2016年08月13日

天国への道しるべ、霊肉ともに聖別される?! 4大聖物・聖塩篇



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天一国。
私たちがそこにまっすぐに行くための
最強の武器、必須アイテムとなるのが
天一国四大聖物であるといいます。

四大聖物の意義。
今回は、「天一国聖塩」の恩賜について掲載します。


「天一国四大聖物」で、
従来の聖物と異なる点の一つは、
聖塩に新しい意義が付加されたことです。

従来の「聖塩」は、
万物を聖別するために用いられてきました。

ところが、今回の天一国聖塩は、
私たち祝福家庭が「聖和」したとき、
その「聖体(遺体)」を聖別するためにも
用いることができるという貴い意義が
そこに付加されました。


『原理講論』では、死体に関して、
次のように論じています。

「人間は堕落により、その死体までも
サタンの侵入を受けたのであった。
ところがヤコブは、祝福を受けて、
聖別された体であったから、
彼の死体も、サタンと闘って
分立したという条件を立てるため、
その死体に、四〇日間、防腐剤を塗ったのである。
したがって、この路程を見本として歩いたモーセも、
その死体をもってサタンと闘ったのであり、
またイエスも、その死体をめぐって問題が起きた」

(三四五〜三四六ページ)


ヤコブは、実体的な家庭的勝利圏を
立てることができたので、
その死体は聖別され、カナンの地の墓地に葬られ、
今日においてもヤコブのお墓が伝えられています。
(創世記五〇・13)


しかし、モーセは霊的勝利圏しか立てることができず、
カナンの地に入ることができなかったため、
その死体は行方不明となりました。
(申命記三四・6)

イエス様の場合も、地上で新婦(真の母)を
立てることができず、
その肉体がサタンの侵害を受けたため、
モーセのときと同様に、
その聖体(遺体)は行方不明となりました。


ところが、真のお父様の場合は、
地上で人類の「真の母」を立てられ、
勝利した「真の父母」となられたため、
その聖体はサタンに侵害されることなく、
聖別された聖体として
「天正宮本郷苑」に安着されました。

このことは復帰摂理歴史上、
かつてない大きな勝利です。


ちなみに、真のお父様が「基元節」を前にして
聖和されたことから、分派活動をする人で、
「お父様は使命を全うできずに聖和された」
と語る人がいます。

しかし、もし、そうであれば、お父様の聖体も、
モーセやイエス様と同様に
行方不明≠ニなったことでしょう。

しかし、お父様の聖体は
「天正宮本郷苑」に安着されました。


お父様は「すべて成し遂げました」
と祈られ聖和されましたが、
今回、真のお母様が三年間の
「侍墓精誠」をささげられた基台の上で、
その聖体は、完全に歴史的に
「天正宮本郷苑」に安着することができたのです。

聖体が安着されたのは、
お父様が実体勝利を成し遂げてから
霊界に行かれたことの証拠です。

このことは、公文に「天の父母様に捧げる
真のお父様の最後の孝の精誠」とあるように、
霊界における真のお父様の精誠と、
地上界における真のお母様の
三年間の「侍墓精誠」とが
完全に合致して成就された天宙
(霊肉界)的な出来事です。


真のお父様は、祭祀*について
次のように語っておられます。

「今までキリスト教で、
祭祀を捧げられないようにしたのも
一理があるのです。

祭祀は、神様と全人類の真の父母が
受けなければなりません。

上の代の先祖たちが天でまず
侍られなければならないのです。

ところが堕落によって、
それを今までは禁止してきましたが、
今や復帰時代において祝福を受けたので、
これからは先祖たちに侍らなければならないのです」

(八大教材・教本『天聖經』一〇八〇ページ)


このように、祭祀は、まず
「神様と真の父母」が受けられなければ
ならなかったものです。

ところが、人間始祖アダムとエバの堕落によって
その肢体がサタンの宮≠ニなってしまうことで、
人類歴史において、神様と真の父母様に対する
「祭祀」がなされないまま今日まで来ました。
 
