金元弼(ウォンピル)先生の『生活伝道・
真の父母に倣う伝道の精神』から
「裏切った人をどう許すか(1)実現されなかったお告げ」
を紹介します。
☆
皆さんはいろいろと、文先生の路程について聞いていると思います。
先生が興南の収容所に入られる前、
すなわち、先生が北韓におられたとき、
先生を慕って集まってきた霊能者たちは、
だれもが三年後には先生は公的に
世に顕現されるというお告げを受けていました。
実際、先生もそう信じておられました。
今考えてみると、三年後のその時には、
先生がろう屋に入られるということが起こりました。
それで霊能者たちは、今まで
神が自分に直接お告げをしてくださっていたのに、
実際にはお告げどおりではなく、
その反対に収容所に入られたので、
今までの先生に対するお告げに対して疑いをもち始めました。
そして、そのことが理解できなかった霊能者は、
教会から遠ざかっていきました。
これが霊能者にとって非常に難しい点です。
全部教えてくださればいいのに、
そのような事態になったときには、何もお告げがないのです。
☆
先生に終わりまで侍った一人の霊能者は、必死に祈りました。
どうして収容所に入られるようになったのでしょうかと。
すると、先生が収容所に入られてから数カ月して、
やっと次のようなお告げを受けることができました。
それは、もし先生が収容所に入っていなかったとするなら、
共産党と、先生に反対するキリスト教が一つになって、
挙げ句には先生の命が断たれるであろうということでした。
保護するためにこそ、先生を収容所に入れたのだと言われたのです。
☆
先生ご自身においてはどうだったのでしょうか。
神が祝福してくださると約束してくださったにもかかわらず、
反対に神は先生を収容所に導かれたのです。
しかし先生が収容所に入ることが決定した時、
既に神は先生に一つのお告げをしてくださったのです。
それは、「収容所であなたを待っている青年がいる」ということでした。
先生は、このように神の約束が果たされず、
また収容所への道を行かなければならなくなっても、
神は私にどんな大きな祝福を与えようとして
この道を与えられたのかと考え、
かえって感謝し、神を慰められたのです。
☆
真のお父様は神様から祝福を与えられ、
勝利の道を示されていました。
しかし、人間の責任分担が果たされなければ、
ご自身が条件を積んで、清算しなけばならなかったのです。
証しにもあるように、
お父様は興南の道をもともと行く立場ではありませんでした。
しかし、神様の前に感謝して、乗り越えていかれました。
そして、神様はお父様の命を守るために、
興南の道を行かせたのでした。
私たちもお父様のように、
困難なことがあっても、
全てを感謝することを通して、
過去の蕩減を清算することができるのです。
不平不満の背後にはサタンがいるということを
決して忘れてはならないと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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