2017年02月21日

真の父母! 敵をも愛する「真の愛」をもつ人?! 「人生最大の勝利者」2 《web説教》



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☆サタンに打ち勝つ
☆神様に似る
☆愛の減少感を乗り越える
☆そして「汝の敵の為に祈れ」?!


本当の勝利者・成功者になるためには、
たとえ失敗したとしても、
「成長しよう」という姿勢が大切
というお話がありました。

阿部先生のweb説教、昨日の続きです。


次に、「どのような勝利をおさめたら、最大の勝利者と言えるのか?」
ということを考えてみたいと思います。

皆さんが憧れる勝利者とはどのような人でしょうか?
目指してみたい成功者、なってみたい勝利者とは、
どのような人でしょうか?

スポーツの勝利や合格の勝利もあります。
さらに事業の成功や家庭円満の幸せの成功もあるでしょう。
「上には上がいる」という言葉のように、勝利の基準は様々です。


ですから、最高の勝利、絶対的な勝利とは他人と比較しての勝利ではなく、
永遠の方、唯一な方、不変の方という
神様に連結されたものでなければなりません。
まさに「神様に似た人になる」ことです。

私たち堕落人間は本心を通して善なる神様を求めながらも、
邪心を通して悪なるサタンの願う方向に傾きやすい傾向にあります。

ですから、勝利者とは「サタンに打ち勝ち、神様に最も似た人」
ということができるのではないでしょうか?


それを見事に成し遂げられた方が、
私たちが「真の父母」として慕い尊敬する
文鮮明総裁・韓鶴子総裁ではないでしょうか?

波乱万丈の生涯の中で、サタンに打ち勝ち、
神様の似姿として顕現された人類最大の成功者・勝利者です。

人類最初に完成の基準を立てられ、
すべての人類にその勝利を相続する道をつくられたので、
私たちは「救世主・再臨主・メシヤ・真の父母」と受け入れるようになりました。


それでは、「サタンに打ち勝つためにはどうしたらよいのか?」
「神様に似るためにはどうしたらよいのか?」が問題になります。

サタンに打ち勝つためには、
サタンのできなかったことを成し遂げることです。


統一原理の堕落論に明確に説かれているように、
サタンになった天使長ルーシェルは、「愛の減少感」を持って
自己の位置を離れて堕落しました。
自分に対する愛が減ったように感じる瞬間が最大の試練です。

「愛の減少感」とは、自分よりも
他の人が愛されるようになった時に感じます。

無視されたように感じた時、自分に対する期待がなくなった時、
以前と違って注目を受けなくなった時などに感じる
「虚しさ」「嫉妬心」「妬み」「自己を中心として比較する心」です。


勝利者になれるかどうかの分かれ道は、
愛の減少感を感じた時にどのように捉えるかで決定します。

妬みなど「自己中心の思いで感情的になる人」ではなく、
「無私の心情で受け止める人」が勝利者になれます。
まさに「神様の立場に立った自己否定の心情」です。

完全に自己否定された心情を土台にして為に生きる人は、
サタンに勝り神様の似姿といえます。

「愛の減少感」とは、信仰生活が長い信仰者であっても、
人格者であっても、なかなか乗り越えられない大きな試練です。
この愛の減少感を乗り越える人が本物の勝利者といえます。
日々の生活でも、「愛の減少感を乗り越える」ということを
常に心がけたいものです。


もう一つ、「神様に似た人になるための勝利基準はどこにあるでしょうか?」

一般的には、気が合う人、好きな人とは良く交流し尽くしたりしますが、
嫌いな人は避けたり無視したりすることが多いことでしょう。

しかし神様は「無条件の愛」を持たれた方です。
堕落人間のように「条件付きの愛」ではなく、誰に対しても、
どんな状況でも、いつまでも愛そうとされる
「無条件の愛」「無限の愛」を持たれた方です。


