問されていたのですが、
何日間かをそこで過ごされている間に、
カナダの教会が、先生一行がカナダに来られているということを知って、
ぜひ教会に先生ご夫妻をお招きしたいと申し出てきました。

ところが先生はそれに応じられませんでした。
何回もお招きしたのに、カナダにいらっしゃったにもかかわらず、
カナダの教会を訪ねて行かれなかったのです。

その時先生はその責任者に、

「私がこの度来たのは、カナダ教会を訪問するためではありません。
他の目的があって来たのですから、
私の心はカナダの教会を訪問する準備をしていません。
そのように心を尽くして来ていないのです。
ですから、そういう状態で私はカナダの教会を訪ねることはできません」

ということを話されました。


皆さん、先生が他の所を訪ねられる時には、
どのように心を尽くされて訪ねられるか
ということがお分かりいただけるでしょう。
理解できますか。

先生の訪問される目的がたとえ仕事のことであったとしても、
教会がありますからそこへ行ったら簡単でしょうに、
先生にはそれがなかなかできないのです。

先生の出会いに対する心掛けは、食口たちに出会うことだけでなく、
お母様に出会うことにおいても子女様に出会うことにおいても、
私たちとは随分違うということを、理解しなければならないと思います。


普通、私たちは人とたやすく出会ってしまいますが、
私たちがよく知っているように、
個人は家庭のために、家庭は氏族のために、
氏族は民族、国家のために、そして国家は世界のために、
世界は天宙のために、天宙は神のためにあります。

これが善なる道であるわけです。


ですから先生がお母様に出会う出会いというものは、
先生自らが家庭を超え、民族、世界、天宙を超えて
神を愛する道を通して、お母様に出会う道であるのです。

これを簡単にいいますと、先生が夫人や子女様に出会うには、
世界を愛してのちであるということです。
それが、先生と夫人の出会い、
先生が子女様に対する出会いなのです。

先生は世界を愛するという道を通してでなければ、
夫人やお子様に出会うことができないというわけです。

外的な目で見れば、今、先生は夫人、
子女様たちと同じ家で生活しておられるのですから、
先生はお子様に会うにしても、夫人に会うにしても、
世界を愛してから出会われているということを忘れてはいけません。

言葉を換えて言えば、先生は世界を愛してからでなくては、
たとえ夫人に出会ったとしても会っていないということです。
それを私たちは分からなくてはいけないのです。





若いころ、このみ言を読んだ記憶があり、
とても印象深く心に残っていました。

人に会うということ、そして、ともに生活する
家族に会うということは、
「世界を愛してから」出会う、ということなのだ。。。
お父様の見つめ方は素晴らしいな、
そんなことを思い返しています。

私たちは当たり前のように
家族と出会っていますが、
そうであってはいけないな、
お父様のように見つめないといけない・・・
そう思うのです。

明日に続きます。



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posted by ten1ko2 at 10:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月17日

(証し) 10人から300人に! ボリビアの爆発的伝道は、こうして成された!!



図1.png


今日も伝道の証しです。
『日本統一運動NewsLetter』最新号に
ボリビア宣教師の証が掲載されていたので、
紹介させていただきます。



動員伝道で生まれた奇跡、
食口10人が15年で300人に

          
ボリビア宣教師 佐川誠一郎

佐川誠一郎さん(777双)は、
1996年8月、韓国の天宙清平修錬苑で、
真のお父様からボリビア宣教のミッションを拝命。

翌97年1月、妻の春枝さんとふたりで希望に燃えて
ボリビア・コチャバンバ市に降り立ちました。
そんな佐川さん夫妻を、予想もしなかった試練が
立て続けに襲います。

韓国、チリ人の責任者が相次いで帰国。
サンタクルス市では、教会の建物を
だまし取られそうになる事件が起き、裁判に。

2002年の大統領選挙の時期には、
全く身に覚えのない誹謗中傷が広がり、
教会がマスコミによって全国で批判を浴びることに。
この謀略的な報道で教会のイメージは最悪のものとなり、
2年間は伝道ができなくなったそうです。


2004年3月にようやく再度決心し、
大学伝道に取り組みました。
「毎日ボリビア人メンバーとキャンパスに行き、
ついに、有望な対象者2人に出会うことができました。

主の路程は、私がスペイン語で直接講義し、
脇でボリビア人メンバーが、
言葉が足りない部分を補足してくれました。

私は受講者のために断食、敬礼の蕩減条件を立てました。
その一人、メルビーさんは献身的に歩むことを決意してくれたのです」


2005年には、一人で大学内での40日伝道を始めました。

雨の中、傘も差さずにビラを配り、一人も立ち止まってもらえないまま
4時間キャンパスに立っていることもありましたが、
「この間、天宙復帰のために単身苦労なさっている
真の父母様のご心情に触れる経験が何度もあった」と言います。


