2017年08月30日

「孝情(ヒョジョン)」って何?! 7種類の孝情1  《阿部先生のWeb礼拝》



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阿部先生のWeb説教「孝情の生活」より
抜粋して、紹介します。


真の父母様の孝情について学ぶ前に、日本における「親孝行」とは、
どのようなことを指して表現するのかを確認してみましょう。

「親孝行」を辞書で調べてみると、
「親を大切にし、真心をもってよく尽くすこと。
また、そのさまや、その人」となっています。

私たちの姿は親孝行と言えるのでしょうか?


ある生命保険会社が、20歳以上の男女1910人を対象に実施した
親孝行に関する調査結果(2012年8月)があります。

それによると、「あなたにとって一番の『親孝行』は何ですか」
との質問に対して1位は「心配させない」(19.6%)、
2位は「元気でいる」(18.6%)となり、
安心してもらうことが何よりの親孝行になっています。
3位に「会う」(13.7%)、4位に「長生きする」(12.9%)と続きます。

このような調査結果でしたが、皆さんが心がけている
親孝行・孝情とは何でしょうか?
様々な観点がありますが、ここでは7種類の孝情について紹介いたします。


第一の孝情は、「心配・迷惑をかけない孝情」です。

日本の親孝行に関する調査を見ると
「親を心配させない」ということが最も多かったようです。

父母は子女が誕生した瞬間から様々な心配をしながら見守り続けるものです。
子女の立場から見れば、誕生してから成長する過程において、
父母に心配をかけて迷惑をかけ続けてきたと表現することができます。

「心配かけないようになる」ということは
「一人前になる」ことの象徴と言うことができます。


第二の孝情は、「安心させる孝情」です。

心配をかけないことは、孝情の一つではありますが、
最高の孝情とは言えません。
独り立ちして心配をかけなくなったことや
自分のことはできるようになり迷惑をかけないことも大切なことですが、
さらに父母から信頼を勝ち取って
「安心させる孝情」という基準があります。

「しっかりと自分のことはやっている」「安心して任せることができる」
という父母から認められた子女になることです。


第三の孝情は、「感謝する孝情」です。

認めてもらう、安心してもらうという基準を土台に、
「父母に感謝を捧げる孝情」があります。

父母にとって嬉しいことは、子女から
「産んでくれてありがとう」「育ててくれてありがとう」
「お父さん、お母さんの子供として生まれてきて感謝しています」など、
感謝の言葉、お礼の言葉を伝えられた時ではないでしょうか。

父母の限りない「愛」を受けた子女は、
その愛に応えて「美」を返すことの代表が
「感謝の思いを表現する」ことです。

言葉だけではなく、表情、態度、行動で示すことができたら良いことです。


真の父母様のみ言を紹介いたします。

「人間が堕落することによって、
神様は自由に振る舞うことができなくなられました。

したがって、人類始祖も自由にできないように拘束され、
天使世界や数多くの宗教人、あらゆる人類も
また拘束圏内で生きるようになりました。
神様は拘束された方です。

息子、娘を失ってしまった父母、
孝子を失ってしまった父母の心を
解いてさしあげるためには、
本然の孝子以上に、あらゆる面で、
その十倍以上の誠意と努力を尽くして
孝行したとしても、
本然の心へと解放してさしあげることは
簡単ではないでしょう。

それでも、レバレンド・ムーンは、
早くから『神様を私の手で解放してさしあげよう!』
と決意して生きてきました。




「孝情」は、今の時のキーワードです。
お母様御自身も様々なイベントに「孝情」という文字を
必ずと言っていいほど、使っておられます。

9/7に行われる予定の祝福式も
「2017 天地人真の父母孝情天宙祝福式」です。

阿部先生は、7つに分けて、孝情に対しての
私たちの持つべき姿勢を語られています。

具体的には、み言にも紹介したように、
真の父母様が神様に孝行を尽くした、
それがすべての出発であり、原点です。

孝情の道を開いてくださった、真の父母様に感謝しつつ、
後半は明日、お伝えします。




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posted by ten1ko2 at 09:21 | Comment(0) | 信仰生活・信仰講座・礼拝説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする