多田部長の家庭力アップ講座。
今回は「家族の目的を話し合ってみましょう」です。
☆
以前にも、紹介したように、
家族の共通の目的を持つということは、大切なことです。
家族の共通の目的を決めるまで、大変な過程を通過しますが、
ここまで学び、実践してきた土台の上に、
私たちの家族の目的を話し合ってみましょう。
家族が崩壊した状態で存続した文明はないし、
ほかのどんな組織も家族に代わって
その役割を果たすことができるものはありません。
家族以上に大きな影響力を与えることができる組織もありません。
☆
(1)「家族の目的を持つ」ことの意義について考えてみましょう
家族で話し合って目的を持つということは、
家族の規則や原則を決めることとなり、
家族全員で共有するものを持つことができるようになることです。
家庭の心情文化の土台ともなります。
またそれぞれが、自分の人生の生き方を見つめる基準にもなるでしょう。
家族の目的を優先することは、家族に知恵と力が付くようになり、
家族の一人一人に対して、責任心情を養っていくことにもなります。
家族の心の絆を強くすることや、家族の目的を持つということは、
子供を成功させたりする、子供の意欲の源泉にもなるでしょう。
☆
(2)「家族の目的を持つ」ことができる方法について考えてみましょう
共感性を持って結ぶ親子の関係は、率直な関係を作り上げることができます。
「信頼残高の預け入れ」や「共感的聞き方」「積極的聞き方」そして
「親メッセージ」で授受作用してきたことにより
ずいぶんと親子に関係が自然に結ぶことができるようになります。
一度、子供を信じて率直に尋ねてみましょう。
「お父さんとお母さんは、
もっと素晴らしい親になりたいと思っているのだけれども、
どうすればいいと思う?」
また、家族の一人一人に次のような質問をしてみてください。
「どういう家族になりたいか」
「どのような家に友達を連れてきたいと思うのか」
「家族のことで恥ずかしいと思うことはどんなことか」
「両親を身近に感じるときはどんな時か」
以上のような内容をテーマにしながら家族会議をしてみてください。
親が思っている意見ではないことを子供が言うこともあるでしょうが、
受け止めながら授受作用を深めていってください。
家族が心の中の深いところで絆を結ぶことができるようになり、
心情文化に包まれた強い家族となる事ができるでしょう。
☆
「共通の目的を持つ」というのは
とても大切なことだと思います。
親の願いと子供の願いが共通していれば、
素晴らしい家庭になることができると思います。
真のお母様が、最近「神様の夢・真の父母様の夢」
についてよく語られます。
そして、私達が、「その夢と一つにならないといけない」
まさにそれと同じ立場だと思います。
そして、「お父さんとお母さんは、
もっと素晴らしい親になりたいと思っているのだけれども、
どうすればいいと思う?」
さっそく、この質問を率直に子供に聞いてみたいと思います。
いずれの機会にお伝えするかもしれません。。。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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