太田先生の『真の夫婦の愛を求めて』シリーズ。
今回は、「夫婦の愛と父母の愛」について(前半)です。
☆
真のお父様から受けたみ言の中で、
特に夫婦の愛に関して、
大きな衝撃を受けて
私の人生において、大改革を受けたみ言が二つあります。
今回は、そのうちの一つを紹介します。
1987年7月1日日本の指導者たちが
お父様に呼ばれて韓国に行きました。
その時に語られたみ言です。
この時、お父様は7時間か8時間くらい
とても長いみ言を語られたんです。
その時、お父様はこのように語られました。
☆
「父母の愛と夫婦の愛は
どちらが深いと思うか?」
私はお父様に言われて、
当たり前の質問だ、と思いました。
その頃、私は原理講義をする立場にあり、
創造原理の中で、父母の愛は第一対象の愛、
夫婦の愛は第二対象の愛、
神様の人間に対する愛は父母の愛、
こんな風に講義してきました。
また、経験上からですけれども、
小学生の時に40℃の熱を1週間くらいだしました。
それである日、床を出て、洗面所に行ったとき、
そのまま倒れてしまったんです。
意識を失って、目を覚ましたら、布団の中でした。
その横で母親が、何か小さな声で、
「神様、私をこの子の代わりにしてください。。。」
そのように呟いているのが聞こえてきたんですね。
親の子供に対する愛というものは、こんなに大きく深いものか・・・
そんな風に思い、
親の愛の方が強いのは、当たり前じゃないか、と思ったんです。
☆
お父様は質問に対して、すぐに答えられないで、
次のように話されました。
「そもそも夫婦の愛は
いつから始まったのか?」
その質問に対しても、
そんなのは、当たり前なんじゃないか、と思ったんです。
私はマッチング家庭ですが、夫婦の愛というのは、
マッチングを受けた時からではないでしょうか。
既成家庭の方も知り合ったときからではないですか?
だから私は、なんでこんなことを聞かれるのかな?と思いました。
☆
そして、その質問に対しても、また答えられないで、
「では、人間は結婚したら
子供を欲しいと思うけれど、
何故だろうか?」
そのようにおっしゃるんですね。
☆
何故だろうか、と言われたわけですけれど、
創造原理にも四位基台というのがありますね。
家庭的四位基台と講義しているわけです。
また、血統ということも説明していますね。
お父様はどうしてこのように話されるのかな、と思っていたら、
お父様からの質問は終わって、
お父様の回答が始まったんです。
お父様はこのように話されました。
☆
「子供というのは、
お互い夫婦の幼い時の再現だ」
1987年ですから、このころは、四大心情圏とかを話されていない時です。
「幼い時の再現」なるほどな、深いみ言だな、と思いました。
ということは、母親からすれば、男の子が生まれたら、
自分の夫が赤ん坊の時の再現だ。
だから、赤ん坊を愛するということは、
夫が赤ん坊の時の夫を愛している、ということです。
父親から見れば、女の子が生まれたら逆になるわけです。
ですから、「幼い時の再現」ということですから、
「その子を愛することを通して、
夫婦の愛というのは、
生まれた時から始まっているんだよ」。
そのことをお父様は言いたかったわけです。
実に深いみ言です。
☆
そしてお父様はこのようにも言われました。
「愛というものは、
自分から始まっているものではなく、
連綿として続いてきたことを実感すれば、
離婚はしない」
☆
これも深いみ言だと思います。
例えば、母親に女の子が生まれたら、
その女の子は自分が赤ん坊だった時の再現なわけです。
その赤ん坊が夜泣きする、そしておっぱいを飲ませてあげる、
また、おむつを換えてあげる、そういうことをしながら
ハッと気が付くのです。
そう言えば、自分自身も生まれた後、
1か月、3か月、6か月・・・まったく覚えていないけれど、
自分も親からこうしてもらったんだなぁ。。。
そのことを『実感する』んです。
親から愛を受けて、その愛で育ってきて、
「あぁ、愛というのは、自分から来ているのではない。
自分の親もそうだし、おじいちゃんおばあちゃんもそうなんだ」
そう思ったら離婚なんかしないというんです。
☆
お父様はそして、最後の結論としてこう言われました。
「だから、夫婦の愛の方が、
父母の愛より深いんだよ」
☆
私は、このみ言を聞いた時、
ハンマーで後頭部をガーンと殴られたような衝撃を受けました。
自分は人間として、間違った考え方を持っていた。。。
ですから、間違った生活をしてきたわけですし、
間違った講義をしてきてしまったんです。
私は全国放送のテレビカメラの前で、
「私は、太田です。
私は創造原理の講義で皆様の前で
間違えた講義をしてしまいました。
本当に申し訳ございません。
お詫びして訂正いたします」
そのように訴えたいくらいショックを受けました。
☆
ただ、一つお伝えしておきますと、
夫婦の愛と父母の愛は、大きさにおいては、
父母の愛のほうが大きいですね。
お父様も四大心情圏のみ言でも、
夫婦の愛により、子女が生まれる、
だから父母の愛の方が大きい、とおっしゃられています。
しかし、深さにおいては、
夫婦の愛の方が深いんです。
実際に、子供が生まれて、
その子供を愛する。
どれだけ愛してもいいのですが、
それ以上に相対に対しては、
深く愛していかないといけないのです。
☆
夫婦の愛と父母の愛。
堕落した私たちは、どちらも未完成ですが、
父母の愛は、神様から来ているので、
その名残はあるのだろうと思います。
しかし、堕落の原因が夫婦にあるので、
夫婦の愛は、父母の愛とは違い、変化してしまいました。
だからお父様は、本然の世界の愛、
その深さに対して、
夫婦の愛の方が、父母の愛より深いのだ。。。
そのように語られたのだと思います。
メシヤ、真の父母であるがゆえに、
このようなみ言を語ることができるのです。
改めて、真の父母様に感謝いたします。
後半は、明日に続きます。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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