2016年09月16日

サタンが侵入しない基台をいかに立てるか?!  《伝道勝利の秘訣は、やっぱり、アベルカイン?!》2



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カインが出した意見が通らないことがあります。
アベルの指示には問題があるように思えます。
そんな時、どうするか、
お父様の答えは──

篠崎幸郎本部伝道部長の
「み言に学ぶ伝道の秘訣」から
昨日の続き、
今日は草創期のエピソードも紹介します。



アベルとカインの一体化が伝道を実らせる鍵


責任者(アベル)と食口(カイン)の一体化を阻む障害として、
例えば、アベルの堕落性、互いの性格の違い、そして意見の相違などがあります。

互いにみ旨を愛し一生懸命取り組んでいるのに、
責任者と食口の意見がかみ合わないということが起きるのです。
この意見の相違という問題について考えてみます。


韓国の草創期の、劉孝元先生(韓国初代協会長・三家庭)と
食口たちとのエピソードを紹介します。

あることを進める際、AとBのどちらの方法がいいか、
劉孝元先生と食口が相談しました。

食口たちはどう考えてもBがいいと思って劉孝元先生と多くの意見交換をしましたが、
最終的に、劉孝元先生はAで押し切ったそうです。
そしてその結果はよくありませんでした。

皆は「だから言ったじゃないか」と言って劉孝元先生を批判し、
その話が真のお父様まで届いたそうです。
ところが、お父様は「それでも劉協会長が正しい」とおっしゃったというのです。


なぜでしょうか?

AよりもBのほうがいいのに、中心者が認めない。
だから自分でやって中心者に認めさせようという発想は、
たとえ七の実績が上がっても、サタンが持っていくというのです。

三の実績にしかならないと分かっていても、
神様が主管されることをすべきだというのです。

原理的な条件があれば、
神様がさらに大きな恵みを与えてもサタンは讒訴できません。

真のお父様は「信じて滅びよ」と語られましたが、
たとえ滅んだとしても信仰が滅びるのではありません。
神様がお取りになれる原理的な条件があれば、
神様は山をも動かして摂理されるでしょう。

一番重要なことは、
サタンが侵入することのできない基台をいかに立てるかなのです。


堕落の血統を受け継いだ私たちにとって、
「堕落性を脱ぐ」というのは簡単ではありません。

アベル・カインの関係を通して、堕落性を脱ぐための闘いも起こります。
特に、伝道においてそれが起こりやすいのです。

闘いが生じることは悪いことではありません。
それは歴史的な蕩減を懸けた闘いなので、全てに意味があります。

伝道においては、アベルとカインがその立場に置かれたことを感謝し、
互いの立場を尊重しながら一つになったときに、
神様の愛が流れ、新しい生命として霊の子が誕生するのです。

アベルとカインの愛の秩序が立ったとき、伝道は実るようになっているのです。




劉孝元先生の証を通して、
「アベル・カイン」の本質が
読み取れると思います。

人間的に見たら、
お父様のみ言は到底理解できないでしょう。
しかし、アベルの背後には、
真なる神様がおられるのだ。。。
そのことを忘れてはいけないと思います。

しかし、問題もあります。
それはアベル自身のことです。
お父様も「アベルは傲慢だった」
とはっきりと語られています。
ですから、アベルの姿勢も問題になってくるのです。

そのことはいずれ書くとして。。。
また、明日に続きます。


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