2017年03月31日

本性(ほんせい)を引き出す会話を、夫婦間で?!  ≪夫婦愛を育む幸福の基本原則≫2



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〈こころ〉はだれにも見えない
けれど
〈こころづかい〉は見えるのだ
〈思い〉は見えない
けれど
〈思いやり〉はだれにでも見える



橘先生の『幸福の原則』
第2回目です。


精神医学者のフロイトがこんな風に言っています。
『人間は本能が壊れている』
本能、すなわち人間には本性(ほんせい)があるんです。

善い心と善い心で授受作用すれば、
みんな幸せになれるとわかっていても、
どうしても否定的な感情が出てきて、
人間関係を悪くしてしまう、
望まない不和を引き起こしてしまうんです。


(4年前)2013年サッカー日本代表が
ワールドカップの出場権を獲得したとき、
日本中が盛り上がりました。

特に渋谷駅前は、サポータたちが繰り出して
大騒ぎをしたんですね。

その時、警官がたくさん動員されました。
『DJポリス』と呼ばれた警官が、
その場を収拾したんです。
流行語大賞にもなりました。

その『DJポリス』がどんなスピーチをしたかというと、

「お巡りさんもワールドカップ出場を喜んでいます。
皆さんが憎くてこうしているのではありません。
皆さんは12番目の選手です。
こんなにいい日におまわりさんも怒りたくありません」

と言って、彼らの善い思いに働きかけるスピーチをしたんですね。
そうしたら、サポータも嬉しくなって、秩序を守ったんです。

もし、「ほらそこ、黙れ!乱れるな!!」
そんな風にスピーチしたらどうなったでしょうか。

乱れること、暴れることを前提として注意をすると、
相手の負の心に行ってしまうので、
暴徒化したかも知れません。
しかし、善い思いに訴えていったので、
暴徒化しなかったんです。

そういうコミュニケーションを
私たちの人間関係、夫婦関係の中でも
行うことができればいいな、と思うんです。


こういう話をすると「よくわかります」と納得するんですけれど、
「でもうちの夫は」という風になるんです。

私は、良かれと思って、夫のためにと思って言ったのに、
夫は不機嫌になってしまった、キレてしまった、
怒って外に出て行ってしまった。

何で、あなたのために言ったのに・・・・
ということで、私の善い心が、夫の善い心に届かない、
そういうことがあります。


ここでもう一つ紹介したい内容があります。
「こだまでしょうか」を紹介しましたが、
同じ時期に政府広報で、こういう言葉がありました。

思いは見えないけれど、
思いやりは見える


私の目に見えない思いを、
相手にどうやって伝えるか、
すなわち、私の善い思いを
夫にどうやって伝えるか、
これがポイントになってくるんです。



相手の善い心に響かせるように話をする・・・
努力しないといけないですね。。。

私は、『DJポリス』の話を聞いて、
やはり、この内容は女性だけのために語っているとはいえ、
男性も心がけないといけないな、と思わされたので、
この記事をあげることにしたのです。

でも、男性と女性というのは、本当に違うんですね。
具体的な証しは、明日以降に・・・



        「行為の意味」

    
── あなたの〈こころ〉はどんな形ですか
と ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人にも〈こころ〉は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか
確かに〈こころ〉はだれにも見えない
けれど〈こころづかい〉は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の〈思い〉は見えない
けれど〈思いやり〉はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
〈心〉も〈思い〉も初めて美しく生きる
── それは 人が人として生きることだ 


宮澤章二





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posted by ten1ko2 at 09:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 夫婦講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月30日

男性だけ頑張ってもダメ、女性が鍵を握ってる?! ≪夫婦愛を育む幸福の基本原則≫1



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全国で良好な夫婦関係を築くための
講座・セミナーで、
「夫婦関係が修復した、愛が深まった」
と好評を博しておられる
橘先生が、『夫婦愛を育む幸福の基本原則』
ということで映像をあげてくださっています。

