2016年08月13日

天国への道しるべ、霊肉ともに聖別される?! 4大聖物・聖塩篇



20160422_-thumbnail2.jpg


天一国。
私たちがそこにまっすぐに行くための
最強の武器、必須アイテムとなるのが
天一国四大聖物であるといいます。

四大聖物の意義。
今回は、「天一国聖塩」の恩賜について掲載します。


「天一国四大聖物」で、
従来の聖物と異なる点の一つは、
聖塩に新しい意義が付加されたことです。

従来の「聖塩」は、
万物を聖別するために用いられてきました。

ところが、今回の天一国聖塩は、
私たち祝福家庭が「聖和」したとき、
その「聖体(遺体)」を聖別するためにも
用いることができるという貴い意義が
そこに付加されました。


『原理講論』では、死体に関して、
次のように論じています。

「人間は堕落により、その死体までも
サタンの侵入を受けたのであった。
ところがヤコブは、祝福を受けて、
聖別された体であったから、
彼の死体も、サタンと闘って
分立したという条件を立てるため、
その死体に、四〇日間、防腐剤を塗ったのである。
したがって、この路程を見本として歩いたモーセも、
その死体をもってサタンと闘ったのであり、
またイエスも、その死体をめぐって問題が起きた」

(三四五〜三四六ページ)


ヤコブは、実体的な家庭的勝利圏を
立てることができたので、
その死体は聖別され、カナンの地の墓地に葬られ、
今日においてもヤコブのお墓が伝えられています。
(創世記五〇・13)


しかし、モーセは霊的勝利圏しか立てることができず、
カナンの地に入ることができなかったため、
その死体は行方不明となりました。
(申命記三四・6)

イエス様の場合も、地上で新婦(真の母)を
立てることができず、
その肉体がサタンの侵害を受けたため、
モーセのときと同様に、
その聖体(遺体)は行方不明となりました。


ところが、真のお父様の場合は、
地上で人類の「真の母」を立てられ、
勝利した「真の父母」となられたため、
その聖体はサタンに侵害されることなく、
聖別された聖体として
「天正宮本郷苑」に安着されました。

このことは復帰摂理歴史上、
かつてない大きな勝利です。


ちなみに、真のお父様が「基元節」を前にして
聖和されたことから、分派活動をする人で、
「お父様は使命を全うできずに聖和された」
と語る人がいます。

しかし、もし、そうであれば、お父様の聖体も、
モーセやイエス様と同様に
行方不明≠ニなったことでしょう。

しかし、お父様の聖体は
「天正宮本郷苑」に安着されました。


お父様は「すべて成し遂げました」
と祈られ聖和されましたが、
今回、真のお母様が三年間の
「侍墓精誠」をささげられた基台の上で、
その聖体は、完全に歴史的に
「天正宮本郷苑」に安着することができたのです。

聖体が安着されたのは、
お父様が実体勝利を成し遂げてから
霊界に行かれたことの証拠です。

このことは、公文に「天の父母様に捧げる
真のお父様の最後の孝の精誠」とあるように、
霊界における真のお父様の精誠と、
地上界における真のお母様の
三年間の「侍墓精誠」とが
完全に合致して成就された天宙
(霊肉界)的な出来事です。


真のお父様は、祭祀*について
次のように語っておられます。

「今までキリスト教で、
祭祀を捧げられないようにしたのも
一理があるのです。

祭祀は、神様と全人類の真の父母が
受けなければなりません。

上の代の先祖たちが天でまず
侍られなければならないのです。

ところが堕落によって、
それを今までは禁止してきましたが、
今や復帰時代において祝福を受けたので、
これからは先祖たちに侍らなければならないのです」

(八大教材・教本『天聖經』一〇八〇ページ)


このように、祭祀は、まず
「神様と真の父母」が受けられなければ
ならなかったものです。

ところが、人間始祖アダムとエバの堕落によって
その肢体がサタンの宮≠ニなってしまうことで、
人類歴史において、神様と真の父母様に対する
「祭祀」がなされないまま今日まで来ました。
 
しかし、真のお父様が霊界に行かれ、
地上界に真のお母様がおられることで、
本来、アダムとエバが堕落していなければ
受けるべきはずであった
「神様と真の父母」に対する「祭祀」が、
今回、真のお母様の三年間にわたる
「侍墓精誠」の勝利によって、
人類史上、初めて成されたということになります。


その歴史的勝利圏を相続する祝福家庭は、
各自の聖和後、その聖体(遺体)が
自然界に還えるとき、
真の父母様の勝利圏を相続する恩恵として、
今回の天一国聖塩によって
その聖体を聖別することが許されるようになるという、
今までなかった歴史的恩賜に
あずかることができるようになりました。



これは、ただのお浄めの塩とは違う
真の父母様の勝利ゆえの賜物(たまもの)ではないでしょうか。

私たちの肉身と霊人体を取り戻すこと、
それは歴史かつてない、空前絶後の価値としか言いようがない
恩恵だと思うのです。


先日、知人の奥様の
追慕礼拝に参加させていただいたのですが、
主礼の教区長が以下のように話されていました。

「今まで、聖和された方が、
天国に向かう時には、
その道が暗かったので、
聖塩をまくことを通して、
道を明るくすることができました。

しかし、今回の天一国聖塩というのは、
聖体を聖別するために、用いることができることで、
自動的に天国に向かうことができるという
特別な恩恵を与えられたのです」
(文責ten1ko2)


このことも
真の父母様の勝利圏の中に、
もたらされた恩恵であるといえると思います。

続きます。



応援のクリックをお願いします


にほんブログ村



※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)


posted by ten1ko2 at 09:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする