今日は伝道の証し。
霊肉祝福を受けた婦人が、その時、
夫を実感されたという証しです。
☆
Yさんとの出会いは、7月の伝道活動日での事、
Yさん宅のインターホンを押した事が始まりでした。
快く応対に出て来られたYさんと会話する中で、姓名に関心を示されると共に、
亡くなったご主人のおじいさんが、私と同じ出身地である事がわかり、
Yさんに親近感が沸いて気兼ねなくお話することができました。
生前のご主人は、全盲で視覚障害者であったため、
Yさんはご主人を支え介護してこられたのですが、
ご主人が亡くなられてからは、胸にポッカリ穴があいたような虚しさを感じ、
何をするにしてもやる気が起きず、気落ちして過ごすうちに、
我知らず霊界にいるご主人と不思議と対話できるようになったそうです。
また、Yさんは某宗教の信仰を持たれていましたが、
私が宗教の壁をなくし、人種の壁を超えて幸せになる為の
学びの場を提供している家庭連合の理念を紹介すると、
Yさんは、とても興味を示して下さいました。
☆
そしてYさんと交流し、お誘いするなかで
最初に来て下さった講演会が祝福セミナーでした。
講演会後、すぐに「祝福を受けたい」と、Yさんは希望されたのですが、
8月の祝福式に都合が合わず、参加する事が出来ませんでした。
「次の12月の祝福式には参加するので…」と、Yさんは祝福式を先立って予約。
ウエディングドレスの試着をされていました。
こうして12月の祝福式を前に、Yさんは、色々なイベントを行う際には、
知り合いを誘い、一緒にカラオケしたり家庭集会や1日旅行など、
家庭連合の方々と交流するのを楽しみながら、
仲良くなれた事を喜んでおられました。
☆
そして、今回の祝福式には、Yさんが誘われた方と、
私が前線で出会った方が偶然知り合いだった事もあり、
3人で仲良く祝福式を受ける事になりました。
式には、3人が綺麗にドレスアップし、照れながらも記念撮影され、
とても喜ばれていました。
ところでYさんが、祝福式会場に向かうため出掛ける前のこと、
亡くなったご主人が「一緒に行くよ」と言われたそうです。
そして式場に入り、式典開始を待っていると、
Yさんは「お父ちゃんが来てる…」と、遠くを見つめながら目を潤ませて、
泣かれる場面もありました。
☆
式典が始まり、聖酒を飲んだ後の主礼からの祝辞を述べておられた最中、
急にYさんが意識を失って倒れるという予期せぬ事態が起きたのです。
皆が驚いて緊張するなか、私はYさんが倒れたのは
貧血では無く、霊的なものだと直感。
周りの人に手伝っていただき、私が冷静にYさんを介抱していると、
次第に意識を取り戻しました。
そして私の腕をギュッと掴んで、
Yさんは泣いていました。
「…お父ちゃんに連れて逝かれそうやった。
まだ逝かれへん、まだ何もわかってないから、ここでもっと勉強しなあかん。
て言って断った…もう大丈夫。」
と、Yさんは落ち着きを取り戻され、事態は収拾できました。
☆
その後は、何事も無かったかのように式典が滞りなく進み、
式後の祝賀会となりました。
祝賀会では食事と歓談が進んでいくなかで、
Yさんに祝福式の感想を突然お願いすると、
Yさんは躊躇いながらも感想を述べて下さいました。
「私の主人は視覚障害者でした。
全盲だった夫はとても自己中心的で、夫の言う通りに世話をしてきたので、
自分には自由がありませんでした。
今、このように自由に外に出て、沢山の教会の方と仲良くなれた事が本当に嬉しいです。
そしてもっと勉強をしていきたいです。」
と、意欲的な感想を述べておられました。
また、あとで伺ったのですが、Yさんのウエディングドレス姿を見たご主人が
「きれいだね」と褒めてくれたそうです。
Yさんは、霊界いるご主人と通じ、普段からお話しされておられるのですが、
今回の体験を通して、確実に霊界が存在している事と
霊界では地上界で目が見えなかった人も目が見えること、
さらに家庭連合の教えに対しても確信を深められたようです。
全てを導いてくださった天地人真の父母様に心より感謝申し上げます。
☆
とても霊的に敏感な婦人が
ご主人をそばに感じられたわけですが、
これは、実際の霊肉祝福においては、
実感されるもされないも、
本当に配偶者がともに参加している、
そういう証に他なりません。
また、私たちが祝福を受けるときも
多くの霊人たちが、
聖酒一滴を飲みたいと群がってくる
そういう証を聞いたこともありますが、
本当にそうなのだと思います。
祝福の価値を改めて感じさせていただきました。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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