2016年07月31日

思春期を楽しく越えよう?! 愛と性の克服の為に…… 中高生のための天のプログラム! 


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子女教育講座・思春期実践編
「二世祝福の準備と本然の兄弟姉妹文化」続編です。


第三に、子どもたちが教会での様々な活動に
積極的に参加できるよう、後押しをして下さい。

どんなに理論理屈で愛や性についての正しい知識を詰め込んでも、
子どもたちが間違った愛や情欲の誘惑から
身を守ることは簡単なことではありません。

逆に、湧いてくる思いを原理だけで押し付けようとすると、
かえって反発を招く可能性もあります。

子どもたちも、頭では正しいと理解しながら、
体が言うことを聞かないことに対する葛藤を覚え、
負債が募ることで益々両親や担当者から
心が遠のいてしまうケースもあります。

この時期はとにかくエネルギッシュですので、
何かの活動に一生懸命に取り組ませることで
愛や性に対する関心以上に別のことに意識を注がせることが大切です。


成和学生部では、教会での礼拝や長期休みの修練会の他に、
様々な行事や活動が活発です。

春はスポーツイベントを中心とした成和学生大会に向けての準備、
それが終わるとJr.STFプログラムの選抜に向けた
体力作りと原理・み言学習が始まります。

夏は教会・教区・地区・全国の様々な修練会が準備され、
本人の状態に則したものに参加します。

秋は中和文化祭に向けて、全体でのエンターテイメント部門発表の練習や、
個人における原理講義・スピーチ部門発表の練習をする学生もいます。

冬になると年度後期のJr.STFプログラム選抜に向けての体力・知力の準備が始まり、
一部教区は合唱コンクールに向けての準備も本格化します。

その他、地域によっては天父報恩鼓や圓和道、サッカーやバンド・ダンスといった、
み言を中心としたサークル活動が活発に行われています。


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中和文化祭でのワンシーン


このように学校の部活動以外にも、
教会で行われている活動に積極的に参加することで、
礼拝以外でみ言や原理に触れる機会を増やし、
目標を持たせた生活を心掛けさせます。

特に活動中は、神様に対する精誠を捧げることを意識させますので、
礼拝で感じる内的世界とはまた違う、
神様と子どもたちとの対話の時間となるのです。


最後に、子どもたちが、できれば
1週間前後の長期修練会に参加できるよう協助して下さい。

二世は、二世同士が共鳴し合う不思議な力を持っています。
学校でも家庭でも見せない、
そして普段の教会でも見せない顔を修練会という特別な空間で見せるのです。

本音で語り合い、泣きじゃくり、大笑いし、ぶつかり合い、競い合う。
そのような中で、本然の兄弟姉妹の関係を築きます。

そこでは、男性と女性は異性という以上に、本当の兄弟姉妹であり、
共に神様の理想を目指す同志となります。

そのような修練会の中に流れる本然の兄弟姉妹の文化は、
学校で孤独に悩む二世たちの支えとなり、
誘惑に打ち勝つ勇気を与えてくれます。

実際に、教会を離れた二世が社会での人間関係に疲れ、
昔触れた本然の兄弟姉妹の文化を懐かしみ、
教会に戻るケースを何度も見てきました。


現在、教区単位で1週間前後の長期修練会を実施している所は多くありません。

地区単位でも全地区という訳ではありませんので、
周辺地域で長期修練会が行われていない場合、
本部が主催する長期修練会への参加も是非ご検討下さい。

夏休みに行われる日本成和学生清平14日特別修練会は、
中学1年生から高校3年生まで条件なく参加でき、
清平修練院での役事を通した霊的な整理と、
14日間という長期共同生活での二世同士の
兄弟姉妹の関係を結べる場となっています。


このように、修練会での共同生活を通して
本然の兄弟姉妹の文化に触れることにより、
為に生きることの価値や、多様性を受け入れることの重要性を学びます。

また、協調性や忍耐力が備わり、結果的に
将来の二世祝福に対する格好の準備に期間となり得ます。

天から頂いた祝福と伝統を二世に相続し、
三代圏家庭理想完成のための二世祝福の準備を親子で取り組み、
重要な思春期にある子どもたちを守り、導きましょう。



最近では、多田部長の親子セミナーのプログラムも
愛と性の問題を克服して、さらに
祝福結婚に向かっていくために、
中高生から参加していくことのできる
秀逸なプログラムです。

純潔教育のプログラムも世界平和青年連合を中心に
行われています。

また、韓国の鮮文(ソンムン)大学には
純潔社会学科というのがあり、原理的に
整理された内容を学べるようです。

アダムとエバが思春期で堕落していったために
私たちには、誰にも共通に愛と性の課題があり、特に思春期には、
越えがたい葛藤が起こってくることもあるでしょう。

親は祈ってあげつつ、2世たちに少しでも
天のプログラムに参加させてあげ
自ら越えていくことができるよう
サポートしていければと思います。





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教会本部とは一切関係がありません。
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(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)



2016年07月30日

愛と性の悩みを親に言えるか?! 中高生からできる、幸せな祝福結婚のための準備?!


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家庭教育局のeラーニング
子女教育講座・思春期実践編
今回は、「二世祝福の準備と本然の兄弟姉妹文化」について
紹介させていただきます。
(一部、編集しています)


子女教育講座の総論でもお伝えしている通り、
教育の目的は神様の似姿になることであり、
人生の目的と同様に三大祝福のみ言を完成することにあります。

中高生たちは成長し立派な青年となり、
社会に進出しやがて祝福を受け家庭を持ちます。

自分の天職に磨きをかけながら社会に価値を提供し、
会社でも氏族圏でも長子権を復帰する取り組みをしながら、
真の父母様が願われる三代圏家庭理想と
神氏族的メシアの使命と責任を完遂していくことが地上での目標です。

その目標の土台となるのが家庭であり、
絶対性や血統の重要性を私たちは何度も耳にし、学んできました。

思春期を迎えた中高生たちが、この血統の重要性を知り、
純潔を守りながら二世祝福に対する
正しい準備ができるようお話しさせて頂きます。


第一に、訓読を通した家庭における親子での学びの場を設けて下さい。

光言社で発行されている『二世たちの行く道』の第四章で、
男女の真の愛観、真の結婚観と理想相対、結婚と人生、
二世の祝福と祝福に臨む姿勢、そして祝福家庭の夫婦の愛の道に関する、
真のお父様のみ言がまとめられています。


思春期になると性に対する関心が増し、
様々な媒体を通して性に関する知識を得ます。

テレビや雑誌、漫画に学校の友人と、
子女たちを環境から守ろうにも性的な情報は周囲に溢れている状況です。

普段の学校の友人との会話も、小学生の頃よりも
はるかに異性に関する話題が増え、学校の中には
付き合っていることが当たり前の風潮があるところも少なくありません。

そのような環境の中で、子どもたちが愛や性に対する正しい考え方を持てるよう、
み言を訓読した後に、子どもたちの感想を聴いてあげ、
父母としての願いを分かり易く伝えてあげて下さい。

愛や性に対する普段からの親子の会話こそが、いざ思春期になり、
子どもたちが愛や性に対して悩みを抱え始めた時、
両親に相談することのできる布石となるはずです。


第二に、親御さん自身が二世祝福に対する関心をもち、
教会での関連する集会に積極的に参加して下さい。

現在、家庭教育局では、桜井正上部長がまとめられた
『二世祝福ガイドブック』を活用し、
輪読を通した小規模な勉強会の実施を推奨しています。

子女が成人し、祝福を受ける年齢になってからではなく、
早ければ小学校高学年のうちからご両親が二世祝福に対して意識をもち、
勉強会等に参加されると良いです。


二世祝福において、特に中高生期から意識して欲しい内容は、

第一に、異性交際の経験がなく純潔を守ること。
第二に、マッチングを絶対信仰で受ける覚悟をすること。
第三に、人類一家族世界実現に向けて交叉祝福を望むこと。
第四に、祝福後も模範的信仰生活を行う決意をすること。
最後に、心身共に健康であることです。

まずは、『二世祝福ガイドブック』をご購入頂き、
親御さん自身が二世祝福に対する理解を進めて頂けるようお願い致します。


また、同じく桜井部長が、二世祝福結婚講座を整理された著書
『幸せな結婚を願う人に贈る』が光言社より発行されています。

男女の違い、愛と好きの違いから始まり、
最後は愛の成長と祝福結婚への準備までがまとめられたものです。

高校生であれば時期的に早くはありませんので、
子どもへのプレゼントとして贈り、
一緒に読んで頂くことをお勧めします。


このように、二世祝福に対する準備は、
してし過ぎることは決してありません。

誘惑の多い時期だからこそ、親子でよく学び、
祝福に対する正しい準備をして頂くようお願い致します。



うちの場合は、長男が高校3年生なので、
まさに思春期です。
性に関しても、意識する年頃です。

家計の事情もあり、アルバイトをしているため、
なかなか修練会にも出れませんが、
一対一の時間を通して、
深く入っていくようにしています。

子供たちは、漫画が好きで、
ある有名な雑誌を毎週読んでいますが、
その中にも、「ちょっとおすすめできないな・・」
というようなものもあり、
「これは見るなよ」と言ってありますが、
本人たちも関心がないようでした。

環境的には、私たちの足りなさゆえに、
サタンの色にまだまだ染まっていますが、
だからこそ、親が守るしかない、と思っています。

明日に続きます。


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2016年07月29日

CARPの先駆け、中大原研出発!! 「伝道は天がする!!」 《小室先生の草創期の証し》5


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天から声がしました。
「小室よ、泣かなくてもよい。
伝道はわたしがするのだから、
心配しなくてもいい」

「神様、私を用いて伝道してください」
徹底した祈りの結果、
多くの学生がみ言を聴き、
入教するようになったのです──


小室先生の証し、続編です。



路傍伝道や廃品回収をしているころ、西川先生から
「中央大学に『原理研究会』をつくらないか」と、言われたことがあります。
日本中、どこを探しても、まだどこにも
「原理研究会」がないときのことです。