しかし、真のお父様が霊界に行かれ、
地上界に真のお母様がおられることで、
本来、アダムとエバが堕落していなければ
受けるべきはずであった
「神様と真の父母」に対する「祭祀」が、
今回、真のお母様の三年間にわたる
「侍墓精誠」の勝利によって、
人類史上、初めて成されたということになります。


その歴史的勝利圏を相続する祝福家庭は、
各自の聖和後、その聖体(遺体)が
自然界に還えるとき、
真の父母様の勝利圏を相続する恩恵として、
今回の天一国聖塩によって
その聖体を聖別することが許されるようになるという、
今までなかった歴史的恩賜に
あずかることができるようになりました。



これは、ただのお浄めの塩とは違う
真の父母様の勝利ゆえの賜物(たまもの)ではないでしょうか。

私たちの肉身と霊人体を取り戻すこと、
それは歴史かつてない、空前絶後の価値としか言いようがない
恩恵だと思うのです。


先日、知人の奥様の
追慕礼拝に参加させていただいたのですが、
主礼の教区長が以下のように話されていました。

「今まで、聖和された方が、
天国に向かう時には、
その道が暗かったので、
聖塩をまくことを通して、
道を明るくすることができました。

しかし、今回の天一国聖塩というのは、
聖体を聖別するために、用いることができることで、
自動的に天国に向かうことができるという
特別な恩恵を与えられたのです」
(文責ten1ko2)


このことも
真の父母様の勝利圏の中に、
もたらされた恩恵であるといえると思います。

続きます。



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2016年08月12日

空前絶後と言われる理由(わけ)?! 4大聖物・聖酒篇



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今回の「天一国四大聖物」に対して、
分派の人たちは、多くの否定をしています。
残念ながら、私たちの教会にも
そのような人がおられます。

あらためて、「四大聖物」とは
どのようなものなのか、確認してみましょう。

「世界家庭」に聖酒式の意義と価値が、
詳細に解説されています。
今回は、聖酒式に関しての意義を紹介します。


真の父母様ご聖婚五十六周年を機として与えられた
「天一国四大聖物」、およびそれに基づく今回の恩赦は、
空前絶後の歴史的な勝利圏に基づいて与えられた恩賜です。


今回の恩赦について、「『天一国四大聖物伝授及び聖酒式』
の意義と精誠条件」という公文に、
次のような説明があります。

「真のお母様は、真のお父様の聖和以降、
真のお父様と完全一体を成し遂げられた土台の上で、
三年間のこの上ない侍墓精誠を全人類に代わって
直接捧ささげながら、天の父母様に捧げる
真のお父様の最後の孝の精誠を共に尽くされた。
そして、その基台の上で歴史的に
空前絶後の基元節三周年を迎え(た)」
(二〇一六年六月二日付、抜粋)
 


二〇一二年九月三日(天暦七月十七日)の
真のお父様の「聖和」以降、
人類の「真の父」は霊界におられ、
人類の「真の母」は地上界におられるという、
歴史上かつてない時代圏を迎えています。

真のお母様は、「天正宮本郷苑」で三年間にわたる
「侍墓精誠」をささげられ、
二〇一五年八月三十日に聖和三周年を迎えられました。
そうした「侍墓精誠」の基台の上で、
私たちは「希望の四年」である天一国四年を迎えています。


今回の「恩赦」を簡潔に表現すれば、
この三年間の「侍墓精誠」の基台によって、
霊界の真のお父様と、地上界の真のお母様の完全一体が安着し、
その勝利圏によって与えられた
空前絶後の恩賜であるということです。

「天一国聖酒」の恩賜について
基元節聖酒(天一国聖酒)は、
真のお父様が地上にいらっしゃったとき、
「天一国基元節」で使用する聖酒として作られ、
それを保管するよう清平に指示された聖酒です。

