2016年08月06日

信仰か愛か?! 父母が知っておくべきこと! 《父母のための2世祝福講座》1


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1世の祝福と、2世以降の祝福は、
根本的に違うといいます──

天一国時代、家庭連合時代となって
祝福家庭として成長していく時代となりました。
未来は、より2世が活躍する時代です。

そういう意味で
2世祝福は「未来の祝福」といえるかもしれません。

今日は、家庭教育局eラーニング 櫻井副局長の二世祝福講座
第1回 「二世祝福の理解」を紹介します。


この講座は、子女の祝福に備える「父母」のための講座になりますが、
子どもが祝福の対象年齢に達する前から、是非、学んで頂きたいと思います。

何故なら、二世祝福は「家庭教育の実り」であって、
二世祝福を学ぶことで、「家庭教育の重要性」も理解できるからです。

まずは、その第一講座として、二世の祝福が一世の祝福とどう異なるのか、
また、どう捉えるべきか、といったポイントから説明していきたいと思います。


1.後天時代の祝福

第一に、二世祝福は「後天時代の祝福」、「創造本然の祝福」だ、ということです。


多くの父母たちがこれまで、二世祝福を二つの「誤った観点」で捉えてきました。

一つは、過去の一世祝福の観点、「先天時代の観点」であって、
平たく言えば、「信仰で受け、信仰で守りなさい」というものです。

相対関係が良いとか悪いとかでなく、ただ、神様から与えられた祝福を、
「信仰」で守り抜くことが大事だ!という観点です。

ややもすると、相対関係に「愛情」自体、期待すべきでない、とか、
愛がなくても「信仰」で守るのが祝福なんだ、という考え方に行き着いてしまいます。


その一方で、いや、大切なのは「信仰」じゃなくて「愛」なんだ、という観点もあります。
二世は一世と違うのだから、「信仰」云々というのではなく、
「ただ二人が仲良く、愛し合えたらいいんだ」という訳です。

逆に言うと、「愛し合えなければ意味がない」といった考え方にもなるため、
「愛せるパートナーを見つけること」こそ大切であって、
「うまくいかないなら、パートナーを変えたらいいんだ」と、簡単に考えてしまいかねません。


さて、「二世祝福」に対する「正しい観点」とは、どういうものなのでしょうか?

今一度、「神様の願い」を見つめ直してみましょう。


そもそも、「自分を中心とした愛と結婚」によって、
「神様の愛」から離れてしまった、というのが「堕落」でした。

そのため、再び「神様の愛」に至るには、
「神様を中心とした正しい愛と結婚」が必要とされましたが、
それが即ち、「祝福」でした。

私たちは真の父母から「祝福」を授かることを通して、
「偽りの愛と罪の血統」から脱して、「神様の愛と血統」につながる道、
言い換えれば、「神様の血統の子女」
「本然のアダムとエバの立場」に立ち返る道が開かれた訳です。

したがって、復帰時代、「先天時代」における人々の願いは、
「原罪を清算」し、罪の血統から神の血統へと「血統転換を果たすこと」であって、
これが、祝福の意義と価値の「真髄」だった訳です。


ところが、二世祝福となると、話が変わってきます。

そもそも「原罪」を清算し、「血統転換」を経て生まれてきたのが二世なのですから、
「また血統転換」されてしまっても困るでしょう。


では、「二世祝福の意義と目的」とは何なのでしょうか。

それは、「創造本然の世界」において、
神様がアダムとエバに「最初」に願われた願いと同じです。
一言で言えば、「神様の真の愛を相続」し、
「理想家庭を築いて欲しい!」ということです。

創造本然の祝福、「後天時代」における二世祝福の目的は、
「神様の愛の実現」です!


信仰で守ればいい、愛がなくとも、壊さなきゃいいんだ、
という考え方は、後天時代の発想ではありません!

勿論、「神様の愛」に至るには、確固たる「信仰」が必要でしょう。
一人を愛そうとすれば、神様の心情に立って、この人を「愛」していこう、
という強い決意と信念が求められるからです。

しかし、祝福そのものの目的は「信仰」にあるのではありません。
「愛」にあります。

私たちの信仰は、「愛するため」の信仰であって、
言い換えれば、その一人を「愛」するために、
それまでの「信仰」路程があるのです!


私たちの観点は変わらなければなりません!
それは、
「先天時代の価値観」から「後天時代の価値観」への転換を意味します。

二つの時代を分かつもの…、
それは「真の父母」「真の家庭」が立った、という一点に他なりません。


復帰時代、先天時代とは、
「真の家庭を迎えるため」に流れてきた時代であり、
後天時代は、「真の家庭」に始まる、
「神の創造理想」を「実現」していく時代です。

先天時代、私たちの立場は、
「真の父母」「真の家庭」を地上に迎えるための基台でした。
キリスト教に代わり、過去の歴史を蕩減復帰しながら、
「条件的基台」を整えてきた訳です。

しかし、後天時代を迎えた今、私たちはもはや、
「真の家庭の基台」ということを越え、
「祝福」を通して真の父母の勝利権を受け継ぎ、
また、周囲に真の愛と生命と血統を広げていく、
「真の家庭の一員」なのです。


また、祝福の意義も、それが目指す目標も、
「原罪の清算」「過去の清算」ということを越え、
神様が地上にみたかった「真の家庭理想」、
「三代圏理想」を打ち立てていくことにあるのです!


二世たちが祝福を受ける理由は何でしょうか?

それは、「真の家庭を築く」という一点にあります。

「ああ、やっぱり神の愛で結ばれた夫婦は違う!」
「こんな家庭を目指したい!」と、本心からそう思える時、
「自分も祝福を受けたい」と、そう思う訳です。



この講座は、3年前に作られたものですので、
最新の内容ではありません。

しかし、私たち一世の祝福と
二世の祝福の意義は明らかに違うというのは、
はっきりと理解しないといけないと思います。

そして、私たちの観点、感覚で
二世の祝福をとらえてはいけないのです。

不定期に続きます。。。


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