1世の祝福と、2世以降の祝福は、
根本的に違うといいます──
天一国時代、家庭連合時代となって
祝福家庭として成長していく時代となりました。
未来は、より2世が活躍する時代です。
そういう意味で
2世祝福は「未来の祝福」といえるかもしれません。
今日は、家庭教育局eラーニング 櫻井副局長の二世祝福講座
第1回 「二世祝福の理解」を紹介します。
☆
この講座は、子女の祝福に備える「父母」のための講座になりますが、
子どもが祝福の対象年齢に達する前から、是非、学んで頂きたいと思います。
何故なら、二世祝福は「家庭教育の実り」であって、
二世祝福を学ぶことで、「家庭教育の重要性」も理解できるからです。
まずは、その第一講座として、二世の祝福が一世の祝福とどう異なるのか、
また、どう捉えるべきか、といったポイントから説明していきたいと思います。
☆
1.後天時代の祝福
第一に、二世祝福は「後天時代の祝福」、「創造本然の祝福」だ、ということです。
☆
多くの父母たちがこれまで、二世祝福を二つの「誤った観点」で捉えてきました。
一つは、過去の一世祝福の観点、「先天時代の観点」であって、
平たく言えば、「信仰で受け、信仰で守りなさい」というものです。
相対関係が良いとか悪いとかでなく、ただ、神様から与えられた祝福を、
「信仰」で守り抜くことが大事だ!という観点です。
ややもすると、相対関係に「愛情」自体、期待すべきでない、とか、
愛がなくても「信仰」で守るのが祝福なんだ、という考え方に行き着いてしまいます。
☆
その一方で、いや、大切なのは「信仰」じゃなくて「愛」なんだ、という観点もあります。
二世は一世と違うのだから、「信仰」云々というのではなく、
「ただ二人が仲良く、愛し合えたらいいんだ」という訳です。
逆に言うと、「愛し合えなければ意味がない」といった考え方にもなるため、
「愛せるパートナーを見つけること」こそ大切であって、
「うまくいかないなら、パートナーを変えたらいいんだ」と、簡単に考えてしまいかねません。
☆
さて、「二世祝福」に対する「正しい観点」とは、どういうものなのでしょうか?
今一度、「神様の願い」を見つめ直してみましょう。
☆
そもそも、「自分を中心とした愛と結婚」によって、
「神様の愛」から離れてしまった、というのが「堕落」でした。
そのため、再び「神様の愛」に至るには、
「神様を中心とした正しい愛と結婚」が必要とされましたが、
それが即ち、「祝福」でした。
私たちは真の父母から「祝福」を授かることを通して、
「偽りの愛と罪の血統」から脱して、「神様の愛と血統」につながる道、
言い換えれば、「神様の血統の子女」
「本然のアダムとエバの立場」に立ち返る道が開かれた訳です。
したがって、復帰時代、「先天時代」における人々の願いは、
「原罪を清算」し、罪の血統から神の血統へと「血統転換を果たすこと」であって、
これが、祝福の意義と価値の「真髄」だった訳です。
☆
ところが、二世祝福となると、話が変わってきます。
そもそも「原罪」を清算し、「血統転換」を経て生まれてきたのが二世なのですから、
「また血統転換」されてしまっても困るでしょう。
☆
では、「二世祝福の意義と目的」とは何なのでしょうか。
それは、「創造本然の世界」において、
神様がアダムとエバに「最初」に願われた願いと同じです。
一言で言えば、「神様の真の愛を相続」し、
「理想家庭を築いて欲しい!」ということです。
創造本然の祝福、「後天時代」における二世祝福の目的は、
「神様の愛の実現」です!
☆
信仰で守ればいい、愛がなくとも、壊さなきゃいいんだ、
という考え方は、後天時代の発想ではありません!
勿論、「神様の愛」に至るには、確固たる「信仰」が必要でしょう。
一人を愛そうとすれば、神様の心情に立って、この人を「愛」していこう、
という強い決意と信念が求められるからです。
しかし、祝福そのものの目的は「信仰」にあるのではありません。
「愛」にあります。
私たちの信仰は、「愛するため」の信仰であって、
言い換えれば、その一人を「愛」するために、
それまでの「信仰」路程があるのです!
☆
私たちの観点は変わらなければなりません!
それは、
「先天時代の価値観」から「後天時代の価値観」への転換を意味します。
二つの時代を分かつもの…、
それは「真の父母」「真の家庭」が立った、という一点に他なりません。
☆
復帰時代、先天時代とは、
「真の家庭を迎えるため」に流れてきた時代であり、
後天時代は、「真の家庭」に始まる、
「神の創造理想」を「実現」していく時代です。
先天時代、私たちの立場は、
「真の父母」「真の家庭」を地上に迎えるための基台でした。
キリスト教に代わり、過去の歴史を蕩減復帰しながら、
「条件的基台」を整えてきた訳です。
しかし、後天時代を迎えた今、私たちはもはや、
「真の家庭の基台」ということを越え、
「祝福」を通して真の父母の勝利権を受け継ぎ、
また、周囲に真の愛と生命と血統を広げていく、
「真の家庭の一員」なのです。
☆
また、祝福の意義も、それが目指す目標も、
「原罪の清算」「過去の清算」ということを越え、
神様が地上にみたかった「真の家庭理想」、
「三代圏理想」を打ち立てていくことにあるのです!
☆
二世たちが祝福を受ける理由は何でしょうか?
それは、「真の家庭を築く」という一点にあります。
「ああ、やっぱり神の愛で結ばれた夫婦は違う!」
「こんな家庭を目指したい!」と、本心からそう思える時、
「自分も祝福を受けたい」と、そう思う訳です。
☆
この講座は、3年前に作られたものですので、
最新の内容ではありません。
しかし、私たち一世の祝福と
二世の祝福の意義は明らかに違うというのは、
はっきりと理解しないといけないと思います。
そして、私たちの観点、感覚で
二世の祝福をとらえてはいけないのです。
不定期に続きます。。。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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