今回の「天一国四大聖物」の聖酒は、
その天一国聖酒が、真のお母様の三年間の
「侍墓精誠」の勝利の基台の上で新たに与えられたものです。

すなわち、今回の聖酒は真の父母様
(真のお父様と真のお母様)によって与えられたものです。
 

聖酒は、人間始祖の立場で勝利された
真の父母様の勝利圏によって作られた
歴史的価値のあるものです。

天一国聖酒は、真のお父様が聖和される前、
地上において作ってくださっていたもので、
さらに真のお母様の「侍墓精誠」の基台の上で
新たに与えられているものです。

たとえ真のお父様が霊界に行かれた後であっても
その勝利圏は永遠であり、今も有効です。

これは、キリスト教においても、
イエス様が「昇天」されて霊界に行かれた後も、
パンとぶどう酒による「聖餐式」で
霊的救いの恩恵が与え続けられていたのと同じことです。


真のお母様は、「天一国四大聖物」のための祈祷の中で、
次のように祈っておられます。

「もう一度真の父母様の名前で天の父母様に、
矜恤のこの聖物を通じて新しく誕生し、
永遠の本郷苑に行くことができる影のない、
一点もサタン圏内の痕跡がない、
そのような姿で故郷の地に行くことができる、
最後に真の子女の姿になることができる
祝福の恩賜を下さるこの聖物……」


真の父母様は二〇一三年の基元節聖酒式で、
祝福家庭と食口たちに対する
恩赦と入籍を与えてくださいました。

それは、私たちを「影のない、一点もサタン圏内の痕跡がない、
そのような姿」に生み変えてくださる恩恵でした。

しかし、その後の私たちの姿を真の父母様がごらんになり、
本然の姿ではないことに対して心を痛められ、
「もう一度」恩赦の道を与えてくださったのが、今回の聖酒式です。

これは、霊界の真のお父様と地上界の真のお母様が
渾然一体となって与えてくださる恩賜です。



今回の聖酒を否定することは、
真のお母様を否定すると分派の方は考えているようですが、
結果的には、真のお父様を否定することになるのです。
そのことをはっきりと認識しないといけないのだと思います。

そして、聖酒式に参加し、
恩恵を受けた者として、
より御父母様を証しする者と
ならないといけないと思うのです。

四大聖物の残りの意義に関しては、
後日お伝えします。



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2016年08月11日

(証し) 「この男はね。。。」とお父様、ご来日の思い出!! 《小室先生の草創期の証し》8



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小室先生が伝道した大会社の会長が提供してくれた宅に、
お父様の来日時お迎えすることができたという証しを
以前に紹介しました。

手紙を毎日書き続けて伝道したことを
誰も知らなかったはずなのに、
知っていてくれた人がいたのです。


1965年秋にも、真のお父様が来日されました。

それ以後、次に来日されたのは1967年6月でした。

そのときは松濤本部で「原理大修練会」が行われました。
原理講義は、劉孝元韓国初代協会長がされたのですが、
真のお父様は毎日のように私たちにみ言を語ってくださいました。


私の個人的なことは、真のお父様にはお話ししていなかったので、
ご存じないはずなのですが、
みんなの前で私のことをぽつりと、
「この男は、手紙を出すのが好きなんだよ」と
おっしゃったことがありました。

そのとき真のお父様は、なぜそのようなことまでご存じなのかと、
私はとても驚きました。

それは、40日間、大会社の会長に手紙を出し続けて、
み言を伝えた後のことでした。

真のお父様は、私が手紙を書くことが好きなことを、
霊界を通してご存じだったのです。
真のお父様は、私たちのすべてをご存じなのです。



真のお父様は本当にすべてをご存じなのだ・・・
小室先生のような証しは、
多くの先輩たちから聞いたことがあります。

「私」の精誠を知ってくださって、
そのことで、一番嬉しいと思うのは誰でしょうか・・・
当然、真のお父様ですよね。。。

もちろん、アベルとか、回りの兄弟姉妹に
精誠を認めてもらいたい思いもわいてしまうのですが、
それ以上に霊界におられる真のお父様は
「私」の精誠をよくよくご存じです。
だから、そのことが何よりも感謝なので、
これからも精誠を尽くしていきたいのです。


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