太田先生の祝福の証し、続編です。
☆
真の御父母様は、初期の頃、
何度も日本に来て下さいました。
1973年の春に来日された時のことです。
松涛本部で礼拝説教をされ、お昼食べたあと、
「代々木公園に行こう」ということになり、
みんなで代々木公園に行きました。
公園に着き、木陰でお父様を囲んで座りました。
お父様は、「祝福の証し聞きたいや」
そのように言われて、
777双のメンバーを指名され、
祝福の証しをさせました。
長谷川ママが証しをされたのですが、
本当に立派な証しで、感動的でした。
お父様は証しを聞かれたあと、
「先生も感動したや」
そのように言われたことを覚えています。
☆
実は、その次が私だったんです。
お父様が指名されたわけですが、本当にやりにくかったんです。
当時、私は、全国巡回をしていました。
各地で復興会を何か所もするんですね。
それで、数日間投入して、疲れて戻ってくるわけです。
それで、妻が私を待ち構えているんですね。
「今夜、代々木の聖地で徹夜祈祷しましょう」
疲れて帰ってきて、こう言うわけですね。
ですから、「何のために徹夜祈祷するんですか?」
そのように聞くと、
「日本民族と日本国家のために」
というわけなんです。
ですから、「嫌だ」と断れないわけですよね。
そんなこともありまして、
私は、率直にお父様に証しをしました。
「統一教会の女性は、みんな強いです。
当然、うちの妻も・・・」
そのように話すと、
そこにいる食口たちは、みんな笑いました。
☆
しかしお父様は違ったのです。
「太田。お前は真剣じゃないな」
妻は、ことあるごとに、
徹夜祈祷や、断食、そして水行などの条件を立てていました。
彼女は、重要な立場を担当していたわけです。
お父様は、「郁恵(太田先生の奥様)の顔を見てみろ」
そのように言われました。
さらに、「一週間に一回手紙を書きなさい」
と言われたのです。
「どのように書こうか、教えてあげようか」
そういわれるので、
「お父様、結構です。
私が、自分で書きます」
そのように答えました。
☆
私は、お父様からご指導されたように、
「巡回の合間に手紙を書きました」
一週間に一回、手紙を送りましたが、
妻は頻繁にくれる人では、ありませんでした。
ところが、手紙が来るときは
一度に便せん30枚くらい来るのです。
ある時には、
「あなたは、海にそびえたつ岩みたいな男です。
大波が打ち寄せてもびくともしない男です」
そのように書いてありました。
妻の手紙に、とても勇気づけられました。
☆
その後、家庭をもって、しばらくしたときのこと。
私は、「あの時はありがとう。
あなたの手紙に本当に励まされたよ」
そのように言うと、妻は、
「実は、『あの男にはこういう風に書いたらいい』
とお父様が教えてくださったんですよ」
その時、お父様はそこまで指導してくださったんだと思いました。
妻の立場を思ったら、私以上に貴い立場であります。
「お父様に『真剣じゃない』と言われたけれど、
どこが真剣じゃなかったのだろうか。。。」
本部で仕事をしていた時に、そのように思わされました。
「一つ一つの祝福家庭はアダム家庭を蕩減復帰する家庭だ。
そういう基準を考えると まだ真剣じゃないな」
☆
とても申し訳ない思いになりました。
そう悟ったのは、本部にいた夜11時半くらいのことです。
すると、大きな声でこちらに向かって叫んでいる人がいました。
よく見ると、お父様が声を張り上げておられました。
お父様は、「太田、お前何をしてるんだ!」
そして、私の顔をちらっと見られて、気付かれたんだと思います。
お父様は、にこっとされて、
「太田、郁恵と良く授受するんだよ」
そのように言ってくださいました。
☆
代々木公園でお父様を囲んでの和動会。
もしかしたら、上記の写真かもしれません。
お父様の笑顔がなんとも言えませんね。。。
お父様は、祝福を与えた者たちに対して、
本当に自分の息子・娘として接してくださりながら、
夫婦としての成長を願われていたのだと感じます。
真の御父母様に祝福を与えて頂いたことに
心からの感謝を申し上げます。
太田先生の証しは、不定期で紹介させていただきます。
お楽しみに。。。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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