2017年02月14日

夫婦の愛と父母の愛、どちらが深い?!  《太田先生の「真の夫婦の愛を求めて」》6



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太田先生の『真の夫婦の愛を求めて』シリーズ。
今回は、「夫婦の愛と父母の愛」について(前半)です。


真のお父様から受けたみ言の中で、
特に夫婦の愛に関して、
大きな衝撃を受けて
私の人生において、大改革を受けたみ言が二つあります。

今回は、そのうちの一つを紹介します。

1987年7月1日日本の指導者たちが
お父様に呼ばれて韓国に行きました。
その時に語られたみ言です。

この時、お父様は7時間か8時間くらい
とても長いみ言を語られたんです。
その時、お父様はこのように語られました。



「父母の愛と夫婦の愛は
どちらが深いと思うか?」



私はお父様に言われて、
当たり前の質問だ、と思いました。

その頃、私は原理講義をする立場にあり、
創造原理の中で、父母の愛は第一対象の愛、
夫婦の愛は第二対象の愛、
神様の人間に対する愛は父母の愛、
こんな風に講義してきました。

また、経験上からですけれども、
小学生の時に40℃の熱を1週間くらいだしました。
それである日、床を出て、洗面所に行ったとき、
そのまま倒れてしまったんです。

意識を失って、目を覚ましたら、布団の中でした。
その横で母親が、何か小さな声で、
「神様、私をこの子の代わりにしてください。。。」
そのように呟いているのが聞こえてきたんですね。

親の子供に対する愛というものは、こんなに大きく深いものか・・・
そんな風に思い、
親の愛の方が強いのは、当たり前じゃないか、と思ったんです。


お父様は質問に対して、すぐに答えられないで、
次のように話されました。


「そもそも夫婦の愛は
いつから始まったのか?」



その質問に対しても、
そんなのは、当たり前なんじゃないか、と思ったんです。

私はマッチング家庭ですが、夫婦の愛というのは、
マッチングを受けた時からではないでしょうか。
既成家庭の方も知り合ったときからではないですか?

だから私は、なんでこんなことを聞かれるのかな?と思いました。


そして、その質問に対しても、また答えられないで、


「では、人間は結婚したら
子供を欲しいと思うけれど、
何故だろうか?」


そのようにおっしゃるんですね。


何故だろうか、と言われたわけですけれど、
創造原理にも四位基台というのがありますね。
家庭的四位基台と講義しているわけです。
また、血統ということも説明していますね。

お父様はどうしてこのように話されるのかな、と思っていたら、
お父様からの質問は終わって、
お父様の回答が始まったんです。

お父様はこのように話されました。


「子供というのは、
お互い夫婦の幼い時の再現だ」



1987年ですから、このころは、四大心情圏とかを話されていない時です。

「幼い時の再現」なるほどな、深いみ言だな、と思いました。

ということは、母親からすれば、男の子が生まれたら、
自分の夫が赤ん坊の時の再現だ。
だから、赤ん坊を愛するということは、
夫が赤ん坊の時の夫を愛している、ということです。
父親から見れば、女の子が生まれたら逆になるわけです。

ですから、「幼い時の再現」ということですから、


「その子を愛することを通して、
夫婦の愛というのは、
生まれた時から始まっているんだよ」



そのことをお父様は言いたかったわけです。
実に深いみ言です。


そしてお父様はこのようにも言われました。


「愛というものは、
自分から始まっているものではなく、
連綿として続いてきたことを実感すれば、
離婚はしない」




これも深いみ言だと思います。

例えば、母親に女の子が生まれたら、
その女の子は自分が赤ん坊だった時の再現なわけです。

その赤ん坊が夜泣きする、そしておっぱいを飲ませてあげる、
また、おむつを換えてあげる、そういうことをしながら
ハッと気が付くのです。

そう言えば、自分自身も生まれた後、
1か月、3か月、6か月・・・まったく覚えていないけれど、
自分も親からこうしてもらったんだなぁ。。。
そのことを『実感する』んです。

親から愛を受けて、その愛で育ってきて、
「あぁ、愛というのは、自分から来ているのではない。
自分の親もそうだし、おじいちゃんおばあちゃんもそうなんだ」
そう思ったら離婚なんかしないというんです。


お父様はそして、最後の結論としてこう言われました。


「だから、夫婦の愛の方が、
父母の愛より深いんだよ」




私は、このみ言を聞いた時、
ハンマーで後頭部をガーンと殴られたような衝撃を受けました。

自分は人間として、間違った考え方を持っていた。。。
ですから、間違った生活をしてきたわけですし、
間違った講義をしてきてしまったんです。

私は全国放送のテレビカメラの前で、

「私は、太田です。
私は創造原理の講義で皆様の前で
間違えた講義をしてしまいました。
本当に申し訳ございません。
お詫びして訂正いたします」

そのように訴えたいくらいショックを受けました。


ただ、一つお伝えしておきますと、
夫婦の愛と父母の愛は、大きさにおいては、
父母の愛のほうが大きいですね。

お父様も四大心情圏のみ言でも、
夫婦の愛により、子女が生まれる、
だから父母の愛の方が大きい、とおっしゃられています。

しかし、深さにおいては、
夫婦の愛の方が深いんです。

実際に、子供が生まれて、
その子供を愛する。
どれだけ愛してもいいのですが、
それ以上に相対に対しては、
深く愛していかないといけないのです。



夫婦の愛と父母の愛。
堕落した私たちは、どちらも未完成ですが、
父母の愛は、神様から来ているので、
その名残はあるのだろうと思います。

しかし、堕落の原因が夫婦にあるので、
夫婦の愛は、父母の愛とは違い、変化してしまいました。

だからお父様は、本然の世界の愛、
その深さに対して、
夫婦の愛の方が、父母の愛より深いのだ。。。
そのように語られたのだと思います。

メシヤ、真の父母であるがゆえに、
このようなみ言を語ることができるのです。
改めて、真の父母様に感謝いたします。

後半は、明日に続きます。




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posted by ten1ko2 at 08:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | 夫婦講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする