2017年01月24日

すべてが神との約束、お互いに幸せになるために約束がある!  《金元弼先生の信仰サプリ》 約束5



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(南下する人たち)


金元弼先生の《信仰サプリ》
『神は約束を守る』今回が最終回です。


ところが(お父様と違い)私たちはどうでしょうか。
より上の立場の人は遅れるのが普通だと思うし、
それが権威あるものと考えています。

先に来るのは下の者だと考えるのです。
皆さん、そういうことはありませんか。
約束を守らなくても、何の呵責も感じないでしょう。

私たちがそうだから、メンバーもそうなるのです。
にもかかわらず、メンバーが遅れたら、「なぜ遅れたのか」としかります。

先生は、こういう外的な時間の約束もそのようにされるとするならば、
私たちは永遠なる生命を懸けての約束に対しては
どうすべきか、考えてみてください。


足の折れた朴正華さんのことを聞いたでしょう。
先生が牢屋から出られて、平壌に帰られた時には、
その人は足を打たれて骨が折れて歩けない状態でした。

彼は自分のお姉さんの家に一緒にいて治療していたのです。
そしてお姉さんの家庭が避難する時に、
足が折れている彼を連れていくことができないので、
置いたまま行ってしまったのです。

一人で残されたら殺されてしまいます。
それで先生は心配して、彼の故郷まで問い合わせて、
居所を調べ出しました。
そして私が彼を連れてきて、先生に会わせました。

その後、その太った人を自転車の上に乗せて連れてきたのです。

(*冒頭の写真はイメージです
南下中の避難民の写真であり
真のお父様と朴正華氏ではありません)


ところが、先生の愛する母親、父親、兄弟姉妹は
全部、北におられました。すぐ近くの所でした。

しかしその人たちを連れてこないで、朴さんを連れてきたのです。
そういうことは、できることではありません。

先生は神との約束を守ったのです。
朴さんとの約束を生命を懸けて守ったのです。


約束というものが、どんなに難しいか分かると思います。
世の中のすべての問題は、約束を守らないことから起こるのです。

そして、いつも考えなければならないのは、
約束はお互いが幸せになるためのものだということです。
それゆえに、約束をする時には、一方的にしてはいけません。


ややもすればリーダーになった人は、
一方的に約束を強要することがあります。

そうではなくて、相手を「そうしましょう」という立場に
必ず立たせて約束をするのです。
ですから必ず相手の話を十分に聞くようにしてください。

皆様はいいアイデアをもっていて、
教会員が全然頭も上がらないような人であっても、
教会員の意見を先に聞いて、それから自分の意見に納得させ、
「それじゃ、私の考えよりも、あなたの考えはもっといいです」
という立場に立たせて話していくのです。

自分がしたくてしたような立場に立たせなければなりません。
そうでないとプッシュされたという印象を与えます。
プッシュというのは、自分の意志がないということです。



約束を守ってもらうこと、守ること。
二つとも重要です。

守ってもらえない時には、要求の思いになったりするし、
自分が対象の立場に立った時、
その約束の重要性を軽んじてしまい、
また、主体の思いに立てない時があり、
約束を守れなかったりすることがあります。

どちらも反省しなければなりませんが、
やはり、神様を中心にしないといけないのだと思います。


真のお父様の証しをたくさん掲載しましたが、
実は真のお母様も全く同じだと思います。

先日、崔妍娥ニムの集会がありました。
み言などは、追って紹介したいと思いますが、
証しの中で、お母様は、約束の時間よりも
何時間も早く備え、待っておられる話がありました。

先日、アメリカに行かれた時、帰りの便に乗るために
宿所に出発する時間を決めたのに、
その1時間半前に準備され、
近くを散歩された・・・
そのような話がありました。

約束を守ることは重要であることを
骨身に刻んでいきたいと思います。




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