第一回目は、『幸福の基本原則』です。
何回かに分けて紹介します。


家庭では女性の力がとても重要です。
妻が変わると夫が変わります。
そして、夫が変わると子供が変わります。
さらに、子供が変われば、次の世代が変わっていきます。

悪い意味でいいますと、
親から虐待を受けた、あるいは、過干渉だった。
親から受けたものを子供にはやるまいと思っても、
実際に子供に現れてしまうことがあるのではないでしょうか。


ある独身女性の方が、セミナーに参加されました。
その方は、ご両親がとても嫌いだったんです。
お父さん、お母さんは、しょっちゅう喧嘩するんですね。
だから、自分は早く家を出たい、
そして、結婚はしたくない、と言っていました。

ところが、セミナーのあと、彼女は、
「お父さんはそういう思いでいたんだな。
そして、お母さんは耐えてきたんだ。。。
親って、えらいじゃん」
そのようにご両親に対する見方が変わりました。
そして、自分を肯定的に見つめるようになり、
結婚も前向きにとらえるようになったんですね。

また、あるご婦人がセミナーに参加された後、
ご主人に対して尽くしていく中で、
とても、夫婦関係が良くなっていかれました。

するとご主人が、「実は・・・」
とお父さんのことを話されたというんですね。
父親とは中学から絶縁状態で、
ずっと顔を合わせないようにしてきたといいます。
しかし、奥さんとの関係が良くなって、
気持ちが親に向かうようになっていきました。
 
そして、奥さんのサポートがあって、
お父さんの古希のお祝いしてあげたんです。
そうしたら、実家で同居しているお兄さんから電話がありました。
「おやじ泣いてたぞ」
そのように言っていたというんですね。


実は、妻が幸福の原則を実践すると、
愛の輪が家族全体に広がっていくのです。
ですから、幸福への扉を開く力が女性にはあるんです。

男性ももちろん大事かもしれませんが、
努力してもその効果は、女性よりは少ないです。
家庭の幸福の鍵は女性が握っているんです。

基本の考え


今から6年前、東日本大震災がありました。
日本全体が大きな衝撃受けましたね。
その時に、テレビのコマーシャルが自粛するようになりました。
その代わりに、政府広報が流れるようになりましたね。

皆様も覚えているかもしれませんが、
金子みすゞの『こだまでしょうか』
という詩が流れたことがあります。


『 こだまでしょうか 』 

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。

「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。

「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。

そうして、あとで
さみしくなって、

「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。

金子みすゞ



ここで幸せというのは、相手との関係性だということだと思います。
善い思いで相手に語ると相手からも善い言葉が返ってくる、
逆に負の思いで語ると、負の心が相手に伝わってしまうんです。

原理で学んだように、授受作用なのです。
善い心、すなわち本性で接すると本性で返ってくるわけです。
いかに相手の本性に伝わるかが、重要だと思います。


橘先生のセミナーは女性に視点を置いて、
女性だけに語られているものです。
しかし、私のような男性が聞いても、
女性を理解するという意味でも
とてもためになる内容だと思って、
紹介させていただきました。

そして、「結局は妻が問題だ」
そのように捉えるのではなく、
善い心を動機とすること、
そのことを念頭に置きながら、
妻と子供たちに接していかないといけないと思います。

明日に続きます。




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2017年03月29日

(証し) 息子が教会イベントに参加、教師に日記で紹介し、好反応?!