1961年4月には、新入生を対象に
「原理研究会」の募集を始めました。
多くの学生たちは興味を持って、このサークルに集まってきたのです。


原理研究会の顧問に、どの教授に
なっていただいたらよいか随分と悩みました。
原理研究会が当時の日本の大学には
まだつくられていないサークルなので、
どの教授が納得してくれるか分からなかったからです。

政治学の小松春雄教授の講義を聞いているときに、
小松教授が日本の現状を憂う講義を時々されるので、
一番前の席に座ってできるだけ小松教授に顔を覚えてもらえるよう努力し、
講義を真剣に聞いている態度を見せました。
五、六回講義に出てから小松教授の部屋を訪れたのです。

もちろん訪れる前に、四日間の断食をしました。
教授の部屋に入ると、小松教授は私の顔を覚えていてくれて
原理研究会の趣旨を聞いてくださいました。
中央大学の精神的支柱を確立し、家族的情味のある
中央大学にするのが会の目的であることを、情熱を込めて語りました。

それを聞かれた小松教授は「顧問になっていいよ」
とおっしゃったので、とても神に感謝しました。
別の教授にも働きかけると会の趣旨に賛同していただきましたが、
学生に人気のあった小松教授を原理研究会顧問に選んだのです。

二十数年後、小松教授の自宅に妻と一緒に訪ねたとき、
同教授は妻に「(小室さんは)学生服に直立不動で
丁寧に挨拶したので、この時世に
このような純粋な学生がいるのだろうか」と思い、
感動したと話してくださいました。
きっと神様が、私を純粋に見せてくださったのだと思っています。


白門祭(中央大学の学園祭)においても、
「統一原理」を紹介する展示会場を借りることができ、
たくさんの学生がやって来ました。

そこでは大きな声で原理講義をするので、
学生たちは何事かと思って毎日が満員御礼となりました。

その中から何人かは、飯田橋にあった教会に訪ねてきて
西川先生から講義を聴いたのです。

ところが西川先生は正義感にあふれていたので、
語る言葉も激しいものがありました。
「今は、勉強している時ではない。
愛と真の世界を創ることを最優先しなければならない」と言われるので、
たくさんの受講生はいたものの、途中で教会に来なくなる学生がほとんどでした。


私はあまりにも実りが少なかったので、
大学の屋上に上がり何日も泣きながら祈りました。

そうして「神様、なぜ私のような者を召命したのですか。
私よりも、もっと素晴らしい人を導かれれば、
中大生はつまずかないで済みます。
私がここに来たために、中大生はかわいそうです」
と言って、泣きながら祈ったのでした。

そのとき、天から声がしたのです。
「小室よ、泣かなくてもよい。
伝道はわたしがするのだから、心配しなくてもいい」
と言って私を慰めてくださいました。

ですから「神様に用いられてこそ、人材復帰はできるのだ」ということを、
このときに悟らされたのです。

それで私は、「神様、私を用いて伝道してください」という
徹底した祈りをするようになりました。
その結果、多くの学生がみ言を聴き、入教するようになったのです。


毎日、朝と夕方に中央大学の四十以上の教室の黒板の左側の隅に、
原理研究会の宣伝文章を書きました。
しかし講義がある度に、折角書いた宣伝文章は消されてしまうので
私は泣きたくなる思いでした。

なぜかといえば、当時の私は法律の勉強はもちろんですが、
剣道部の活動、アルバイト、教会活動などでとても忙しかったからです。

昼間の講義が午後四時半になると終わり、
その後、夜間の講義が始まるまでのわずかな時間に、
たくさんの教室に原理研究会の宣伝文を書くことは非常に忙しく大変でした。


だから見渡朗良兄と、もう一人の学生が黒板の宣伝文を見て、
原理研究会の勉強会に来てくれた時は大変うれしく思いました。
何日も一人で空き教室で、待ち続けながら
祈っていた苦しさから解放されたからです。

そのとき十二名ほどの新入生が、中央大学原理研究会に入会してくれました。

原理研究会には、見渡兄、江利川安榮さんをはじめ、
田代正一兄、吉岡征治兄の中大のメンバーなどが入会し
修練会に参加することによって、多くの人が献身的に歩むようになったのです。

このようなことも、中央大学の屋上で悔い改めたことを
天が取ってくださったのだと信じています。


後に、全国大学連合原理研究会(全大原研)が設立され(1964.7)
原理研究会設置の運動が展開され始めました。

初代の全大原研会長は、
立正佼成会の大物であった小宮山嘉一兄です。
澤浦秀夫兄の路傍伝道に感動して、「統一原理」の講義を聞いたかたで、
このかたが久保木会長を伝道したのです。

中央大学原理研究会の初代会長は私で、顧問は小松春雄教授でした。
私の後は、小林育三兄が後を継いでくれました。



「伝道は天がする」・・・
これは、私たちが持つべき、信仰の原点だと思います。

そして、以前、朴先生の証しを紹介しましたが、
「人事を尽くして、天命を待つ」のごとく、
小室先生が、5%を尽くしていったので、
天から答えが与えられたのだと思います。

そのような精神を相続していきたいです。。。

不定期に続きます。



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