阿部局長のWeb説教
礼拝説教「信仰時代から心情時代への変化」
後編を紹介します。
(一部、編集しています)
☆
時代の変化を三段階で説明されたみ言を紹介いたします。
最初は、み言をもって信じる時代であり、
その次は、み言をもって実践する時代であり、
その次にはみ言を中心として生活する時代です。
生活時代に入っていくのです。
天国にしようとすれば、
これがすべて一致しなければなりません。
信仰の時代、実践の時代、生活の時代、
このように発展するのです。
(「御言訓読と霊界動員」より)
☆
このように、「信仰の時代」「実践の時代」「生活の時代」
という三段階があると語られています。
神様のみ言を信じるという「信仰者」になることが大切な時代があり、
その次は、神様のみ言を信じるだけでなく
実践するという「実践者」になる時代です。
さらには、信じる心の転換や実践という行動の転換だけでなく、
いつでもどこでも神様のみ言を中心に生活する時代です。
☆
この三段階は、先ほど紹介した
「信じること」「愛すること」「共に暮らすこと」
という三つのキーワードと繋がっています。
私たちの生活も、この三つのキーワードを基に再確認してみましょう。
「神様を信じる私」「神様を愛する私」「神様と共に暮らす私」になっているでしょうか?
☆
神様を信じていても、恵みだけ受けようとする人は神様を愛する人とはいえません。
神様から愛されることばかり望んでいるからです。
困難な時でも変わらず実践する人は神様に愛をお返しする人です。
また、神様を愛していても、
いつも一緒に同行して下さる神様として意識していなかったら
神様と共に暮らしているとは言えません。
神様と同居して、いつでもどこでも生活を共にする意識を持っていきましょう。
そうなると神様を私の家庭に迎えることが必要になります。
また、み言を信じている人は多くいますが、み言を実践する人は案外少ないものです。
信じることよりも実践することが難しいからです。
み言を信じて実践してこそ成長し完成するので、実践することが大切です。
さらに、み言を信じて実践していても、継続して生活化すること、
継続して習慣化すること、継続して実体化することが必要になります。
☆
これらを原理の観点で表現するならば、
「み言を信じる」という「信仰基台」を立てて、
「み言を実践する」ことにより「実体基台」を立てる。
そして最終的には「神人愛一体理想」である
「み言の完成実体」になっていくことが原理の道だからです。
☆
また、この三段階を家庭生活に照らして見るならば、
第一段階は「家族を信じること」です。
人間関係においては信頼の関係づくりが大切です。
堕落人間は周りの人の姿を見るとすぐに「不信の思い」がわいてきます。
そして、不信の思いをわかせる相手が悪いと判断しがちです。
そのような自己中心の心を分別して
「自己否定」して無条件に信じることが必要です。
まさに「絶対信仰」です。
☆
第二段階は「家族を愛すること」です。
幸せな家庭づくりのためには愛情関係が不可欠です。
しかし、堕落人間は愛することよりも、愛されることを求めがちです。
愛の心で「自己犠牲」を成してこそ、愛情関係を育むことができます。
無条件に愛する実践ですから「絶対愛」と表現できます。
☆
第三段階は「家族と一つになって共に暮らすこと」です。
信頼と愛の関係をつくることができたら、
一つになって暮らすことができます。
反対に、不信と怨みの関係になったら、
分裂と衝突が生じるので同居することができなくなります。
同居するためには、家庭の中に愛の文化である心情文化が必要です。
心情文化は「喜んで相手の為に生きる」という文化です。
☆
真の父母様が歩まれた生涯路程を一言で表現するならば、
「父母の心情・僕の体」と言われています。
心は誰に対しても父母の心情で接し、
姿は誰に対しても僕のように仕えてあげた、服従してあげた、
尽くしてあげたという歩みでした。
まさに、「絶対服従」です。
私たちも家族の幸せ為に、家族の願いの為に
投入することを継続する者になっていきましょう。
☆
最後に、絶対服従に関するみ言を紹介いたします。
「絶対服従とは、
自分自身までもすべてなくして
完全投入することを意味します。
このように投入して忘れ、投入して忘れ、
ついには自己概念までもすべてなくなる
ゼロ・ポイントに進入するのです。
愛を否定されてももっと愛し、
投入してももっと投入してこそ、
怨讐を真の愛で自然屈服させる位置まで
行くようになるのです。
神様がそのような道を歩んでこられ、
天地父母がそのような道を歩んでこられたのです。
投入して忘れ、投入して忘れることを
継続する人が中心者となり、
全体相続者となり、
孝子の中の孝子になります。」
(2002.02.02)
☆
このように、絶対信仰、絶対愛、絶対服従を持って歩んでいきましょう。
今の時代は「心情」を中心とする時代です。
「天に対する孝情 世の光」となっていきましょう。
☆
神様を信じ、愛し、実践していくこと。
家庭においても、家族を愛し、信じ、ともに暮らすこと。
私たちは、勝利された真の父母様がおられ、
その勝利圏を受け継ぐことの出来る立場にあることが
どれだけ感謝であるかしれません。
真の御父母様ご自身が、何よりも、
み言を実践し、そして勝利されたので、
私たちは、あとに従うだけなのです。
その究極が「神氏族メシヤ」の勝利です。
あっという間に、もう11月に入りました。
時間軸は絶対的なのに、
年の瀬になると、一日一日経つのが早く感じます。
そういう意味でも毎日毎日を大切にしながら、
真の父母様の伝統を相続する者になっていきたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)