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伝道の証し。
今回は小学生の息子を通して、
伝道の道が開かれる証しです。


私は21歳の時にみ言に出会い、教会で献身的に歩みましたが、
29歳の時に親や親族から反対を受け、
教会と距離を置かざるを得ない状況となりました。

35歳の時に夫と出会い、結婚して二児の母となりました。

ところが結婚6年目に夫が脳梗塞で倒れ、
半身まひの後遺症を負う生活が始まりました。

夫との関係や子育てのことで悩み、大きな障壁にぶつかる中、
私は再び教会に戻るようになりました。

一方、夫は、大病をきっかけに某宗教を熱心に信仰するようになったため、
夫を家庭連合に関するイベントや集会に誘うことは難しくなりました。


そのような時、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長のメッセージ集
「天一国定着に向けた祝福家庭の姿勢」に触れるなかで、
家庭連合時代のみ言の一節に感動し、
「真の家庭を成そうとすれば、夫と一つにならなければ
先に進むことができない」と、心が動かされ決意したのです。

今年1月、真の父母様の御聖誕祝祭イベントが教会で開催されるのを知り、
私は小学6年の息子を誘って参加することを決意し、
その旨を夫に伝えました。

すると、息子が「お父さんも一緒に行ってみない?」と
夫を誘ってくれたのです。

頑な夫は「わしは、行かない」と拒否しながらも、
息子の参加には全く反対しませんでした。
今まで教会に対して否定的な態度を見せてきた夫ですが、
この時わずかに変化が生じたのを感じました。


息子は、低学年の時に同級生からいじめに遭い、とても悩みました。
その時自叙伝書写を勧めると、書写を実践するようになりました。

息子は次第に力を与えられ、「僕はいじめる子より、
いじめられる子の友達になりたい」と、前向きな気持ちに変わりました。

また日頃から、家庭連合に関する事をネットで調べていたようで、
「お母さんのやっている宗教は、ボランティアとかいろいろ良いことやってるね」と、
家庭連合を褒めていました。

後日、家庭連合主催の御聖誕祝祭に息子が初めて参加した後、
学校に提出した日記帳には、下記のように
息子の素直な思いが書き記してありました。


「自分は、社会科で韓国についての新聞を書いています。
自分の母は、ボランティア活動や文化交流などを行っている
『世界平和統一家庭連合』に入信しています。

キリスト教を主とした教えをといたのが、韓国人の方で、
その事もあって韓国の文化の入った宗教です。

そして今日、この宗教の教会でイベントがあるということなので、
行ってみることにしました。
この教会には、幅広い年齢の方がおられます。

はじめに、教会長さんの挨拶がありました。
日韓関係の事について話され、政治の難しさなども語られました。
初めから終わりまで、『日韓の文化交流を通して、一つになることが大切』
と言われました。

そのあと、韓国の民族舞踊や、歌、日韓関係についての活動報告や、
日本人と韓国人で結婚された方の講演を聞きました。
韓国をとても身近に知ることができて、楽しかったです。

その後、教会の方たちと共に韓国料理を食べました。
本場で生まれ育った人の作ったキムチは、とても辛かったです。
皆さん笑顔で楽しく交流できました」


この日記帳を読んだ担任の先生から
「人に会うということは、自分の視野を広げるということ。
自分の目で見たり、耳で聞いたりしたことを自分の頭で考えて、
自分の人としての幅を広げていってください。
お母さんは、いろいろな活動をしておられるんだね。
がんばっておられるね」
という素晴らしいコメントが返ってきたのです。

息子を通して先生に真の父母様を証しすることができたことに、
私は霊界からの協助を感じました。

今後も霊界からの協助をいただきながら、
夫復帰と学校の先生の伝道を進めていく決意をしています。
ありがとうございました。




息子さんが変わる姿を通して、
ご主人と学校の先生に
良い影響を与えています。

夫を導きたい切実な思いが、
息子さんを通して、働かれていることを感じます。

今は、実体を通して、
家庭連合の素晴らしさを証する時を迎えています。
私自身が、真の父母様に似る者となることを目指していくこと、
神様を中心とした四大心情圏を成すこと。。。
これが何よりも重要なのです。

『批判』はいくらでもできます。
でもだいたい、『私』や『私の家庭』を
棚に上げていないでしょうか。。。
日々、真の家庭になることを目指し、
真の父母様のごとくになることが問題だと思うのです。。。





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