そのような愛を持って生きる人ほど神様に似た人と言えます。

例えば、イエス様は「汝の敵の為に祈れ」と語られただけでなく、
十字架上で自らを殺そうとする人の為に執り成しの祈りを捧げられました。

真の父母様は「怨讐までも愛する」という生涯を歩まれました。
敵や怨讐までも愛するという愛の深さと広さには、驚くばかりです。


真の父母様が歩まれた生涯路程についてのみ言を紹介いたします。


「1987年に金日成主席がソ連のゴルバチョフと共謀して、
私を暗殺するために、25人の赤軍派を派遣した
菊村事件の裁判がまだ終わらず、進行中でした。

そのような怨讐と向かい合うに当たって、
離れ離れになっていた兄弟を何千年ぶりに訪ねていくという
兄の心、弟の心をもって、そのような
(怨讐という)考えをすべて越えられる立場に
どのようにして行くかが、私の悩んだ問題でした。

それさえ越えれば、
いくら悪党でも屈服するというのです。

自分の息子・娘よりも、自分の妻よりも、
自分の弟子よりも、自分の部下よりも、
さらに愛するという心が必要です。

ですから、私が行って、
そこで再創造役事の奇跡が起きたのです。
ゴルバチョフに会ったあとに世界が変化し、
金日成主席に会ったあと、
南北会談が難航していたことなどの
すべての問題が即刻解決しました。

このような事実は、そこに天が働いていることを
立証しているのです。
新しい世界が創建され始めるというのです。
(天一国経典「真の父母經」P859)



このように、真のお父様であられる文鮮明先生は、
ご自分自身を殺そうとした怨讐に対しても、
愛する家族以上に愛を投入されました。

そのような愛の勝利によって、天の役事があり、
大きな奇跡が起こりました。


また、真の父母様は牢獄に入るような波乱万丈の人生を振り返り、
次のように語っていらっしゃいます。


「先生は、監獄生活をしたことを、
少しも悲しく思いません。
『私が福を受けられる、
天が私に財産を残してくれるための
良い方法だった』と考えるのです」
(天一国経典『天聖經』P1258)


このように、地獄のような歩みを通過されても、
「振り返ってみれば、すべて愛だった」と消化されていかれるので、
真の父母様にとって怨讐の相手もいないし、怨讐の環境もないのです。

怨讐をも愛する真の愛の人は、誰とも一つになることができ、
誰をも一つにしてあげることができる人でしょう。
まさに、「愛の勝利者」こそ、「人生最大の勝利者」
ということができると思います。


私たちにとっては、家庭や職場など、身近な人間関係で
「愛の減少感」を感じる場面が大切な試練の瞬間です。
身近な人間関係が、「怨讐関係」になることもあります。

その瞬間に「自己中心の怒りや裁きの感情」に振り回されるのではなく、
「無私の心情で無条件の愛」を与える私たちになっていきましょう。
このような私たちの勝利の積み重ねが、
地域社会や国家・世界に影響を与えることになっていくことでしょう。


今回は「人生最大の勝利者」と題して考えてみました。

常に、私たちは目標・夢に向かって
自分を成長させる、高めるという姿勢で歩んでいきましょう。
また、愛の減少感を乗り越え、
怨讐をも受け入れる私たちになっていきましょう。




サタンは『愛の減少感』を乗り越えることができませんでした。
この試練はどんな人にも付きまといます

特に2020年に向けて、そのような試練を
乗り越える重要な時を迎えていると思います。

以前も書いたと思うのですが、この期間は、
理性で物事を判断する時ではないと思います。
天の父母様、真の父母様と培ってきた貴い心情関係・・・
それが一瞬のうちに奪われてしまうのではないでしょうか。

理性を優先してしまうと、心情が奪われ、
阿部先生の語られているごとく、
「自己中心の怒りや裁きの感情」になってしまうのです。

真の御父母様が歩まれたごとく、
恩讐を愛する心情をもって、
愛の勝利者を目指していきたいと思うのです。




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posted by ten1ko2 at 08:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする