天一国。
私たちがそこにまっすぐに行くための
最強の武器、必須アイテムとなるのが
天一国四大聖物であるといいます。
四大聖物の意義。
今回は、「天一国聖塩」の恩賜について掲載します。
☆
「天一国四大聖物」で、
従来の聖物と異なる点の一つは、
聖塩に新しい意義が付加されたことです。
従来の「聖塩」は、
万物を聖別するために用いられてきました。
ところが、今回の天一国聖塩は、
私たち祝福家庭が「聖和」したとき、
その「聖体(遺体)」を聖別するためにも
用いることができるという貴い意義が
そこに付加されました。
☆
『原理講論』では、死体に関して、
次のように論じています。
「人間は堕落により、その死体までも
サタンの侵入を受けたのであった。
ところがヤコブは、祝福を受けて、
聖別された体であったから、
彼の死体も、サタンと闘って
分立したという条件を立てるため、
その死体に、四〇日間、防腐剤を塗ったのである。
したがって、この路程を見本として歩いたモーセも、
その死体をもってサタンと闘ったのであり、
またイエスも、その死体をめぐって問題が起きた」
(三四五〜三四六ページ)
ヤコブは、実体的な家庭的勝利圏を
立てることができたので、
その死体は聖別され、カナンの地の墓地に葬られ、
今日においてもヤコブのお墓が伝えられています。
(創世記五〇・13)
しかし、モーセは霊的勝利圏しか立てることができず、
カナンの地に入ることができなかったため、
その死体は行方不明となりました。
(申命記三四・6)
イエス様の場合も、地上で新婦(真の母)を
立てることができず、
その肉体がサタンの侵害を受けたため、
モーセのときと同様に、
その聖体(遺体)は行方不明となりました。
☆
ところが、真のお父様の場合は、
地上で人類の「真の母」を立てられ、
勝利した「真の父母」となられたため、
その聖体はサタンに侵害されることなく、
聖別された聖体として
「天正宮本郷苑」に安着されました。
このことは復帰摂理歴史上、
かつてない大きな勝利です。
☆
ちなみに、真のお父様が「基元節」を前にして
聖和されたことから、分派活動をする人で、
「お父様は使命を全うできずに聖和された」
と語る人がいます。
しかし、もし、そうであれば、お父様の聖体も、
モーセやイエス様と同様に
行方不明≠ニなったことでしょう。
しかし、お父様の聖体は
「天正宮本郷苑」に安着されました。
☆
お父様は「すべて成し遂げました」
と祈られ聖和されましたが、
今回、真のお母様が三年間の
「侍墓精誠」をささげられた基台の上で、
その聖体は、完全に歴史的に
「天正宮本郷苑」に安着することができたのです。
聖体が安着されたのは、
お父様が実体勝利を成し遂げてから
霊界に行かれたことの証拠です。
このことは、公文に「天の父母様に捧げる
真のお父様の最後の孝の精誠」とあるように、
霊界における真のお父様の精誠と、
地上界における真のお母様の
三年間の「侍墓精誠」とが
完全に合致して成就された天宙
(霊肉界)的な出来事です。
☆
真のお父様は、祭祀*について
次のように語っておられます。
「今までキリスト教で、
祭祀を捧げられないようにしたのも
一理があるのです。
祭祀は、神様と全人類の真の父母が
受けなければなりません。
上の代の先祖たちが天でまず
侍られなければならないのです。
ところが堕落によって、
それを今までは禁止してきましたが、
今や復帰時代において祝福を受けたので、
これからは先祖たちに侍らなければならないのです」
(八大教材・教本『天聖經』一〇八〇ページ)
☆
このように、祭祀は、まず
「神様と真の父母」が受けられなければ
ならなかったものです。
ところが、人間始祖アダムとエバの堕落によって
その肢体がサタンの宮≠ニなってしまうことで、
人類歴史において、神様と真の父母様に対する
「祭祀」がなされないまま今日まで来ました。
しかし、真のお父様が霊界に行かれ、
地上界に真のお母様がおられることで、
本来、アダムとエバが堕落していなければ
受けるべきはずであった
「神様と真の父母」に対する「祭祀」が、
今回、真のお母様の三年間にわたる
「侍墓精誠」の勝利によって、
人類史上、初めて成されたということになります。
☆
その歴史的勝利圏を相続する祝福家庭は、
各自の聖和後、その聖体(遺体)が
自然界に還えるとき、
真の父母様の勝利圏を相続する恩恵として、
今回の天一国聖塩によって
その聖体を聖別することが許されるようになるという、
今までなかった歴史的恩賜に
あずかることができるようになりました。
☆
これは、ただのお浄めの塩とは違う
真の父母様の勝利ゆえの賜物(たまもの)ではないでしょうか。
私たちの肉身と霊人体を取り戻すこと、
それは歴史かつてない、空前絶後の価値としか言いようがない
恩恵だと思うのです。
☆
先日、知人の奥様の
追慕礼拝に参加させていただいたのですが、
主礼の教区長が以下のように話されていました。
「今まで、聖和された方が、
天国に向かう時には、
その道が暗かったので、
聖塩をまくことを通して、
道を明るくすることができました。
しかし、今回の天一国聖塩というのは、
聖体を聖別するために、用いることができることで、
自動的に天国に向かうことができるという
特別な恩恵を与えられたのです」
(文責ten1ko2)
このことも
真の父母様の勝利圏の中に、
もたらされた恩恵であるといえると思います。
続きます。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
無断転載はお断りいたします。
曲解や悪用ととれる引用も、
差し控えてくださいますよう
よろしくお願いします。
(もちろん、善なる目的で
使用することに関しては
その限りではありません)
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