鄭元周(チョンウォンジュ)総裁秘書室長の証し。
今回は、真の父母様が、北朝鮮に
劇的な訪問をした時の証しです。
☆
もう一つの証しを紹介します。
1990年12月のことです。
当時、真の父母様は、ハワイの地で
特別精誠を捧げておられました。
お父様は、「これから一週間、とても寒いところに行くので、
冬服を準備するように」と静かにおっしゃられ
ハワイで血と汗と涙の精誠を尽くされました。
お父様が「寒いところ」と言われたのは、
北朝鮮の平壌に行くことであることがわかりました。
私は、どのような予定なのか、全く知らぬまま
父母様とともに出発しました。
北京に到着し、北朝鮮から送られてきた専用機で、
出発するその日の朝、お父様はお母様の手を握り、
特別な祈祷を捧げられました。
お父様は命がけの北朝鮮訪問について
祈祷されたのです。
「神様!
今回、北朝鮮へ入ったら、
私たちは生きて帰ってこられるかどうかわかりません」
横で、そのお祈りを聞きながら、
本当に怖かったのを覚えています。
生きて帰ることができないかもしれない。。。
命がけの北朝鮮訪問をお父様は決断され、
愛するお母様の手を握り、専用機にお乗りになりました。
平壌に到着したこの日、
万寿台人民大会堂でみ言を語られました。
実は、北朝鮮からは、神様や宗教について
絶対に口に出さないように言われていました。
しかし、誰がお父様を阻むことができるでしょうか。
お父様はその場で、神様について、また主体思想について述べ、
「主体思想では、南北は統一できない!」と。
そして、神様のこと、頭翼思想について、語られました。
そこに参加していた随行員みな、
「あぁ、もうダメだ。
私たちは終わった・・」
そう思い、震えていました。
しかし、たった一人お母様は、
お父様の手を握られながら、
「お父様。
本当に良くおっしゃられましたね」
そのように激励されながら、
背中をたたかれたのでした。
☆
私は、真のお母様が真のお父様に対して、
絶対信仰と絶対愛で侍っていかれる生活を
間近で、見てきました。
特に、真のお父様が聖和された後、
摂理の重荷を両肩に背負いながら、
「命が尽きるまでに、天一国を必ずこの地に安着させます」
とおっしゃられ、お体に無理に無理を重ねられ、
『中断なき前進』を続けていらっしゃる、真のお母様の生涯は、
このような天の父母様に対して侍る生涯そのものです。
3年間、侍墓(シミョ)精誠を捧げ、
孝情を捧げて、全世界の希望になることを願われる、
お母様の生涯は、私たちが歩まなけばならない、
侍る精誠の見本だと思います。
(文責:ten1ko2)
☆
「南北統一は、真の愛でしなければならない」
そのように語られていた真のお父様。
当然、主体思想では統一できないし、
神様を中心にしなければならない、
ですから、堂々と神様のことを宣布された真のお父様でした。
そして、お母様は、ただお父様の横に
座っておられる方ではありませんでした。
お父様と全く同じ心情圏でおられたのです。
ですから、「お父様、よくおっしゃられました」
と激励の言葉をかけられたのだと思います。
今は、お母様が最前線に立っておられます。
以前から変わらない心情を持たれているがゆえに
『中断なき前進』と決意されているのだと感じます。
お父様もお母様も本当に、
生きた神様に侍っておられるのです。
明日、もう一回続きます。
※ このブログは、
あくまでも個人において、書いているものであり、
教会本部とは一切関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、ブログの記事においては
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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