40日伝道路程が終わると、今度は教会の全員に呼び掛け、
食事当番も、育児中の主婦も、とにかく気が狂ったように伝道しようと
第2次40日伝道路程を組みました。

これが奇跡を生みました。
たくさんの人が伝道されてきたのです。

「キャンパスで声を掛けると、うそのように
簡単に連れてくることができました。
ちょうど、大学から教会まで霊的に通路ができていて、
そこに対象者を乗せてやると、あとは自動的に運ばれていき、
『原理』を受講し復活していくという、まれな体験でした。

狭い伝道所はいつも満員で、
通路では、講義の順番を数人が待っていました。
このとき復帰されたメンバーが
現在のボリビア教会の中核となっています」


この年の9月、「天宙平和連合(UPF)創設
120か都市世界巡回講演」ツアーで、
真の父母様がボリビアにも来られるという
ビッグニュースが飛び込んできました。

佐川さんは語ります。
「霊界はこのことを前もって知って、
できるだけ多くのボリビア人を主に会わせるように私たちを通じ
て、働き掛けていたのです。私たちは真の父母様に
心から感謝の祈祷をささげました」


ボリビアは南米最貧国の一つ。
親から1日1食しか与えられず
成長してきたメンバーたちも珍しくありません。

しかし、彼らは自分が飢えることより、もっと神を愛せるか
と自分の限界に挑戦するようにたくましくなっていきました。

現地に赴任した1997年当時、10人弱だったボリビア人
実践メンバーは現在300人にまで増えています。


図2.png





国家的な迫害をものともせずに、精誠条件を立てる中に、
奇跡的な伝道の勝利がありました。

証しにもありますように、
ボリビアの全食口が最前線で歩むことが
大きな条件になっていると思います。

証しには書いてありませんが、
みんな主体的に、熱い心情で、
天を求めて、伝道していったのだと思います。

この証しを読みながら、
天が今の私たちに願われている内容だと感じました。


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2016年06月16日

(証し) 夫が愛おしい! 人を愛したい! 47年の葛藤の日々を大転換!!


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神様は すべての人を
気が狂うほど愛したい方



今日は他教会の伝道の証し、
書写を通して、ご主人への思いが転換され、
伝道にまい進されている婦人の証しです。


私は結婚以来、ずっと夫を愛せないまま
葛藤の毎日を過ごし、47年が経ちました。

その間、み言に出会い36万双の既成祝福も受けました。

夫は元々心臓が悪いため、私が身の回りの世話をしてきました。
私は「夫を愛さないといけない」と思いながらも心情が伴っておらず、
そのために日々葛藤して、苦しい生活を過ごしていました。

そのような中、約2年前から書写を始めました。
書写を通して「何とか自分が変わりたい」
「夫を愛せる自分になりたい」と願いを込めて、
毎日精誠を尽くして書写を継続しました。


そして1年が過ぎる頃になると、
夫に対する私の心情がだんだんと転換されてきたのです。

ある朝のことです。
私は夫に服を着せてあげていたときに突然、夫が愛おしくなり、
抱き締めたいくらい「愛したい」という衝動に駆られました。

それ以降、自分でも信じられないくらいに夫が愛おしくなりました。
また夫にも体調の変化が見られ、だんだんと元気になっていきました。


さらに、仕事で定期的に会うお客さんも愛せるようになりました。

私は10年間、新聞の集金の仕事をしてきましたが、
苦手で出来れば行きたくないお客さんが2人いました。

しかし書写を通して、300軒のお客さんが持っている堕落性は、
実は私の堕落性だったのだと悟った時に、
とめどもなく涙が流れて神様に心から感謝しました。

すると、苦手だったお客さんの家に集金に行った時、
お客さんが「あんた偉いなあ、10年も続けてすごいな」
と私を褒めてくださったのです。

愛せない人を愛することができるようになり、
私は今までの人生の中で一番幸せな時だと感じました。

「人を愛するということは、お金とか顔とか健康とか、
そういう条件的なものではない」と実感することができました。


先日、その喜びを伝えたいという思いを抱きながら、
三日路程の訪問前線を歩みました。

「神様のみ言を伝えたい」という一心で、
真心を込めて一軒一軒訪問していく中で、
とても良い方との出会いがあったのです。

その方は、初対面にもかかわらず、家庭の事情をいろいろ話して下さり、
家庭書写会と奉納式に来られました。
次は地区主催のイベントにも参加される予定です。

これからも喜びの伝道を続けていきたいです。
ありがとうございました。



自叙伝書写の力というのは、
本当に大きいと思います。

この方も書写を通して精誠を尽くす中に、
心情が転換されて、ご主人や
お客さんに対しても、愛する心が芽生え、
さらには伝道にもまい進していかれました。

私たちは精誠を尽くすことで、
『神様・父母様から愛されている・・・』
そのことを感じるようになれば、
そのごとく、多くの人たちを愛することが
できるようになるのだと、改めて感じるのです。



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お父様のみ言


神の息子になろうとすれば
神の心情に似なければならない。
神の心情は世界に植えられているゆえに、
世界の人々を愛さねばならない。


神様は万民を気が狂うほどに愛したい方であり、
神様の息子は万民を気が狂ったように愛する人である。

み旨の道 心情 より



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